長い夜 (シカゴの曲)
「長い夜」(原題: 25 or 6 to 4)は、ロバート・ラムがシカゴのために書いた曲である。2枚目のアルバム『シカゴ』(1970年)向けに録音され、ピーター・セテラがリード・ボーカルを務めた。
「長い夜」 | |||||||||||||||||
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シカゴ の シングル | |||||||||||||||||
初出アルバム『シカゴ』 | |||||||||||||||||
B面 | 約束の地へ | ||||||||||||||||
リリース | |||||||||||||||||
規格 | 7インチ・シングル | ||||||||||||||||
録音 | 1969年8月 | ||||||||||||||||
ジャンル | ハードロック | ||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||
レーベル | コロムビア・レコード | ||||||||||||||||
作詞・作曲 | ロバート・ラム | ||||||||||||||||
プロデュース | ジェイムズ・ウィリアム・ガルシオ | ||||||||||||||||
シカゴ シングル 年表 | |||||||||||||||||
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解説
編集曲は編集された上でその年の6月にシングルとして発売され、アメリカのビルボード Hot 100チャートにおいて4位に、イギリスのシングルチャートで7位に上り詰めた。この録音にはギタリストであるテリー・キャスのワウペダルを利用したエレクトリックギターが収録されており、シカゴのコンピレーション・アルバムの多くに収録されてきた。
シカゴのファンは曲の意味を論争してきた。発売されたとき、歌詞の内容がドラッグに関連しているという考察があった。しかし、同じ事は1960年代後半から1970年代前半にかけての多くの曲で言われてきたことであり、噂の大部分は歴史とともに消え去った。[2]ラム自身は曲の題名について、「ただ時間について言っているだけ」で、「これは曲を作っているときについての曲だ。神秘的ではない。」としている[3]。 話の中で出てくる時間は午前4時の25~6分前[3]、つまり午前3時35分(もしくは午前3時34分)である。ロバート・ラムは真夜中に曲を書いていて、時計を見たら、4時の25分から26分前だったという[4][5]。ただし、違法ドラッグや有名人のことを指しているという俗説も根強い[6]。
日本では1970年当時、日本独自に編集されたバージョンがシングル化されていた。この日本独自編集盤と同様に編集された音源は、2021年に日本で発売されたベスト・アルバム『ジャパニーズ・シングル・コレクション -グレイテスト・ヒッツ-』で世界初CD化された[7]。
70年の曲とは異なる、80年代の「長い夜」が1986年のアルバム『シカゴ18』向けに録音され、ジェームス・パンコウが共同作曲者として記載された。86年のシングルはUSチャートで48位を記録。この録音は1988年のシングル「ホワット・カインド・オブ・マン」のB面にも収録された。
カバー曲
編集この曲は複数のアーティストによってカバーされてきた。その中にはヴィンス・ニール、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、ブルース・フォクストンらが含まれる。
2005年、ジョナサン・クールトンは「When I'm 25 or 64」という曲を作った。これは「25 or 6 to 4」とビートルズの曲「When I'm 64」とのマッシュアップである。[8]
脚注
編集- ^ 45cat - Chicago - 25 Or 6 To 4 / Where Do We Go From Here - Columbia - USA - 4-45194
- ^ “What does the Chicago lyric "25 or 6 to 4" mean?”. The Straight Dope. 2007年5月10日閲覧。
- ^ a b “Chicago History, Chapter VI”. Official Site of Chicago the Band. 16 May 2010時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月7日閲覧。
- ^ Lamm, Robert (15 June 2009). "Chicago Comes to Agganis". BU Today (Interview). Interviewed by Devon Maloney. Boston University. 2017年2月13日閲覧。
It's a reference to time. It's a song about writing the song, and I looked at my watch while I was writing and it was 25 minutes to four in the morning, or maybe 26.
- ^ History of Chicago (television documentary). CNN. 2016年12月30日閲覧。
'25 or 6 to 4' indicates the time in the morning, 25 minutes to 4 a.m.
- ^ “What does the Chicago lyric "25 or 6 to 4" mean?”. The Straight Dope (October 18, 2000). October 20, 2015閲覧。
- ^ Chicago(シカゴ)|日本でリリースされたシングルとミュージック・ビデオを収録した日本独自企画2CD+DVDの3枚組ヒット・シングル集、TOWER RECORDS ONLINE、2021年8月10日。
- ^ “Things a Week 10”. Jonathan Coulton Blog Archive. 2017年2月25日閲覧。