HELLO (福山雅治の曲)
福山雅治の楽曲
「HELLO」(ハロー)は、福山雅治の楽曲。1995年2月6日にBMGビクター(現・Ariola Japan)より通算10作目のシングルとして発売された。
「HELLO」 | ||||
---|---|---|---|---|
福山雅治 の シングル | ||||
初出アルバム『M-COLLECTION 風をさがしてる』 | ||||
B面 |
| |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | ||||
レーベル | BMGビクター | |||
作詞・作曲 | 福山雅治 | |||
プロデュース | GOOFY MORI | |||
ゴールドディスク | ||||
| ||||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
福山雅治 シングル 年表 | ||||
| ||||
解説
編集本作から当時のJ-POPシングルとしては珍しかったマキシシングル(12cmシングル)で発売された。ジャケットは砂漠で一人自分の手を見つめながら佇む福山を写している。
前作『IT'S ONLY LOVE/SORRY BABY』に続き、オリコンシングルチャートで初登場1位を獲得し、1年ぶり2作連続でミリオンセラーとなった。オリコン集計でマキシシングルがミリオンヒットを記録したのは、本作が初めてとなった[注釈 1]。
その後オリコン累計売上枚数は約187万枚となり[5][6]、福山のシングルとしては2000年に発売した15thシングル『桜坂』に次ぐヒット作品になっている。
ジャケットには、写真家・植田正治が撮影した写真が使用された[7]。この出会いをきっかけに、福山は植田との交流を深めていくことになる。
なお、発売日の1995年2月6日は福山の26歳の誕生日。
収録曲
編集全作詞:福山雅治
- HELLO (4:03)
- 作曲:福山雅治 / 編曲:佐橋佳幸
- フジテレビ系水曜劇場『最高の片想い』主題歌。
- 題名の由来はデモを聞いたプロデューサーの息子が『HELLO』って言ってる気がすると言い最初からタイトルは『HELLO』となった。[8]
- 「HELLO」と言うフレーズは歌詞の中に一度も登場していない。
- ドラマのプロデューサー大多亮から「"片想い"をテーマに、アコースティック・ギターがジャカジャカ鳴っているR&Rな曲が欲しい」とリクエストされ、これまでに福山が学んできたものを全部つぎ込んで1曲作ってやろうという意気込みで制作したという[9]。自身のラジオ番組内で、ギター弾き語りの練習曲として「HELLO」を勧めたことがある。
- ミュージック・ビデオが制作されており、映像作品『FUKUYAMANIA』に収録されている。
- プロレスラーの黒潮TOKYOジャパン(元:黒潮"イケメン"二郎)が入場曲に使用している。黒潮は同曲を、フルコーラス目いっぱい時間をかけて入場を行うことが定番となっている[10]。2019年12月には、福山の『男性限定LIVE 野郎夜!! 6』の事前予告として黒潮とハリウッドザコシショウ(「誇張しすぎた福山雅治」というネタがある)のプロレスが挿入された[11]。
- オリジナル・アルバムには未収録で、ベスト・アルバム『M-COLLECTION 風をさがしてる』でアルバム初収録となった。1996年に放送された「24時間テレビ19」にてマラソンランナーの赤井英和の応援歌として歌唱された。[12]
- そのままで… (4:58)
- 作曲:福山雅治 / 編曲:小原礼
- 福山の作品の中では珍しく"雪"という言葉が出てくる曲である。
- Pa Pa Pa (3:37)
- 作曲・編曲:斎藤誠
- HELLO (オリジナル・カラオケ) (4:03)
- そのままで… (オリジナル・カラオケ) (4:58)
- Pa Pa Pa (オリジナル・カラオケ) (3:32)
ミュージシャン
編集
HELLO
|
そのままで…
Pa Pa Pa
|
収録アルバム
編集HELLO
- M-COLLECTION 風をさがしてる
- MAGNUM COLLECTION 1999 "Dear"
- Fukuyama Masaharu ANOTHER WORKS remixed by Piston Nishizawa (リミックスバージョン)
- THE BEST BANG!!
- 福の音
そのままで…
- M-COLLECTION 風をさがしてる
- fukuyama masaharu MAGNUM COLLECTION "SLOW" (new mix)
Pa Pa Pa
- M-COLLECTION 風をさがしてる
- Fukuyama Masaharu ANOTHER WORKS remixed by Piston Nishizawa (リミックスバージョン)
カバー
編集HELLO
脚注
編集注釈
編集- ^ ただし、日本レコード協会ではB'zが1989年に発売したミニ・アルバム『BAD COMMUNICATION』がシングル扱いになっており、こちらが12cmシングル初のミリオンセラー作品となっている。
出典
編集- ^ “福山雅治 / HELLO”. CDJournal. シーディージャーナル. 2020年9月6日閲覧。
- ^ 「4月度「ゴールド・アルバム」他認定作品」『The Record』第427号、日本レコード協会、1995年6月1日、5頁。
- ^ “ザテレビジョンドラマアカデミー賞:【第4回主題歌賞】「HELLO」福山雅治”. ザテレビジョン. KADOKAWA. 2020年9月6日閲覧。
- ^ “第10回日本ゴールドディスク大賞|THE GOLD DISC”. 日本レコード協会 (1996年). 2020年9月6日閲覧。
- ^ “福山雅治、11年ぶりベスト盤 20周年集大成で歴代ヒット曲網羅”. ORICON NEWS (オリコン). (2010年9月21日) 2020年9月6日閲覧。
- ^ “【音楽】今から20年前1995年の音楽シーンはミリオン23作品…CDが売れた時代”. MusicVoice (アイ・シー・アイ). (2015年1月12日) 2020年9月6日閲覧。
- ^ “福山雅治 Masaharu FukuyamaはInstagramを利用しています:「#植田正治 #SHOJIUEDA #HELLO #1994年 #DECEMBER #鳥取砂丘 #福山雅治 #PHOTOSTREAM #植田調 #UedaCho #France」”. 福山雅治 Official Instagram (2020年7月5日). 2020年9月6日閲覧。
- ^ “嵐にしやがれ”. 日本テレビ. 2024年10月7日閲覧。
- ^ a b 福山雅治『M-COLLECTION 風をさがしてる』(ライナーノーツ)福山雅治、BMGビクター、1995年。
- ^ “衝撃のラスト5秒 誇張しすぎた福山雅治 vs 黒潮“イケメン”二郎”. JASON RODMAN (東急エージェンシー) 2020年9月6日閲覧。
- ^ “ザコシも「マジかよ!?」福山雅治本人から誇張しすぎた福山雅治へ出演オファー”. お笑いナタリー (ナターシャ). (2019年12月10日) 2019年12月11日閲覧。
- ^ “24時間テレビ ED 1996”. YouTube. 2021年10月11日閲覧。
- ^ “阪本奨悟、映画「恋と嘘」主題歌で福山雅治「HELLO」カバー”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2017年7月24日) 2017年9月9日閲覧。
- ^ “本日公開の「映画クレしん」ひろしが福山雅治、みさえがMISIAの楽曲を熱唱”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2019年4月19日) 2019年5月11日閲覧。