隣の八重ちゃん
『隣の八重ちゃん』(となりのやえちゃん)は、1934年(昭和9年)公開の島津保次郎監督による日本映画。松竹のトーキー初期の映画。東京郊外[1]に住む中産階級の2家族の交流を描いた作品で、蒲田調と呼ばれた小市民映画(庶民の日常を描いた作品群で昭和初期に流行)のひとつ[2]。ホームドラマの元祖的作品とも言われる[3]。
隣の八重ちゃん | |
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逢初夢子(左)、高杉早苗(右) | |
監督 | 島津保次郎 |
脚本 | 島津保次郎 |
原作 | 島津保次郎 |
出演者 | 逢初夢子 |
撮影 | 桑原昴 |
製作会社 | 松竹蒲田撮影所 |
配給 | 松竹キネマ |
公開 | 1934年6月28日 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
ストーリー
編集高校生の八重子は隣の家の東大生[4]の恵太郎と高校生の精二兄弟と仲がよく、いつも一緒にすごしていた。そこへ八重子の姉・京子が嫁ぎ先から出戻ってくる。が、その京子が恵太郎に興味を示し始める。