申
十二支のひとつで第9番目
申(さる、しん)は、十二支のひとつ。通常十二支の中で第9番目に数えられる。
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一覧
編集- 申年は、西暦では12の倍数の年に当たる(日本では新暦1月1日に始まるが、中国では旧暦1月1日に始まる)。なお、年を表す時の別名は涒灘[1]。
- 申の月は旧暦7月(概ね新暦8月)。
- 申の刻は午後4時を中心とする約2時間。
- 申の方は西南西よりやや南寄り(南西微北:北基準右廻り240°)の方角である。
- 五行は金気。
- 陰陽は陽である。
なお、現在の暦では申年は通常閏年となる(他に子年、辰年も同様)。申年で閏年にならない年は、前回は1800年、次回は2100年であり、必ず干支は庚申となる。また、「申」という文字そのものはShift JISにおけるダメ文字の一つである。
伝承
編集『漢書』律暦志によると申は「呻」(しん:「うめく」の意味)。果実が成熟して固まって行く状態を表しているとされる。
相場格言に「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ。戌は笑い、亥固まる、子は繁栄、丑はつまずき、寅千里を走り、卯は跳ねる」があり、申年の相場は俗に騒がしくなるといわれる[2]。
申を含む干支
編集関連項目
編集- 壬申の乱
- 干支 (北方町)#申 - 北方町 (宮崎県)では干支の「申」が住所表記・番地符号として使われている。
- 「申」で始まるページの一覧
- タイトルに「申」を含むページの一覧
脚注
編集- ^ “辭典檢視 [涒灘 : ㄊㄨㄣ ㄊㄢ]” (中国語). 教育部《重編國語辭典修訂本》2021. 2024年3月8日閲覧。
- ^ 金融市場NOW Financial Market Review vol.121 ニッセイアセットマネジメント、2020年1月13日閲覧。