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1938年の野球(1938ねんのやきゅう)では、1938年野球界における動向をまとめる。

競技結果

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日本プロ野球

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ペナントレース

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春季
順位 球団 勝率
優勝 大阪タイガース 29 6 0 .829 -
2位 東京巨人軍 24 11 0 .686 5.0
3位 阪急軍 21 13 1 .618 7.5
4位 イーグルス 18 15 2 .545 10.0
5位 東京セネタース 13 21 1 .382 15.5
6位 名古屋金鯱軍 13 22 0 .371 16.0
7位 名古屋軍 11 24 0 .314 18.0
8位 ライオン軍 9 26 0 .257 20.0
秋季
順位 球団 勝率
優勝 東京巨人軍 30 9 1 .769 -
2位 大阪タイガース 27 13 0 .675 3.5
3位 阪急軍 21 17 2 .553 8.5
4位 名古屋軍 19 18 3 .514 10.0
5位 東京セネタース 19 20 1 .487 11.0
ライオン軍 19 20 1 .487 11.0
7位 イーグルス 15 20 5 .429 13.0
8位 南海軍 11 26 3 .297 18.0
9位 名古屋金鯱軍 11 29 0 .275 19.5

個人タイトル

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春季
タイトル 選手 球団 成績
最優秀選手 苅田久徳 東京セネタース  
首位打者 中島治康 巨人 .345
本塁打王 B.ハリス イーグルス 6本
打点王 景浦將 大阪 31点
盗塁王 江口行男 金鯱 14個
最優秀防御率 西村幸生 大阪 1.52
最多勝利 スタルヒン 巨人 14勝
最多奪三振 亀田忠 イーグルス 137個
最高勝率 御園生崇男 大阪 .909
秋季
タイトル 選手 球団 成績
最優秀選手 中島治康 巨人  
首位打者 中島治康 巨人 .361
本塁打王 中島治康 巨人 10本
打点王 中島治康 巨人 38点
盗塁王 佐々木常助 金鯱 20個
最優秀防御率 スタルヒン 巨人 1.05
最多勝利 スタルヒン 巨人 19勝
最多奪三振 スタルヒン 巨人 146個
最高勝率 スタルヒン 巨人 .905

ベストナイン

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この年は選出なし

社会人野球

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藤倉電線東京市)4-1 全京城(京城府

東京大学野球

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  • 春 - 早明の優勝決定戦により、明大が優勝。
  • 秋 - 明大が7勝2敗1分で前年春から4連覇を達成。

中等野球

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メジャーリーグ

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できごと

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  • 11月12日 - 東京巨人軍対金鯱戦(後楽園)で巨人が勝利し、巨人の秋季に於ける優勝が決定。
  • 11月16日 - イーグルス対大阪戦において、日本プロ野球史上初の打順間違いが起きる(参照[12]
  • 11月17日 - 巨人の中島治康が日本プロ野球史上初の打撃部門のタイトル三冠王を達成するが、当時は三冠王の認識がなく、1965年9月30日のプロ野球実行委員会において三冠王に認定されている[13]
  • 11月26日 - タイガース対巨人の年度優勝決定戦第1戦で、審判の判定に不服を持った巨人・藤本定義監督とバットを手にした三原脩が、試合後に抗議のために審判室に押しかけ、後日、出場停止処分と罰金処分を受ける。三原はこの処分を不服として、閉幕後に巨人を退団。
  • 12月2日 - 大阪タイガースが年度優勝決定戦で東京巨人軍に4連勝して年度優勝を決める。
    • 第1試合(11月26日)大阪タイガース 3-2 東京巨人軍(甲子園)
    • 第2試合(11月27日)大阪タイガース 5-4 東京巨人軍(甲子園)
    • 第3試合(12月1日)大阪タイガース 5-3 東京巨人軍(後楽園)
    • 第4試合(12月2日)大阪タイガース 4-2 東京巨人軍(後楽園)

誕生

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死去

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脚注

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  1. ^ a b 岸野雄三 ほか『近代体育スポーツ年表 1800→1997』大修館書店、1999年、168-169頁。ISBN 4469264083 
  2. ^ a b 南海ホークス 編『南海ホークス四十年史』南海ホークス、1978年、54頁。 
  3. ^ 宇佐美徹也『日本プロ野球記録大鑑』講談社、1993年、724頁。ISBN 4062061082 
  4. ^ 宇佐美徹也 1993, p. 634.
  5. ^ a b 宇佐美徹也 1993, p. 637.
  6. ^ ホークス四十年史 1978, p. 84.
  7. ^ ホークス四十年史 1978, p. 85.
  8. ^ 宇佐美徹也 1993, pp. 534–535.
  9. ^ 8安打17残塁、押し出し1。
  10. ^ 宇佐美徹也 1993, p. 692.
  11. ^ 宇佐美徹也 1993, p. 430.
  12. ^ 宇佐美徹也 1993, p. 501.
  13. ^ 週刊ベースボール』、ベースボール・マガジン社、2011年11月21日、52頁。