第92回全国高等学校ラグビーフットボール大会
第92回全国高等学校ラグビーフットボール大会は、2012年(平成24年)12月27日から2013年(平成25年)1月7日まで近鉄花園ラグビー場にて開催された全国高校ラグビー大会である。平成24年度全国高等学校総合体育大会を兼ねて開催。優勝は大阪府の常翔学園高校(5回目)。
第92回全国高等学校ラグビーフットボール大会 | |||
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開催国 | 日本 | ||
試合日程 | 2012年(平成24年)12月27日 - 2013年(平成25年)1月7日 | ||
出場校 | 51校 | ||
優勝校 | 常翔学園高校(17年ぶり5回目) | ||
準優勝校 | 御所実業高校 | ||
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概要
編集- 今大会ではジャルジャルとNMB48のメンバーが大会ポスターに起用された[1]。
- 4連覇を狙った東福岡は準々決勝で敗退。ベスト4以上の連続記録も6で止まった(次大会以降、ベスト4以上の連続記録を継続中)。
日程
編集出場校
編集- ※シード校については、校名の後ろに(A)、(B)と記載。
- 東北
- 青森県代表 - 青森北(2年連続14回目)
- 岩手県代表 - 黒沢尻北(7年ぶり3回目)
- 宮城県代表 - 仙台育英(17年連続19回目)
- 秋田県代表 - 秋田工(2年ぶり64回目) (A)
- 山形県代表 - 山形中央(15年連続21回目)
- 福島県代表 - 平工(4年ぶり13回目)
- 関東
- 茨城県代表 - 茗溪学園(3年ぶり18回目)(B)
- 栃木県代表 - 國學院栃木(13年連続18回目)
- 群馬県代表 - 太田(初出場)
- 埼玉県代表 - 深谷(5年連続6回目)(B)
- 千葉県代表 - 流通経済大柏(18年連続20回目)(B)
- 東京都第一代表 - 國學院久我山(22年連続38回目)(B)
- 東京都第二代表 - 東京(2年連続9回目)
- 神奈川県代表 - 桐蔭学園(8年連続12回目)(B)
- 山梨県代表 - 日川(7年連続42回目)
- 北信越
- 新潟県代表 - 新潟工(9年連続37回目)
- 長野県代表 - 岡谷工(2年ぶり25回目)
- 富山県代表 - 富山第一(2年連続7回目)
- 石川県代表 - 日本航空石川(8年連続8回目)
- 福井県代表 - 若狭東(2年連続26回目)
- 東海
- 近畿
- 滋賀県代表 - 光泉(2年連続4回目)
- 京都府代表 - 伏見工(2年ぶり19回目)(B)
- 大阪府第一代表 - 常翔学園(2年連続33回目)(A)
- 大阪府第二代表 - 大阪朝鮮(4年連続7回目)(B)
- 大阪府第三代表 - 大阪桐蔭(2年ぶり7回目)
- 兵庫県代表 - 報徳学園(3年ぶり39回目)(B)
- 奈良県代表 - 御所実(5年連続8回目)(B)
- 和歌山県代表 - 和歌山工(4年連続20回目)
- 中国
- 鳥取県代表 - 倉吉総合産(2年ぶり3回目)[2]
- 島根県代表 - 石見智翠館(22年連続22回目)(B)
- 岡山県代表 - 倉敷工(2年ぶり3回目)
- 広島県代表 - 尾道(6年連続7回目)
- 山口県代表 - 萩商工(11年連続19回目)
- 四国
- 九州・沖縄
試合結果
編集1回戦
編集2012年12月27日 12:00 | 坂出工 | 7-70 | (0−41) | 遠軽 | 第1グラウンド |
2012年12月27日 13:15 | 土佐塾 | 0-93 | (0−50) | 國學院栃木 | 第1グラウンド |
2012年12月27日 12:00 | 尾道 | 31-7 | (19−0) | 岡谷工 | 第2グラウンド |
2012年12月27日 13:15 | 荒尾 | 43-7 | (17−7) | 富山第一 | 第2グラウンド |
2012年12月27日 12:00 | 倉敷工 | 7-78 | (0−38) | 日川 | 第3グラウンド |
2012年12月27日 13:15 | コザ | 35-21 | (13−0) | 関商工 | 第3グラウンド |
2012年12月27日 14:30 | 高鍋 | 22-19 | (12−0) | 朝明 | 第3グラウンド |
2012年12月27日 14:30 | 長崎南山 | 34-14 | (5−7) | 札幌山の手 | 第2グラウンド |
2012年12月28日 11:15 | 鹿児島実 | 12-17 | (0−12) | 新潟工 | 第1グラウンド |
2012年12月28日 10:00 | 萩商工 | 19-12 | (14−0) | 黒沢尻北 | 第3グラウンド |
2012年12月28日 11:15 | 佐賀工 | 38-12 | (12−5) | 仙台育英 | 第3グラウンド |
2012年12月28日 10:00 | 貞光工 | 12-36 | (7−12) | 日本航空石川 | 第2グラウンド |
2012年12月28日 11:15 | 和歌山工 | 12-15 | (0−10) | 平工 | 第2グラウンド |
2012年12月28日 12:30 | 大阪桐蔭 | 29-15 | (7−10) | 青森北 | 第2グラウンド |
2012年12月28日 12:30 | 三島 | 5-43 | (5−17) | 東京 | 第1グラウンド |
2012年12月27日 13:45 | 大分舞鶴 | 14-20 | (14−0) | 東海大翔洋 | 第1グラウンド |
2012年12月28日 12:30 | 倉吉総合産 | 0-100 | (0−36) | 西陵 | 第3グラウンド |
2012年12月28日 13:45 | 光泉 | 36-8 | (12−3) | 太田 | 第3グラウンド |
2012年12月28日 13:45 | 若狭東 | 45-0 | (19−0) | 山形中央 | 第2グラウンド |
2回戦
編集2012年12月30日 15:15 | 東福岡 | 102-0 | (59−0) | 遠軽 | 第3グラウンド |
2012年12月30日 14:00 | 國學院栃木 | 0-17 | (0−10) | 尾道 | 第3グラウンド |
2012年12月30日 12:45 | 伏見工 | 34-0 | (27−0) | 荒尾 | 第3グラウンド |
2012年12月30日 11:30 | 日川 | 10-14 | (3−7) | 深谷 | 第3グラウンド |
2012年12月30日 10:15 | 大阪朝鮮 | 45-3 | (19−3) | コザ | 第3グラウンド |
2012年12月30日 14:30 | 高鍋 | 5-57 | (0−22) | 茗溪学園 | 第2グラウンド |
2012年12月30日 13:15 | 石見智翠館 | 26-26[4] | (5−7) | 長崎南山 | 第2グラウンド |
2012年12月30日 12:30 | 新潟工 | 0-46 | (0−15) | 流通経済大柏 | 第2グラウンド |
2012年12月30日 10:45 | 常翔学園 | 70-0 | (50−0) | 萩商工 | 第2グラウンド |
2012年12月30日 | 9:30佐賀工 | 28-0 | (7−0) | 日本航空石川 | 第2グラウンド |
2012年12月30日 14:30 | 報徳学園 | 44-0 | (22−0) | 平工 | 第1グラウンド |
2012年12月30日 13:15 | 大阪桐蔭 | 17-21 | (5−7) | 國學院久我山 | 第1グラウンド |
2012年12月30日 | 9:00御所実 | 10-5 | (10−5) | 東京 | 第3グラウンド |
2012年12月30日 12:00 | 東海大翔洋 | 7-62 | (0−36) | 桐蔭学園 | 第1グラウンド |
2012年12月30日 10:45 | 西陵 | 24-10 | (14−0) | 光泉 | 第1グラウンド |
2012年12月30日 | 9:00若狭東 | 0-48 | (0−26) | 秋田工 | 第1グラウンド |
3回戦
編集2013年1月1日 10:30 | 東福岡 | 21-20 | (14−15) | 尾道 | 第3グラウンド |
2013年1月1日 10:30 | 伏見工 | 23-19 | (5−5) | 深谷 | 第1グラウンド |
2013年1月1日 11:50 | 大阪朝鮮 | 24-37 | (19-24) | 茗溪学園 | 第1グラウンド |
2013年1月1日 13:10 | 石見智翠館 | 31-5 | (10−0) | 流通経済大柏 | 第1グラウンド |
2013年1月1日 14:30 | 常翔学園 | 48-0 | (29−0) | 佐賀工 | 第1グラウンド |
2013年1月1日 11:50 | 報徳学園 | 11-29 | (6−12) | 國學院久我山 | 第3グラウンド |
2013年1月1日 13:10 | 御所実 | 27-17 | (12−5) | 桐蔭学園 | 第3グラウンド |
2013年1月1日 14:30 | 西陵 | 6-66 | (6−32) | 秋田工 | 第3グラウンド |
準々決勝
編集2013年1月3日 10:30 | 國學院久我山 | 29-12 | (19−0) | 石見智翠館 | 第1グラウンド |
2013年1月3日 11:50 | 東福岡 | 24-31 | (24−5) | 茗溪学園 | 第1グラウンド |
2013年1月3日 13:10 | 常翔学園 | 27-26 | (12−12) | 伏見工 | 第1グラウンド |
2013年1月3日 14:30 | 御所実 | 17-12 | (7−7) | 秋田工 | 第1グラウンド |
準決勝
編集2013年1月5日 13:00 | 國學院久我山 | 0-57 | (0−26) | 常翔学園 | 第1グラウンド |
2013年1月5日 14:25 | 御所実 | 48-17 | (15−7) | 茗溪学園 | 第1グラウンド |
決勝
編集2013年 14:00 |
1月 7日常翔学園 | 17-14 (10-7) |
御所実 | 第1グラウンド 観客数: 10,000人 レフリー: 松岡辰也 |
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トライ: 3 コンバート: 1[注釈 1] PK: 0 ドロップ: 0 |
詳細 日本ラグビーフットボール協会 2013年1月7日 | トライ: 2 コンバート: 2[注釈 2] PK: 0 ドロップ: 0 |
常翔学園 | |||
FW | 1 | 岡留範明 | |
FW | 2 | 大平悠稀 | |
FW | 3 | 海士広大 | |
FW | 4 | 山田有樹 | |
FW | 5 | 高本大志 | 前半6分 |
FW | 6 | 岡居錦 | |
FW | 7 | 伊坂雄基 | 後半0分 |
FW | 8 | 桶谷宗汰 | |
HB | 9 | 岡田章典 | 後半0分 |
HB | 10 | 後藤大輔 | 前半1' |
TB | 11 | 野崎翼 | 前半5' |
TB | 12 | 木下亮太 | 後半7分 |
TB | 13 | 中西映都 | |
TB | 14 | 松井千士 | 後半21' |
FB | 15 | 重一生 | |
リザーブ: | |||
16 | 松岡啓太 | ||
17 | 濱上宗眞 | 後半0分 | |
18 | 三井利晃 | 前半18分 | |
19 | 高島理久也 | ||
20 | 南翔大 | ||
21 | 坂本泰敏 | 後半0分 | |
22 | 日高将吾 | ||
23 | 佐々木周平 | 後半7分 | |
24 | 別府太一 | ||
25 | 冨田光紀 | ||
監督 | |||
野上友一 |
御所実 | |||
FW | 1 | 古川太揮 | |
FW | 2 | 竹井勇二 | |
FW | 3 | 藤田拓哉 | |
FW | 4 | 桐山大輝 | |
FW | 5 | 下涼真 | |
FW | 6 | 立花拡聖 | 前半22' 後半6' |
FW | 7 | 中川将弥 | |
FW | 8 | 平澤馨 | |
HB | 9 | 柏原拓人 | |
HB | 10 | 福沢遼 | |
TB | 11 | 竹山晃暉 | |
TB | 12 | 矢澤巧久留 | 前半14分 |
TB | 13 | 坪井宏樹 | |
TB | 14 | 木下翔太 | 前半14分 |
FB | 15 | 和田源太 | |
リザーブ: | |||
16 | 宮崎大輔 | ||
17 | 菅原貴人 | ||
18 | 矢澤蒼 | ||
19 | 田中佑磨 | ||
20 | 新宅魁伍 | 前半14分 | |
21 | 坂本英人 | 前半14分 | |
22 | 木村悠人 | ||
23 | 池幡一生 | ||
24 | 早稲田龍 | ||
25 | 吉川浩貴 | ||
監督 | |||
竹田寛行 |
※赤字は、優勝校もしくは得点が高いことを示す。また、脚注の( )内の分数はキックの成功率、[ ]内の自然数は当該選手の背番号を示す。
全国高等学校ラグビーフットボール大会 第92回大会 優勝 |
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常翔学園 17年振り5回目 |
関連試合
編集U18花園女子セブンズ~花園からオリンピックへ~
編集- 高校3年生以下の女性選手を40人に選抜してそれぞれ20人ずつをハイパフォーマンスの部と普及の部の2つに分けて、それぞれ東西2チーム作って、試合を実施された。
- 2012年12月27日 花園ラグビー場 第1グラウンド
- 第1試合(普及の部)11:10開始 結果 東軍 21-17 西軍
- 第2試合(ハイパフォーマンスの部)11:35開始 結果 東軍 19-10 西軍
第5回U18合同チーム東西対抗戦~もうひとつの花園~
編集- 今大会では第8回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会に出場した選手を50人選抜して、東西2チームにそれぞれ25人に分けて試合が実施された。
2013年1月7日 花園ラグビー場 第1グラウンド 12:30開始試合結果西軍 64-7東軍
記録
編集- 西陵、東福岡がそれぞれ2度目の100点試合での勝利を記録。2度目の100点試合勝利達成は常翔学園についで、史上2、3校目。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 第92回全国高校ラグビー大会
- ^ 前身の倉吉工の2回の出場回数は含まず。
- ^ 内海正樹 (2012年11月23日). “30年ぶり両校優勝 荒尾が抽選で花園出場”. 熊本日日新聞. オリジナルの2012年11月24日時点におけるアーカイブ。 2012年11月24日閲覧. "決勝戦で熊本西と対戦、前後半を終え17-17で終了した。その後の抽選で荒尾が全国大会への出場権を獲得した。"
- ^ 抽選で石見智翠館が3回戦進出。
関連項目
編集共に大会ポスターに起用され、ハイライト番組に出演した。