瀬戸瀬駅

北海道紋別郡遠軽町にある北海道旅客鉄道の駅

瀬戸瀬駅(せとせえき)は、北海道紋別郡遠軽町瀬戸瀬西町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線である。電報略号セセ事務管理コードは▲122518[2]駅番号A49

瀬戸瀬駅
駅舎(2018年5月)
せとせ
Setose
A48 丸瀬布 (7.8 km)
(11.1 km) 遠軽 A50
地図
所在地 北海道紋別郡遠軽町瀬戸瀬西町
北緯44度0分31.41秒 東経143度25分15.75秒 / 北緯44.0087250度 東経143.4210417度 / 44.0087250; 143.4210417座標: 北緯44度0分31.41秒 東経143度25分15.75秒 / 北緯44.0087250度 東経143.4210417度 / 44.0087250; 143.4210417
駅番号 A49
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 109.7 km(新旭川起点)
電報略号 セセ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4人/日
-2014年-
開業年月日 1927年昭和2年)10月10日[1]
備考 無人駅
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歴史

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1978年の瀬戸瀬駅と周囲約500m範囲。右が遠軽方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

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所在地名より。アイヌ語に由来する下記の2説があるが、はっきりしない[7]

  • 「セッウㇱイ(set-us-i)」〔巣・多い・もの(川)〕の転訛
  • 「セタニウシウトゥルコッ(setani-usi-uturu-kot)」〔エゾノコリンゴの木[注釈 1]・群生する所・の間の・沢(凹地)〕の前半部「セタニウシ」が「セタウシ」となり、さらに転訛したもの

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。ホーム間の移動は跨線橋を使う。かつては2面3線として運用され、多数の側線を有していたが、側線は撤去され、旧3番線も横取線となった。

遠軽町管理の無人駅

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 石北本線 下り 遠軽方面[8]
2 上り 白滝旭川方面[8]

利用状況

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乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 50 [9]
2016年(平成28年) 1.4 [JR北 4]
2017年(平成29年) 1.8 [JR北 5]
2018年(平成30年) 1.4 [JR北 6]
2019年(令和元年) 1.2 [JR北 7]
2020年(令和02年) 1.2 [JR北 8]
2021年(令和03年) 1.2 [JR北 9]
2022年(令和04年) 1.0 [JR北 10]
2023年(令和05年) 1.4 [JR北 11]

駅周辺

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隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
特別快速「きたみ」
通過
普通
丸瀬布駅 (A48) - *伊奈牛駅 - 瀬戸瀬駅 (A49) - *新栄野駅 - 遠軽駅 (A50)
*打消線は廃駅

脚注

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注釈

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  1. ^ アイヌ語では樹木の名前を果実の名前+「ニ(ni)」(木)で表すことが多く、「セタニ(setani)」もエゾノコリンゴの果実を意味する「セタㇻ(setar)」と「ニ(ni)」の合成語である。

出典

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  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、919頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、245頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  3. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  4. ^ 北海道630駅 小学館 1993年発行。
  5. ^ 『北海道時刻表』通巻第711号 129-131頁
  6. ^ 第31回 町長定例記者会見” (PDF). 遠軽町 (2021年2月26日). 2022年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月19日閲覧。
  7. ^ アイヌ語地名リスト セッ~ツキガ P71-80”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月3日閲覧。
  8. ^ a b 瀬戸瀬|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2020年12月29日閲覧。
  9. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、898頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 

JR北海道

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  1. ^ 平成28年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2015年12月18日https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-3.pdf2015年12月18日閲覧 
  2. ^ 来春のダイヤ見直しについて』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2020年12月9日。オリジナルの2020年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201209060401/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20201209_KO_kaisei.pdf2020年12月10日閲覧 
  3. ^ 2025年3⽉ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2024年12月13日。オリジナルの2024年12月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20241213055036/https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20241213_KO_kaisei.pdf2024年12月13日閲覧 
  4. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102701/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/10.pdf2017年12月10日閲覧 
  5. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf2018年8月19日閲覧 
  6. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  7. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  8. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。
  11. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道 (2024年). 2024年9月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月9日閲覧。

新聞記事

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  1. ^ “「通報」●石北本線桜岡駅ほか12駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1983年1月10日) 
  2. ^ “無人18駅、自治体管理へ JR北海道 経営難で急拡大”. 北海道新聞. (2021年2月5日). オリジナルの2021年2月6日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/QVPN7 2021年2月6日閲覧。 

参考文献

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  • 本久公洋 『北海道鉄道駅大図鑑』 北海道新聞社2008年
  • 『北海道時刻表』第60巻第3号(通巻711号)、交通新聞社、2019年2月25日、pp.129-131。 

関連項目

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外部リンク

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