日本対がん協会
公益財団法人日本対がん協会（にほんたいがんきょうかい、英: the Japan Cancer Society、JCS）は、1958年発足の公益財団法人である。
| 団体種類 | 公益財団法人 |
|---|---|
| 設立 | 1958年8月1日 |
| 所在地 |
東京都中央区銀座7丁目16-12 G－7ビルディング9階 |
| 法人番号 | 3010005015898 |
| 主要人物 | 垣添忠生（会長） |
| 活動地域 |
 日本 |
| 活動内容 | がん患者支援、がん知識の普及・啓発、検診施設の整備、がん調査研究への助成、がん検診の推進ほか |
| ウェブサイト |
www |
沿革
編集- 1957年：日本癌学会総会での提唱がきっかけとなり、朝日新聞社が創立80周年記念事業として支援を決定、設立準備始まる。
- 1958年8月1日：財団法人として設立。
- 1960年9月：最初の「がん征圧月間」。以後毎年9月に実施。
- 1968年：創立10周年。神奈川県小田原市で第1回「がん征圧全国大会」開催。第1回「日本対がん協会賞」授賞。
- 2001年：朝日新聞社の協力を得て「朝日がん大賞」（日本対がん協会賞の特別賞。副賞100万円）を創設、第1回「朝日がん大賞」授賞。
- 2001年1月1日：「日本対ガン協会」から「日本対がん協会」へ名称変更。
- 2006年：アメリカ合衆国で1985年に始められたがん患者支援イベント「リレー・フォー・ライフ」を、茨城県つくば市で初めて実施。
組織
編集- 会長：垣添忠生（元国立がんセンター 総長、日本テレビホールディングス株式会社・日本テレビ放送網株式会社社外取締役)
- 理事長：後藤尚雄 （朝日新聞社顧問）
- 役員 ：代表理事・会長1名、代表理事・理事長1名、常務理事3名、理事5名で、理事計10名。うち常務理事1名が常勤・業務執行理事。
- 監事 ：清水隆（朝日新聞社執行役員財務担当兼財務本部長）、杉浦文彦(公認会計士）
- 評議員：アグネス・チャン ら14名
- 顧問：秋山耿太郎 （日本対がん協会前理事長）、武藤徹一郎 （がん研有明病院メディカルディレクター・名誉院長）[2]
- 東京を除く46道府県に「日本対がん協会グループ支部」を構成する提携団体[3]を有する。
- 所在地：東京都中央区銀座7-16-12 G－7ビルディング9階
事業
編集ラジオ番組
編集ラジオ番組・中継内での各種情報（終了した番組・中継を含みます）は、CDなどでの販売や公式なアーカイブなど常に参照可能な状態のネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
| Changeの瞬間 〜がんサバイバーストーリー〜 | |
|---|---|
| ジャンル | トーク番組 |
| 放送方式 | 収録 |
| 放送期間 | 2020年4月5日 - |
| 放送時間 | 日曜 8:10 - 8:25 (15分) |
| 放送局 | 朝日放送ラジオ |
| パーソナリティ | 八木早希 |
| 出演 | 回代わり |
| 提供 |
小野薬品工業 日本対がん協会 |
| 公式サイト | 公式サイト |
『Changeの瞬間 〜がんサバイバーストーリー〜』（チェンジのとき がんサバイバーストーリー）は、朝日放送ラジオ（ABCラジオ）が制作・放送・配信している、がんとの向き合い方をテーマにしたトーク番組である。日本対がん協会が提供・協力・監修している[5]。2020年4月5日放送開始。パーソナリティは八木早希。
がんの「予防・検診の推進」「患者や家族の支援」「正しい知識の普及」を番組のコンセプトとしている[5]。各界のがんサバイバー[注 1]をゲストに招き、診断や治療の経緯やがんと向き合った気持ちなどを八木との対談で明らかにして、生涯に「二人に一人」が罹患するとされる[7]がんと向き合う生き方を学び考える。
放送時間・ネット局
編集出演者
編集3回目以降を除き2週連続（2回）の出演となっている（氏名の後の×印は出演後に他界）。「サバイバー家族」として物故者の家族も出演している。過去の放送は一部を除きYouTubeで配信されている[8]。
2020年
編集2021年
編集2022年
編集2023年
編集2024年
編集特別番組
編集2023年10月29日（日曜日）16:00 - 17:00には、ABCラジオ月 - 木曜午前のワイド番組で、土曜午前のワイド番組から移行した2009年7月より毎月最終水曜日に乳がん検診啓発コーナー「ピンクなエミ」[注 5]を設けている『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』との合同特番『ドッキリ!ハッキリ!Changeの瞬間です』を関西ローカルで放送。スタジオ進行は三代澤康司（ABC出身のフリーアナウンサー）と八木で、前半は両者ともがんサバイバーである中川恵一（東京大学大学院がん専門医）と麻木久仁子（タレント）をパネラーに迎えた『Changeの瞬間』の公開収録の模様を放送。後半はスタジオゲストに小川恵理子（タレント[注 6]）を迎え、小川が2023年夏に手術した乳がんについてのトークを展開した[注 7]。
| ABCラジオ 日曜 8:10 - 8:25 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
?
|
Changeの瞬間 〜がんサバイバーストーリー〜
（2020年4月5日 - ） |
-
|
脚注
編集注釈
編集- ^ がんサバイバーとは、「がんが治癒した人だけを意味するのではなく、 がんの診断を受けた時から死を迎えるまでの全ての段階にある人」と定義されており、「生存者」というより 「がん経験者」という方が的確であるとされている[6]。
- ^ 前日ネット（2021年4月から）。2021年3月までは同日ネット。
- ^ 2020年4月5日から6月28日までは日曜7:03 - 7:18『プレシャスサンデー』内。2020年7月5日から2021年3月28日までは単独番組として日曜9:45 - 10:00。
- ^ a b 動画配信なし
- ^ 初代水曜パートナーの牧野エミ（女優）が、以前の担当番組『歌謡大全集』から引き続き進行。2012年11月に乳がんが転移した他臓器のがんにより牧野が他界後も継続。
- ^ 三代澤の大阪市立大学の後輩で、2021年秋の『桑原征平粋も甘いも』降板までABCラジオの番組に長らくレギュラー出演。
- ^ 特番放送4日前の「ピンクなエミ」では、尺の都合でカットされた小川のトーク（乳頭の再建について）を本編に先立って放送した。
出典
編集- ^ 公益財団法人 日本対がん協会 定款
- ^ 対がん協会について - 理事・評議員・顧問
- ^ グループ提携団体紹介
- ^ 主な活動
- ^ a b “4月からラジオ番組「がんサバイバーストーリー」提供 小野薬品”. 医薬通信社. 2023年3月23日閲覧。
- ^ 伊藤稔 (2021年3月). “がんサバイバーにおける疾病との共生”. 政策研ニュースNo.62. 医薬産業政策研究所. 2023年2月23日閲覧。
- ^ “最新がん統計”. 国立がん研究センター. 2023年3月23日閲覧。
- ^ “ラジオ「Changeの瞬間～がんサバイバーストーリー」好評放送中 【随時更新】”. 日本対がん協会. 2023年4月15日閲覧。
- ^ 矢方美紀 [@m6k29miki] (2020年4月4日). "【出演情報】". X（旧Twitter）より2023年3月21日閲覧。
- ^ “麻木久仁子 ABCラジオ「Changeの瞬間（とき）」6月28日、7月5日出演”. 株式会社パールダッシュ (2020年6月25日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ 吉井怜 [@rei318] (2020年10月10日). "先週に続きまして". X（旧Twitter）より2023年3月21日閲覧。
- ^ 笠井信輔 (2021年2月6日). “見るラジオ ❣️”. 笠井信輔オフィシャルブログ. Amebaブログ. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “朝日放送ラジオ「Changeの瞬間（とき）～がんサバイバーストーリー」に出演いたします”. プロゴルファー中溝裕子 オフィシャルサイト. 2023年3月21日閲覧。
- ^ 小栗 香織 [@kaori.os_official] (2021年9月25日). "明日26日日曜日". Instagramより2023年3月21日閲覧。
- ^ “ラジオ「Changeの瞬間～がんサバイバーストーリー」出演”. 株式会社ジャパン・ミュージックエンターテインメント (2021年10月29日). 2023年3月23日閲覧。
- ^ エイキミナコ (2020年3月28日). “ラジオ 『Changeの瞬間~ がんサバイバーストーリー』出演させていただきました！”. ライオン*ダイアリー. Amebaブログ. 2023年3月21日閲覧。
- ^ 小林香織 (2022年7月16日). “ラジオ出演情報”. ドラマー小林香織オフィシャ ルブログ 「KAO-RHYTHM」. Amebaブログ. 2023年3月21日閲覧。
- ^ 園田マイコ (2022年12月28日). “ラジオ番組に”. 園田マイコ オフィシャルブログ「マイコの HAPPY TALK」. Amebaブログ. 2023年3月21日閲覧。
- ^ “ラジオ出演情報”. baby*planet (2023年3月13日). 2023年3月21日閲覧。
- ^ 近藤明美 [@kon_akemi] (2023年4月6日). "昨日はラジオ収録という". X（旧Twitter）より2023年5月14日閲覧。
関連項目
編集- がんサバイバーシップ - がんサバイバーを取り巻く社会概念
外部リンク
編集- 公益財団法人日本対がん協会
- 日本対がん協会 (@jcancerjp) - X（旧Twitter）
- 日本対がん協会 (JapanCancerSociety) - Facebook
- 日本対がん協会 - YouTubeチャンネル
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