矢川駅

東京都国立市にある東日本旅客鉄道の駅

矢川駅(やがわえき)は、東京都国立市大字石田鶉久保にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線である。駅番号JN 24

矢川駅
駅舎(2019年9月)
やがわ
Yagawa
JN 23 谷保 (1.4 km)
(1.3 km) 西国立 JN 25
地図
所在地 東京都国立市大字石田鶉久保660
北緯35度41分5.9秒 東経139度25分55.6秒 / 北緯35.684972度 東経139.432111度 / 35.684972; 139.432111座標: 北緯35度41分5.9秒 東経139度25分55.6秒 / 北緯35.684972度 東経139.432111度 / 35.684972; 139.432111
駅番号 JN24
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 南武線
キロ程 33.0 km(川崎起点)
電報略号 ヤカ←ヤカハ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
8,007人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1932年昭和7年)5月20日[1]
備考
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南口(2019年9月)

歴史

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駅名の由来

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駅名は、近くを流れる「矢川」と言う名の小川に由来する。

矢川の名は江戸時代以前からあり、古くは谷川とも記されていた。由来は、江戸時代手習師匠が著した『谷保案内』の中で、この川のことを 「古き池こそ諏訪の淵、三家に久保に橋場こそ、流れもはやき矢川とや…(流れが早いので弓から放たれた矢のような川である)」と詠んでおり、これが矢川の名の起こりと言われる。

駅構造

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島式ホーム1面2線を有する地上駅で、ホーム谷保方上空に橋上駅舎を有している。ホームは二つの踏切に挟まれている。

ホーム幅は他駅に比べかなり狭隘でKIOSK等の売店も無い。2010年平成22年)1月頃より約2年工期で新駅舎建設工事を開始。新駅舎は現駅舎よりも立川駅寄りに建設された。これにより、エレベーターとエスカレーターの使用が開始された。従来の駅舎の駅長室は南側にあったが、新駅舎になってからは北側に移動した。しかし、ホーム番線は変更されなかったため番線付番ルール(原則として駅長室に最も近いホームから順に付番する)と相違することになった。

立川統括センター管理の業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)。但し、お客さまサポートコールシステムが導入されており、一部時間帯を除き遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。また、自動券売機・多機能券売機[2]指定席券売機[2]自動改札機が設置されている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   南武線 下り 西国立立川方面
2 上り 府中本町登戸川崎方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員8,007人である。

1990年度(平成2年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 5,315 [* 1]
1991年(平成03年) 5,626 [* 2]
1992年(平成04年) 5,962 [* 3]
1993年(平成05年) 6,197 [* 4]
1994年(平成06年) 6,277 [* 5]
1995年(平成07年) 6,189 [* 6]
1996年(平成08年) 6,252 [* 7]
1997年(平成09年) 6,132 [* 8]
1998年(平成10年) 6,257 [* 9]
1999年(平成11年) 6,473 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]6,583 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]6,676 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]6,573 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]6,565 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]6,633 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]6,810 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]6,990 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]7,223 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]7,339 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]7,362 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]7,427 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]7,394 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]7,533 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]7,891 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]7,830 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]8,058 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]8,076 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]8,119 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]8,347 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]8,541 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]6,807
2021年(令和03年) [JR 22]7,091
2022年(令和04年) [JR 23]7,624
2023年(令和05年) [JR 24]8,007

駅周辺

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南口
北口

バス路線

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「矢川駅」停留所にて、立川バス上水営業所)が担当する路線バスが発着する。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  南武線
快速
通過
各駅停車
谷保駅 (JN 23) - 矢川駅 (JN 24) - 西国立駅 (JN 25)

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 複線橋上化に際して既存の線路は現2番線側で現1番線側を敷設して複線化した。階段は旧駅舎のあった南口のみであった。

出典

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。 
  2. ^ a b c d 駅の情報(矢川駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月31日閲覧。
  3. ^ a b くにたち郷土文化館 > 南武線矢川駅 1968(昭和43)年頃
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-115-5 
  5. ^ 2015年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年12月19日、7頁。オリジナルの2020年2月3日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200203125122/https://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf2020年4月29日閲覧 
  6. ^ 2024年度のホームドア整備駅の追加について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年8月20日。オリジナルの2024年8月20日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240820083023/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240820_ho04.pdf2024年8月20日閲覧 
広報資料・プレスリリース等一次資料
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  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。

利用状況

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  1. ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
  2. ^ 統計くにたち - 国立市
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
東京都統計年鑑

関連項目

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外部リンク

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