横浜駅

神奈川県横浜市西区にある駅

横浜駅(よこはまえき)は、神奈川県横浜市西区にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東急電鉄横浜高速鉄道京浜急行電鉄(京急)・相模鉄道(相鉄)・横浜市交通局横浜市営地下鉄)の

横浜駅
駅全景(2024年6月)
よこはま
Yokohama
地図
所在地 横浜市西区
所属事業者
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JR東日本と京浜急行電鉄の駅は東口側の西区高島二丁目に、東急電鉄・横浜高速鉄道・相模鉄道・横浜市営地下鉄の駅は西口側の西区南幸一丁目にある。

概要

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公開保存されている二代目横浜駅の基礎等遺構(西区高島)

横浜市の中心駅で、JR・私鉄・地下鉄の各線が集まる日本有数のターミナル駅である。合計6社局が乗り入れており、1駅に乗り入れる鉄道事業者数が日本最多である。1日平均の乗降客数は約230万人(2019年度)で、年間乗降客数は約8億4100万人となる。この数字は新宿駅渋谷駅池袋駅大阪・梅田駅に次いで世界第5位である。

現在の横浜駅は三代目である[1]。初代は1872年新橋 - 横浜間で日本初の鉄道(現在の東海道本線)として開業し、二代目横浜駅の開業に伴い桜木町駅に改称された。二代目は国道1号高島町交差点付近にあったが、関東大震災で被災したため廃止された[1]。現在も戸部警察署高島交番そばのマンション敷地内に駅舎基礎部分の遺構が残されており、横浜市認定歴史的建造物となっている[2][3][4]

当駅周辺は巨大な百貨店ファッションビル、専門店街などの商業施設、飲食店などが集積しており、首都圏有数規模の繁華街が広がっている。横浜港開港以来の中心市街地である中区関内・関外(伊勢佐木町周辺)地区をも超える地区になっており、このことから関内・関外地区とともに横浜市のツインコアとして横浜都心に指定されている。

当駅は構内や駅周辺で次々と大きな工事が行われて、実質1915年の開業以来未だにすべての工事計画が完全に終了していないと言われており、「日本のサグラダ・ファミリア」と揶揄されている[新聞 1][新聞 2][5]。現在は駅ビルおよび駅周辺の大規模再開発事業が2011年から進行している。詳細は「#エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)」を参照。

2008年4月から、当駅に乗り入れる4社と横浜市や市民団体が俯瞰図・構内図・広域図・断面図に点字を施した「横浜駅さわる地図バリアフリーマップ」を配布している[新聞 3]。点字のないPR版もある。

JR横浜駅の事務管コードは▲460114である。

乗り入れ路線

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各社局の駅の位置関係

以下の6社局が乗り入れている。各社局の駅に駅番号が付されており、あわせて記す[相鉄 1]

上記のうち、JR根岸線・相鉄本線・横浜高速鉄道みなとみらい線は当駅を起点とし、逆に東急東横線は当駅を終点としているが、東急東横線と横浜高速鉄道みなとみらい線は直通運転を行っており、2社が同じ施設に発着している(駅は東急側の管理)。また、東急・横浜高速鉄道は東京メトロ副都心線を介して東武鉄道西武鉄道との5社による相互直通運転を実施している。さらに2023年3月18日より、東急新横浜線相鉄新横浜線が相互直通運転を開始した関係で、相鉄側の横浜駅に発着する東急の車両による運用も一部で設定され、東急の車両は2か所の横浜駅に入線することとなった[6][注 1]。他にも、京急は都営地下鉄浅草線を介して京成電鉄北総鉄道(一部時間帯のみ)へ直通運転を実施しており、都営地下鉄浅草線の車両や、平日に限り京成の車両もごく少数のみ京急側の横浜駅に入線している。

JR東日本の乗り入れ運転系統

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JR東日本の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は、当駅の所属線である東海道本線および当駅を起点に根岸駅を経て大船駅とを結ぶ根岸線の2路線であるが、一般列車の運転系統は以下のように多岐にわたっている[7]。当駅は「YHM」のスリーレターコードが付与されている。

  •   東海道線:東海道本線大船駅以西の藤沢駅小田原駅方面に直通する中距離電車湘南電車)。当駅以北の東京方面は京浜東北線に対して、当駅以南の大船駅までは横須賀線に対して速達列車としての役割を果たしている。東京駅を発着する系統と、東京駅・上野駅経由で宇都宮線・高崎線に直通する上野東京ラインが運行されている。 - 駅番号JT 05
  •   横須賀線:東海道本線(品鶴線経由)を経て、大船駅より線路名称上の横須賀線を走る。当駅以南の大船駅までは東海道線列車に対して各駅に停車する。上りは多くの列車が東京駅を経由し、総武快速線へ直通する。 - 駅番号「JO 13
  •   湘南新宿ライン:東海道本線(品鶴線経由)を経て、戸塚駅から西大井駅まで横須賀線と同一の線路を使用し、新宿駅経由で東海道線と高崎線間、横須賀線と宇都宮線間をそれぞれ直通する。 - 駅番号「JS 13
  •   京浜東北線根岸線:東海道本線川崎駅・東京駅方面と横浜駅・根岸線方面とを結ぶ近距離電車で、当駅を経由する全列車が両線で直通運転を行っている。 - 駅番号「JK 12
  •   横浜線:横浜線の起点は東海道本線東神奈川駅であるが、日中の多くの列車と朝夕の一部の列車が当駅を経由して根岸線に乗り入れる。駅番号は京浜東北線・根岸線と同じ「JK 12

東海道本線の線路は、当駅以西の大船駅方面が東海道線用列車線と横須賀線用線路(旧貨物線)との複々線、当駅以東の東京都心方面はこれらに加えて根岸線に直通している電車線(京浜東北線)を加えた3複線となっており、京浜東北線と横浜線が電車線、東海道線が列車線、横須賀線と湘南新宿ラインが横須賀線用線路を使用する。電車線(京浜東北線)と東海道線列車線は川崎駅経由の本線、横須賀線用線路は武蔵小杉駅経由の支線(品鶴線)を経由する。

JRの主な優等列車としては、東海道本線経由で伊東線伊豆急行線などに直通する特急「踊り子」「サフィール踊り子」(基本的に東京駅発着であるが、前者は1往復が新宿駅方面から湘南新宿ラインと同じルートで運転される)、横須賀線のルートから総武本線成田線を通じて成田空港へ向かう特急「成田エクスプレス」、さらに夜行列車として東海道本線経由で山陰・四国方面へ向かう寝台特急「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」などがあり、基本的に全ての列車が停車する。しかし、東京都心 - 湘南地区間の通勤客を遠近分離する観点から、朝夕ラッシュ時に運行される通勤特急「湘南」(一部は東海道貨物線経由で運転されるため当駅を経由しない)は通過する[7]

JRの特定都区市内制度における「横浜市内」の駅であり、運賃計算の中心駅となる[7]

歴史

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横浜駅周辺の白黒空中写真(1963年6月撮影)国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
横浜駅付近変遷(官鉄→JRのみ示す)
1872年
 
 
神奈川
 
         
横浜 (I)

1887年
         
 
 
神奈川
 
         
横浜 (I)
 
       
 
程ヶ谷

1901年
         
 
 
神奈川
 
         
横浜 (I)
   
平沼
       
 
程ヶ谷

1915年
         
   
高島(貨)
   
神奈川
   
 
 
 
   
東横浜(貨)
 
 
 
 
     
桜木町
 
 
 
 
 
 
 
横浜 (II)
     
 
程ヶ谷

1928年
         
   
高島(貨)
   
東横浜(貨)
       
横浜(現)
         
桜木町
   
←高島口(乗)
     
 
程ヶ谷

1932年
         
   
高島(貨)
   
東横浜(貨)
       
横浜(現)
         
桜木町
 
 
 
保土ケ谷

1964年
         
   
高島(貨)
   
東横浜(貨)
       
横浜(現)
         
桜木町
 
 
 
保土ケ谷


1986年
   
高島(貨)
   
   
横浜(現)
         
桜木町
 
 
 
保土ケ谷
1906年頃(初代横浜駅)
1912年頃
1916年頃(2代目横浜駅)
1924年頃
1929年頃(3代目横浜駅)
1935年頃

現在の横浜駅付近は幕末までであり、明治維新直後に高島嘉右衛門らが埋め立て事業を行い、鉄道が敷設された。海はその後も現在の西口近くに「平沼」として残った。

年表

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初代

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2代目

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3代目

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駅構造

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ホームは多くが南北方向に伸びており、地上は東寄り(東京湾側)から京急線とJR線のホームが並ぶ。相鉄線と横浜市営地下鉄線はこれらの路線の南西側(みなみ西口付近)にホームがあり、相鉄線はJR線の脇、地上2階に南方向へホームが伸び、横浜市営地下鉄は南寄り地下3階(改札は地下2階)に概ね東西方向へホームが伸びる。かつては東急線もJR線脇の地上2階部分に並行して高架ホームがあったが、みなとみらい線との相互直通運転開始を機に地下5階(改札は地下3階)へ移転した。

地下1階部分では、自由連絡通路「きた通路」「中央通路」「みなみ通路」が東西に貫き、「きた東口(A・B・C)」「きた西口」「中央東口」「中央西口」「みなみ東口」「みなみ西口」の6か所の出口がある。地下2階部分の東急線・みなとみらい線ホーム上に南北自由通路があり、これらの通路を結んでいる。

JR東日本

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JR 横浜駅
 
きた通路のJR線北改札(2019年6月)
よこはま
Yokohama
 YHM 
所在地 横浜市西区高島二丁目16-1
北緯35度27分58秒 東経139度37分21秒 / 北緯35.46611度 東経139.62250度 / 35.46611; 139.62250 (JR 横浜駅)座標: 北緯35度27分58秒 東経139度37分21秒 / 北緯35.46611度 東経139.62250度 / 35.46611; 139.62250 (JR 横浜駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 ハマ[要出典]
駅構造 地上駅
ホーム 4面8線
乗車人員
-統計年度-
362,348人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1915年大正4年)8月15日
乗入路線 5 路線
所属路線 東海道線[* 1]
駅番号 JT05
キロ程 28.8 km(東京起点)
JT 04 川崎 (10.6 km)
(12.1 km) 戸塚 JT 06
所属路線 横須賀線[* 1]
湘南新宿ライン[* 1]
駅番号 JO13 JS13
キロ程 東京から品鶴線経由で31.7 km
JO 14 JS 14 新川崎 (12.2 km)
(3.0 km) 保土ケ谷 JO 12 JS 12
所属路線 京浜東北・根岸線
横浜線直通含む)
駅番号 JK12
キロ程 0.0 km(横浜起点)
大宮から59.1 km
八王子から44.4 km
JK 13 JH 13 [* 2]東神奈川 (1.8 km)
(2.0 km) 桜木町[* 2] JK 11
備考
  1. ^ a b c いずれも線路名称上は東海道本線
  2. ^ a b 東神奈川方面が京浜東北線、桜木町方面が根岸線。両線で直通運転を行う。
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島式ホーム4面8線を有する地上駅で、のりばの番号は京急からの通し番号になっている。京浜東北・根岸線と横須賀線・湘南新宿ラインのホームはそれぞれ1面2線、東海道線は2面4線を使用する。ホームの有効長は京浜東北・根岸線が10両分、他は15両分である。線路は多くが主本線だが、東海道線の5・8番線のみ副本線(待避線)となっている。

東海道線の待避線では優等列車の待避が行われるほか、平日朝ラッシュ時は上り普通列車が7・8番線を交互に発着している[注 7][注 8]

改札は、中央通路に面して2か所(中央北改札・中央南改札)ときた・みなみ両通路に面してそれぞれ1か所(北改札・南改札)の計4か所があり、改札ごとに階段などが分かれている。中央北改札付近に京急との連絡改札が設置されている。[注 9]みどりの窓口は中央通路に設置されている。かつてはみなみ通路にみどりの窓口が設置されていたが南改札の移設時に閉鎖され、代わりに指定券券売機が2台設置された。当駅はインターネット予約の受取りはえきねっとのみ可能。2020年8月10日には、中央南改札と南改札を結ぶ改札内通路および待合広場「SOUTH COURT」が供用開始された[JR東 8]。また、翌2021年3月22日より、「SOUTH COURT」内にて駅ピアノが設置された[JR東 12]

横浜統括センターの拠点駅。直営駅であり管理駅として保土ケ谷駅を管理している。

エレベーターはホームと中央北改札コンコースを結ぶものが各1台、エスカレーターは中央北改札と7・8番線(上り)および9・10番線(両方向)、きた通路北改札と各ホーム(片方向)、中央南改札と3・4番線(下り)および5 - 10番線(上り)がある。中央南改札と9・10番線を結ぶエスカレーター(上り)は、横須賀線ホーム拡幅(後述)後、2010年12月23日に新設されたものである。中央北改札と9・10番線を結ぶエスカレーター(両方向)は従来の階段をつぶして設置されたため、階段がなくエスカレーターのみとなっていたが、こちらも横須賀線ホーム拡幅(後述)後、エスカレーターの西側に階段が新設された。2020年8月10日には、中央南改札および北改札コンコースと各ホームを結ぶエレベーターが供用開始された[JR東 8]

横浜線の電車が日中1時間に6本(快速3本・各駅停車3本)が当駅3・4番線を経由して隣の桜木町駅まで乗り入れているが、朝時間帯は横浜線全体の1/3程度の列車が直通、夜間帯は毎時1-3本程度が直通する桜木町/磯子/大船(大船行きは朝のみ)発着列車を除いて東神奈川駅始発・終着となっており、京浜東北線に乗車して同駅での乗り換えが必要となるケースもある。横浜線直通電車(橋本・八王子行)の場合、案内看板が点灯するほか、駅員の肉声放送も流れるようにしている。[注 10]

各ホームとも乗降客が多く見通しも悪いため、終日に渡って立番が配置され、乗降終了合図を出している。5・6番線と9・10番線は立番駅員が発車メロディを扱う。その発車メロディは2024年10月に3 - 10番線で一斉に更新され、新曲のものを採用している。(※のちに東京駅・新宿駅の一部でも採用)

かつては上りの寝台列車が大幅に遅延した際、朝ラッシュ時の通勤輸送への影響を避けるため小田原(当駅の代替として臨時停車) - 品川間で東海道貨物線を走行し、当駅を経由しない場合もあった。

1980年9月30日までは現在の横須賀線ホームがなく、横須賀線電車も東海道線ホームに発着し、東京 - 大船間は東海道線と同様に川崎経由で運転されていた。

2010年10月1日より当駅南口に遺失物管理センター(JR東日本ステーションサービスに委託)を開設し、従来、改札・出札・ホームの各部署で対応していた遺失物の取り扱い業務を当センターへ集約した。当駅発行の定期券については従来通り出札で管理している。

2021年時点のダイヤで当駅を通過する旅客列車は東海道線の特急「湘南」のみである(一部の列車は貨物線経由で運行されるため当駅を経由しない)[JR東 13][注 11]

なお、東京都心と湘南地区間の通勤客のみを分離することを目的とした上記列車(「湘南」、「湘南ライナー」、通勤快速)を除き、国鉄時代から東海道線の昼行特急(東海道新幹線開業前の東京発大阪・西日本方面への最速達の特急列車も含む)や寝台特急は基本的に全列車が停車している[注 12]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
3   根岸線 下り 桜木町磯子大船方面 ホームドア設置
4   京浜東北線 北行 東京上野大宮方面
  横浜線 下り 新横浜町田八王子方面
5   東海道線 下り 小田原熱海伊東方面 主に6番線
6
7   東海道線(上野東京ライン 上り 川崎品川・東京・上野・大宮方面 朝ラッシュ時は交互発着・それ以外の時間は7番線
8
9   横須賀線 下り 保土ケ谷鎌倉久里浜方面  
  湘南新宿ライン 南行 藤沢平塚・小田原方面  
10   横須賀・総武線(快速) 上り 品川・東京・千葉方面
特急「成田エクスプレス
 
  湘南新宿ライン 北行 渋谷新宿・大宮方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

東急電鉄・横浜高速鉄道

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東急・横浜高速鉄道 横浜駅
 
南改札(地下3階)
よこはま
Yokohama
所在地 横浜市西区南幸一丁目1-1
所属事業者
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
(東急電鉄)-2023年-
[tokyu 1]308,286[** 1]人/日
(横浜高速鉄道)-2023年-
[MM 1]197,819[** 2]人/日
開業年月日 1928年昭和3年)5月18日
乗入路線 2 路線
所属路線 東急東横線[** 3]
駅番号 TY21
キロ程 24.2 km(渋谷起点)
TY20 反町 (0.9 km)
所属路線 横浜高速鉄道みなとみらい線[** 3]
駅番号 MM01
キロ程 0.0 km(横浜起点)
(0.8 km) 新高島 MM02
備考 共同使用駅(東急電鉄の管轄駅)
  1. ^ みなとみらい線との直通人員を含む値。
  2. ^ 東横線との直通人員を含む値。
  3. ^ a b 両線で相互直通運転実施
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地下5階にある島式ホーム1面2線を有する地下駅である。東急電鉄と横浜高速鉄道の共同使用駅で、財産上は駅中央部を境に両社の折半所有となっているが、管轄は東急電鉄が担当している。東急最南端の駅である。なお、みなとみらい線の運転業務は東急電鉄に委託されているため、原則として当駅での乗務員交代は行われない。

東横線渋谷寄りにシーサスポイントがあり、深夜帯における当駅折り返し電車が使用するほか、輸送障害発生時に使用する場合もある。東横線の下り最終列車は当駅止まりで到着後に夜間留置され、翌朝に当駅始発のみなとみらい線下り列車となる。

改札は地下3階に2か所あり、渋谷寄りから正面改札と南改札となっている。地下1階への出入口ごとおよびフロアごとにそれぞれ3色のアクセントカラーを設定している。フロアごとのアクセントカラーの色は、地下2階がオレンジ色、地下3階が緑色、地下5階が水色。出入口ごとのアクセントカラーの色は、北口が緑色、中央口がオレンジ色、南口が水色。ホーム7号車付近(階段下)に待合室が1か所設置されていたが、2008年6月に撤去された。

ホームと改札との間に階段のほか、エレベーターとエスカレーターが設置されている。エスカレーターは4か所あり、改札寄りは階段と並行して上下各1組、中程は上下各2基となっている。時間帯によっては通常より若干速い高速運転で供用される場合がある。改札階では、階段・エスカレーターとも4か所すべてが同じ方向を向いている。改札外のエスカレーターは改札階の地下3階と南北自由通路の地下2階の間は3ルートともある。当初は地下2階と地下1階の間は中央通路と南改札を結ぶルートのみにあり、他の2ルートは工事中だったが、2007年11月までにすべてのルートにエスカレーターが設置された。南北自由通路を経由すれば中央通路と正面改札の間も階段を使わない移動は可能である。

南改札寄りのエスカレーターは階段と上下各1本のエスカレーターが並行して改札階とホーム階を直接結んでいる。正面改札寄りのエスカレーターは地下4階で分割されており、階段とエスカレーターを乗り継ぐこともできる。

エレベーターは各通路ごとに1基ずつ設置されている。

トイレは地下3階改札口内にある。多機能トイレは男女各トイレに併設しており、オストメイト対応となっている。

2013年3月16日から開始された東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に向け、特急・通勤特急・急行の10両編成列車に対応するためのホーム有効長延伸工事を行い、1号車寄りと8号車寄りにそれぞれ1両分ずつホームを延伸した[26]

自治体の補助を受けてホームドアの設置がされ、2015年3月7日の始発より稼働している[20]

有料座席指定列車「S-TRAIN」は、土曜・休日ダイヤのみ東横線・みなとみらい線に入線し、当駅にも停車する。当駅からみなとみらい線内のみの乗車はできない(東横線内のみの乗車や自由が丘駅 - みなとみらい駅といった区間は乗車可)[27]

2017年7月21日には、JR線での観光列車「THE ROYAL EXPRESS」(東急催行)の運行開始に合わせて、南北自由通路に「THE ROYAL EXPRESS」クルーズプラン乗客専用ラウンジが新設され、同年8月末には、ラウンジの隣に一般客も利用可能なカフェ「THE ROYAL CAFE YOKOHAMA」がオープンした[28]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   みなとみらい線 下り みなとみらい元町・中華街方面[29]
2   東横線 上り 渋谷池袋川越市所沢方面[30]
  • みなとみらい線との直通を行う前の東横線は相対式ホーム2面2線の高架駅だった。[注 13]
  • 2023年3月18日の東急新横浜線開業以降、車両運用の都合で東急電鉄の5050系4000番台に限り、東急の横浜駅と相鉄の横浜駅の双方のホームに乗り入れる[注 14]

京浜急行電鉄

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京急 横浜駅
 
京急線中央改札口(2023年8月)
よこはま
Yokohama
(そごう・ポルタ前)
KK36 神奈川 (0.7 km)
(1.2 km) 戸部 KK38
所在地 横浜市西区高島二丁目16-1
駅番号 KK37
所属事業者 京浜急行電鉄(京急)
所属路線 本線
キロ程 22.2 km(品川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線(上下別)
乗降人員
-統計年度-
277,855人/日
-2022年-
開業年月日 1930年昭和5年)2月5日
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12両編成対応の上下方向別単式ホームで、JR線ホームの南隣に位置する。[注 15]1番線に上大岡・三浦海岸方面、2番線に羽田空港・品川方面の列車が発着する。[注 16]

改札はきた・中央の両通路およびみなみ通路への連絡路に面して設置されている他、中央自由通路の北側にJRとの連絡改札がある。[注 17]

階段やエスカレーターなどは各改札からそれぞれホームへと連絡している。エレベーターは中央通路(およびJRとの乗り換え)ときた通路へ上下線ホームから各1台ずつ、計4台が設置されている。みなみ通路との連絡は階段のみである。

京急線中央改札口のコンコース内は、2008年2月15日に「エキポート横浜」としてリニューアルし、飲食店などのテナントが入居している[新聞 6]

2015年5月21日に副駅名「そごうポルタ前」を導入[京急 2]。2019年にはホームドアが設置された[京急 1]

当駅は開業当初から待避設備はない。[注 18]

1番線・2番線共に、駅自動放送が導入されている。[注 19]2020年に英語、中国語、韓国語にも対応した。

当駅は京浜急行電鉄では最大の乗降人員を擁するが、モーニング・ウィング号およびイブニング・ウィング号は混雑緩和・遠近分離のため停車しない。なお2023年11月改正以降、イブニング・ウィング号は一部が金沢文庫止まりとなり、新1000形1890番台による限定使用かつ8両編成の快特と連結する変則運転となるため、当駅での乗降は不可となっていたが、2024年11月以降に客扱いを行う予定である。(※モーニング・ウィング号はこれまで通り通過)

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   本線 下り 上大岡三浦海岸方面
2 上り 羽田空港方面 / 品川方面

(出典:京急電鉄:駅構内図

接近メロディ

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2008年12月23日から、横浜の情景を歌ったいしだあゆみの代表曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」をアレンジしたものを接近メロディとして使用している[31][32]。メロディはスイッチの制作で、編曲は塩塚博が手掛けた[33]

相模鉄道

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相鉄 横浜駅
 
相鉄 横浜駅が入居する新相鉄ビル
よこはま
Yokohama
(相鉄ジョイナス前)
(0.9 km) 平沼橋 SO02
所在地 横浜市西区南幸一丁目5-1
駅番号 SO01
所属事業者 相模鉄道(相鉄)
所属路線 相鉄本線
キロ程 0.0 km(横浜起点)
電報略号 ハマ
駅構造 高架駅
ホーム 4面3線
乗降人員
-統計年度-
329,228人/日
-2022年-
開業年月日 1933年昭和8年)12月27日
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地上2階にある頭端式ホーム4面3線を有する高架駅である[34]。相鉄が管理する駅としては最東端の駅である。

現在の駅舎は3代目で、相鉄ジョイナスと相鉄会館(髙島屋の部分)を含む新相鉄ビルの一部として、1971年(昭和46年)8月1日に供用開始。1番線と2番線用降車ホーム、2番線用乗車ホームと3番線が、それぞれ同一の島を構成する。ホーム有効長はいずれも10両編成分である。全てのホームにホームドアが設置されている。

当駅に到着する列車は、初電より15時までの到着列車は、降車ホーム側のドアを開けた直後に乗車ホーム側のドアも開き、利用客はどちらのドアからも下車ができる。一方15時以降の到着列車は、降車ホーム側のドアのみが開き、全員が下車したことを確認後にそのドアが閉まり、到着列車の運転士が乗車ホーム側のドアを開ける(整列乗車)。

改札は2階の端(頭端部)とホーム中程の階段を降りた1階に分かれ、1階の改札は地下鉄駅側と駅ビル(五番街)側の2方向に設置されている。1階の改札と2階の各ホームの間は階段があり、1階の改札と3番線降車ホームとの間にエレベーターがある。

1階改札口には自動改札機が23台設置されており、1か所の設置台数としては関東地方で最多である[35]

2010年12月12日から2階改札付近からJR線みなみ改札への連絡通路が新設された。連絡通路は2階 - 地下1階をエスカレーター(両方向)で結んでいる。この通路付近に1987年から2006年3月17日にかけて京急線への連絡通路が存在していた。

2012年3月に、改札口付近に運行情報ディスプレイが[相鉄 6]、1番線・3番線の車止め部分に大型のデジタルサイネージがそれぞれ設置された[36]

2015年12月7日、3番線に常設のものとしては相鉄初となるホームドアの設置が開始され、翌2016年3月6日の始発より稼働している[相鉄 2][21]。その後2番線のホームドアは同年12月20日より[相鉄 3]、1番線のホームドアも2017年2月21日より稼働し、全ホームへの整備が完了した[相鉄 4]

2024年4月1日に副駅名「相鉄ジョイナス前」を導入[23][注 20]

のりば

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  相鉄本線 海老名湘南台羽沢横浜国大西谷乗り換え)方面[37]
番線 各停 快速 特急
1 早朝・深夜以外 -
(1・2番線 降車専用ホーム)
2
早朝・深夜 終日 全日朝・土休日夜
3 終日
(3番線 降車専用ホーム)

(出典:相模鉄道:駅構内マップ

横浜市営地下鉄

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横浜市営地下鉄 横浜駅
 
JR・相鉄方面改札口(2024年9月)
よこはま
Yokohama
(相鉄ジョイナス前)
B19 高島町 (0.9 km)
(1.4 km) 三ツ沢下町 B21
所在地 横浜市西区南幸一丁目9番B-2号[38]
駅番号 B20
所属事業者 横浜市交通局横浜市営地下鉄
所属路線 ブルーライン(3号線)
キロ程 2.8 km(関内起点)
湘南台から22.5 km
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
124,525人/日
-2022年-
開業年月日 1976年昭和51年)9月4日
備考 直営駅
テンプレートを表示

島式ホーム1面2線を有する地下駅。ホームは地下3階にある。1番線に湘南台方面、2番線にあざみ野方面の列車が発着する。副名称は「相鉄ジョイナス前」とされており、改札口の一つとして「ジョイナス(旧ザ・ダイヤモンド)改札口」が存在する。早朝にあざみ野方面のみ始発列車が設定されている(関内駅から回送)[39][40]。横浜市営地下鉄の中で年間の利用者数が最も多い駅である。

駅長・副駅長所在駅。横浜管区駅として三ツ沢上町 - 高島町間を管理している[41]

のりば

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番線 路線 行先[42]
1   ブルーライン 湘南台方面
2 あざみ野方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記載している。

駅構内店舗

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ファミリーマート はまりん横浜駅店
 
ファミリーマート はまりん横浜駅ミニ店
  • NewDaysキヨスク[43]
    • 横浜東口店・横浜中央通路店 - 改札外、中央通路内
    • 横浜中央北改札内店 - JR北口改札内
    • 横浜横須賀線ホーム店 - JR9・10番線ホーム
    • 横浜みなみ改札店‐JR南口改札内
  • NewDays[44]
    • 横浜南口店 - JR南改札コンコース内
    • 横浜中央北店 - 中央北口改札内
    • 横浜中央店 - 改札外、中央通路沿い京急改札脇
    • 横浜北口店 - 北改札外
  • 崎陽軒[45]
    • 横浜駅中央店 - 中央通路JR改札付近
    • 横浜駅京浜東北・根岸線ホーム店 - JR3・4番線ホーム
    • 横浜駅東海道線下りホーム店 - 5・6番線ホーム
    • みなとみらい線横浜駅店 - 東急東横線・みなとみらい線改札内
    • 京急横浜駅中央改札内店 - 京急線中央改札内
    • 相鉄横浜駅店 - 相鉄線1F改札外
    • 市営地下鉄横浜駅店 - 市営地下鉄線改札外
  • セブン-イレブン
    • 京急STみなとみらい横浜南改札 - 東急東横線・みなとみらい線南改札外
    • 京急ST横浜中央改札 - 京急線中央改札内
    • 京急STみなとみらい横浜駅 - 東急東横線・みなとみらい線改札内
    • 京急ST横浜北口改札 - 京急線北口改札内
  • ローソン+toks[46]
    • 横浜駅店 - 東急東横線・みなとみらい線横浜駅改札外
  • ファミリーマート[47]
    • はまりん 横浜店 - 市営地下鉄線改札外地下1階、9番出入口付近
    • はまりん横浜駅ミニ店 - 市営地下鉄線改札外地下1階、3番出入口・相鉄ジョイナス連絡口付近
  • QBハウス[48]
    • 京急横浜駅北口店 - 京急線北口改札内
    • 市営地下鉄横浜店 - 市営地下鉄線改札外
  • BECK'S COFFEE SHOP(ベックスコーヒーショップ)[49]
    • 横浜北口店 - JR北口改札内
    • 横浜中央口店 - JR中央南改札内
    • 横浜南口店 - JR南口改札内

駅弁

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シウマイ弁当

現在は主に崎陽軒が販売している。和製中華風料理が多く、特にシウマイ弁当が有名である。主な駅弁は下記の通り[50]

  • 横濱中華弁当(一部おかず変更中)
  • 幕の内弁当(一部おかず変更中)
  • かながわ味わい弁当(季節により内容が変わる:春・初夏・夏・秋・冬)
  • お赤飯弁当(一部おかず変更中)
  • 炒飯弁当
  • シウマイ弁当
  • しょうが焼弁当
  • おべんとう(季節により内容が変わる:春・初夏・夏・秋・冬)
  • 横濱チャーハン(当面の間、チャーハンのレシピを変更中)
  • 横濱ピラフ
  • いなり寿司

販売箇所

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下記の通り改札内外に崎陽軒の売店がある。その他、駅ナカ・駅ビルにも弁当店が存在する。地下鉄コンコースでの本格的な駅弁販売は世界的にみてかなり希少である。

  • 中央通路
  • 京急中央改札内
  • JR
    • 3・4番線ホーム(根岸線)
    • 5・6番線ホーム(熱海方面)
  • 横浜高速・東急南改札内
  • 相鉄改札外
  • 地下鉄改札外

1960年代頃までは、国鉄「湘南電車」(東海道線中距離普通列車)のホームに売り子が立ち、到着列車の窓越しに弁当やシウマイの折詰を販売する風景が見られた。当時は崎陽軒が下りホーム、楽陽軒が上りホームを分担していた。シュウマイに瓢箪形の陶器製の醤油入れがつき、特に崎陽軒のものは横山隆一(後に原田治)による「ひょうちゃん」の多種類に及ぶキャラクターが描かれ、人気を集めた。

利用状況

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横浜市の拠点となる駅の一つであり、神奈川県および東海道本線では最も利用客の多い駅である(2019年度〈令和元年度〉の各社合計の乗降人員は1日平均約230万人、年間約8億4100万人)。各社局の利用状況は以下の通りである。相互乗り入れによる直通客などを除いた2007年度(平成19年度)の乗降人員は1,203,963人である[51]

  • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員362,348人である[利用客数 1]
    同社の駅では東京駅に次いで第4位。神奈川県内での同社の駅では第1位。
  • 東急電鉄 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員308,286人である[tokyu 1]
    同社の駅では渋谷駅に次ぐ第2位。ただし、横浜高速鉄道との相互直通人員を含む。
  • 京浜急行電鉄 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は275,692人(乗車人員:137,296人、降車人員:138,396人)である[利用客数 2][乗降データ 1]
    同社の駅では第1位。下り方(横須賀中央方面)と他社線を乗り継ぐ利用者が多く、下り方で輸送密度が高くなっている。
  • 相模鉄道 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は329,228人である[利用客数 3]
    相鉄線全27駅中第1位。
  • 横浜市営地下鉄 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員は123,194人(乗車人員:61,743人、降車人員:61,451人)である[乗降データ 1]
    同局の駅では第1位。
  • 横浜高速鉄道 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は197,819人である[MM 1]
    同社の駅では第1位。ただし、東急電鉄との相互直通人員を含む。

年度別1日平均乗降人員

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各年度の1日平均乗降人員は下表の通りである(JRを除く)。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1][乗降データ 2]
年度 東急電鉄 京浜急行電鉄 相模鉄道 横浜市営地下鉄 横浜高速鉄道
東横線 本線 相鉄本線 ブルーライン みなとみらい線
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
1980年(昭和55年) 295,691 未開業
1998年(平成10年) 258,060
1999年(平成11年) 256,234 −0.7% 472,414 111,485
2000年(平成12年) 246,800 −3.7% 297,427 459,965 −2.6% 114,860 3.0%
2001年(平成13年) 244,136 −1.1% 296,227 −0.4% 455,239 −1.0% 116,450 1.4%
2002年(平成14年) 243,815 −0.1% 296,138 0.0% 445,946 −2.0% 116,320 −0.1%
2003年(平成15年) 305,031 25.1% 301,269 1.7% 439,885 −1.4% 118,374 1.8% [注 21]
2004年(平成16年) 313,322 2.7% 304,311 1.0% 436,010 −0.9% 122,671 3.6% 116,404
2005年(平成17年) 307,985 −1.7% 306,494 0.7% 437,354 0.3% 122,483 −0.2% 127,015 9.1%
2006年(平成18年) 311,933 1.3% 308,041 0.5% 437,932 0.1% 125,110 2.1% 134,830 6.1%
2007年(平成19年) 323,851 3.8% 314,772 2.2% 440,986 0.7% 132,509 5.9% 147,138 9.1%
2008年(平成20年) 328,769 1.5% 314,580 −0.1% 437,820 −0.7% 124,173 −6.3% 154,482 5.0%
2009年(平成21年) 332,002 1.0% 312,890 −0.5% 431,347 −1.5% 129,987 4,7% 158,964 2.9%
2010年(平成22年) 327,587 −1.3% 311,022 −0.6% 428,224 −0.7% 129,194 −0.6% 156,141 −1.8%
2011年(平成23年) 327,237 −0.1% 303,890 −2.3% 420,242 −1.9% 127,528 −1.3% 160,233 2.6%
2012年(平成24年) 335,988 2.7% 305,878 0.7% 421,165 0.2% 128,244 0.6% 167,804 4.7%
2013年(平成25年) 351,652 4.7% 313,608 2.5% 424,631 0.8% 134,131 4.6% 183,469 9.3%
2014年(平成26年) 348,681 −0.8% 311,593 −0.6% 416,766 −1.9% 132,277 −1.4% 185,465 1.1%
2015年(平成27年) 354,148 1.6% 316,478 1.6% 421,948 1.2% 134,781 1.9% 189,283 2.1%
2016年(平成28年) 358,191 1.1% 319,310 0.9% 424,764 0.7% 136,118 1.0% 193,212 2.1%
2017年(平成29年) 362,526 1.2% 323,668 1.4% 428,218 0.8% 141,376 3.9% 200,276 3.7%
2018年(平成30年) 367,023 1.2% 327,025 1.0% 429,114 0.2% 143,618 1.6% 207,635 3.7%
2019年(令和元年) 364,270 −0.8% 324,183 −0.9% 421,911 −1.7% 144,045 0.3% 210,832 1.5%
2020年(令和02年) 239,002 −34.4% 223,343 −31.1% 296,147 −29.9% 102,344 −28.9% 137,724 −34.7%
2021年(令和03年) 275,095 15.1% 245,222 9.8% 305,183 3.1% 112,370 9.8% 150,014 8.9%
2022年(令和04年) [tokyu 1]308,749 12.2% 277,855 11.3% 329,228 7.3% 124,525 10.8% [MM 1]178,864 19.2%
2023年(令和05年) [tokyu 1]308,286 −0.1% [MM 1]197,819 10.6%

年度別1日平均乗車人員

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各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員(1979年 - 2002年)[乗降データ 1]
年度 JR東日本 東急電鉄 京浜急行電鉄 相模鉄道 横浜市営
地下鉄
出典
1979年(昭和54年) [注 22]   24,445 [横浜市統計書 1]
1980年(昭和55年) 122,844 147,589 193,033 26,178 [横浜市統計書 1]
1981年(昭和56年) 127,726 150,868 195,729 27,488 [横浜市統計書 1]
1982年(昭和57年) 131,926 153,036 197,405 28,205 [横浜市統計書 1]
1983年(昭和58年) 135,675 155,697 199,369 29,625 [横浜市統計書 1]
1984年(昭和59年) 137,789 154,778 203,323 32,578 [横浜市統計書 1]
1985年(昭和60年) 140,532 156,893 208,460 43,806 [横浜市統計書 1]
1986年(昭和61年) 142,737 161,767 213,564 43,639 [横浜市統計書 1]
1987年(昭和62年) 145,563 164,014 218,568 43,274 [横浜市統計書 1]
1988年(昭和63年) [52] 325,639 147,517 168,496 226,214 44,731 [横浜市統計書 1]
1989年(平成元年) 147,334 171,038 233,266 45,346 [横浜市統計書 1]
1990年(平成02年) 364,959 146,589 173,416 240,548 45,704 [横浜市統計書 1]
1991年(平成03年) 378,262 145,489 175,202 245,689 46,773 [横浜市統計書 1]
1992年(平成04年) 383,837 141,160 173,167 248,586 46,944 [横浜市統計書 1]
1993年(平成05年) 392,830 137,283 172,104 248,515 53,782 [横浜市統計書 1]
1994年(平成06年) 397,125 134,629 171,575 246,951 54,371 [横浜市統計書 1]
1995年(平成07年) 397,964 131,653 168,393 249,452 54,284 [横浜市統計書 1]
1996年(平成08年) 402,216 127,669 162,745 245,088 55,116 [横浜市統計書 1]
1997年(平成09年) 399,913 124,823 157,517 241,918 55,392 [横浜市統計書 1]
1998年(平成10年) 396,732 121,643 154,041 240,803 55,889 [横浜市統計書 1]
1999年(平成11年) [JR 1] 391,196 120,049 150,730 236,528 56,038 [神奈川県統計 1]
2000年(平成12年) [JR 2] 385,023 118,886 149,073 230,716 57,522 [神奈川県統計 1]
2001年(平成13年) [JR 3] 381,604 121,866 148,467 228,191 58,130 [神奈川県統計 2]
2002年(平成14年) [JR 4] 378,767 121,954 148,588 223,539 58,008 [神奈川県統計 3]
年度別1日平均乗車人員(2003年以降)[乗降データ 1]
年度 JR東日本 東急電鉄 京浜急行電鉄 相模鉄道 横浜市営
地下鉄
横浜高速鉄道 出典
2003年(平成15年) [JR 5] 379,053 129,765 149,534 220,383 58,602 [注 23] [神奈川県統計 4]
2004年(平成16年) [JR 6] 380,922 154,192 151,143 218,073 60,454 60,749 [神奈川県統計 5]
2005年(平成17年) [JR 7] 384,594 152,190 152,033 218,467 61,078 65,789 [神奈川県統計 6]
2006年(平成18年) [JR 8] 391,185 154,179 152,721 218,593 62,325 69,754 [神奈川県統計 7]
2007年(平成19年) [JR 9] 403,394 159,641 155,474 219,890 66,145 75,314 [神奈川県統計 8]
2008年(平成20年) [JR 10] 402,193 163,795 155,905 218,232 62,153 79,293 [神奈川県統計 9]
2009年(平成21年) [JR 11] 399,633 164,678 155,209 215,039 65,120 81,872 [神奈川県統計 10]
2010年(平成22年) [JR 12] 398,052 162,576 154,463 213,548 64,724 80,289 [神奈川県統計 11]
2011年(平成23年) [JR 13] 394,900 161,242 150,170 209,572 63,912 81,776 [神奈川県統計 12]
2012年(平成24年) [JR 14] 400,655 166,891 151,430 210,090 64,308 85,691 [神奈川県統計 13]
2013年(平成25年) [JR 15] 406,594 175,392 155,320 211,708 67,179 93,454 [神奈川県統計 14]
2014年(平成26年) [JR 16] 403,865 173,747 154,399 208,076 66,317 94,200 [神奈川県統計 15]
2015年(平成27年) [JR 17] 411,383 176,415 156,567 210,688 67,510 96,113 [神奈川県統計 16]
2016年(平成28年) [JR 18] 414,683 178,284 158,263 212,051 68,283 98,216 [神奈川県統計 17]
2017年(平成29年) [JR 19] 420,192 180,487 160,397 213,875 70,880 101,654 [神奈川県統計 18]
2018年(平成30年) [JR 20] 423,651 182,691 162,004 214,348 72,091 105,402 [神奈川県統計 19]
2019年(令和元年) [JR 21] 419,440 181,388 160,227 211,500 72,278 107,042 [神奈川県統計 20]
2020年(令和02年) [JR 22] 290,376 118,912 110,295 148,225 51,243 69,534 [神奈川県統計 21]
2021年(令和03年) [JR 23] 303,759 136,830 122,152 152,802 56,299 76,155 [神奈川県統計 22]
2022年(令和04年) [JR 24] 340,536 153,620 137,296 164,843 62,414 91,158 [神奈川県統計 23]
2023年(令和05年) [JR 25] 362,348

駅周辺

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横浜駅周辺地区は、関内駅周辺とともに横浜市における都心(ツインコア)の一つである横浜都心に指定されている[53][54]

前述のように、江戸時代までの横浜駅周辺は袖ケ浦と呼ばれる入り江であった[55]1869年頃に高島嘉右衛門によって神奈川駅 - 横浜駅 - 桜木町駅の線路・国道1号線の部分が堤防状に埋め立てられ、1872年に新橋 - 横浜を結ぶ日本初の鉄道路線が開通した。そして1928年には横浜駅が現在の場所に移転され、道路に面した東口に駅舎が建設された。

駅周辺は百貨店などの商業ビルが林立し、横浜最大の繁華街となっている。西口には髙島屋横浜店(相鉄ジョイナス)東口にはそごう横浜店が位置し、それぞれ西口と東口の顔になっている。西口・東口とも巨大な地下街を有し、周辺のビルと直結している。駅周辺は特定都市再生緊急整備地域に指定されており[56][57]、段階的に大規模な再開発を行う計画となっている。

西口

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横浜スカイビルから見た西口方面(2019年3月)
 
西口駅前、旧・横浜CIAL時代(2008年2月)
 
西口駅前、JR横浜タワー完成後(2020年9月)

所在地は、駅周辺が南幸一丁目、新田間川以南が南幸二丁目、新田間川以北が北幸一・二丁目。南幸は繁華街、北幸は西口駅前バスターミナルに面した場所以外はオフィス街という棲み分けがなされている。横浜高島屋相鉄ジョイナス)やヨドバシ横浜といった大型商業施設の他にも飲食店が多数集積しており、飲食店街は他の首都圏の繁華街と同様に雑多な雰囲気をもつ。

主な施設

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きた西口

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きた西口(2009年8月)

2007年4月供用開始。裏通りの飲み屋街に面する。周辺では鶴屋橋の架替工事[58][59] やきた西口鶴屋地区の再開発(詳細は後節)などが進行中で、現在は同出口部分も暫定的な外観となっている。

飲み屋街「たぬき小路」は、横浜駅西口の区画整理の際に鶴屋橋付近に立ち並んでいた不法占拠バラック建ての飲み屋を集約・移転させたものである[60]

主な施設

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みなみ西口(相鉄口)

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みなみ西口(旧:相鉄口、2009年8月)

かつては「相鉄口」と呼ばれていたが、みなみ通路の供用開始に伴い「みなみ西口」に改称された。相鉄ジョイナスの南側に位置し、相模鉄道の1階改札口に隣接する。

パルナード通り(横浜市道183号線)沿いには量販店が多いため、人通りが多く賑わっている。横浜市営地下鉄とは、出口内の階段(出口4)の他に、出口外にある階段(出口5)でも接続している。

横浜駅西口五番街」は、1961年5月に開業した西口屈指の歓楽街である[61]。名称の由来については「南幸一丁目5番地」に位置することと、「ニューヨーク5番街」をイメージして付けられた[62]。かつてはグランドキャバレーバーがひしめき合う盛り場であったが、現在はカラオケ店や居酒屋パチンコ店などに大きく様変わりしている。

主な施設

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東口

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東口駅舎 横浜ターミナルビル(4代目駅舎、1980年2月竣工)

所在は、高島二丁目12番から19番(旧:高島通2丁目)。3代目横浜駅として現在地に移転した際に、幹線道路沿いであった当地に駅舎が建てられた。かつては「横浜駅表口」とも呼ばれていた[63]

横浜新都市ビル2階部分から日産自動車グローバル本社みなとみらい地区方面)とを結ぶペデストリアンデッキはまみらいウォーク」が設置されている。なお、新都市ビル(そごう)やスカイビルがある一角(出島地区)はみなとみらい地区68街区に該当する。

主な施設

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きた東口

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2006年2月供用開始。屋根がガラス張りになっており、開放感のある空間として作られている。きた通路が地下1階にあるため、階段とエスカレーターが設置されている。2009年12月にベイクォーターポートサイド方面へのデッキ「ベイクォーターウォーク」が竣工した。

主な施設

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みなみ東口

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みなみ東口へ続く暫定通路(2019年3月)

みなみ通路から接続する仮設通路(みなみ東口通路)の出口にあたり、現在は横浜中央郵便局とJR東日本横浜支社の間(中央通路の東口に隣接)に暫定的に設置されている[64]。今後は東口周辺の再開発計画に合わせ、みなみ東口通路と出口の再整備を行う方針である[64]

主な施設

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横浜駅周辺開発の歴史

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江戸時代安政7年頃)の錦絵
新田間橋から南東方向を描く。左側の海上が現在の横浜駅一帯。

明治 - 終戦

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明治時代から大正時代にかけて新田開発のため、茂木六兵衛らにより陸地と線路の間の海面が埋め立てられ、現在の西区北幸南幸(旧:青木町字北幸町・字南幸町)が誕生した。この地域が現在の横浜駅西口一帯である。

1908年(明治41年)にこの土地の一部をスタンダード・オイル(現:エクソンモービル)が取得し、油槽所として使用していた。しかし1923年(大正12年)の関東大震災でタンクから漏れ出した約700万ガロン石油重油新田間川に流れ出し、横浜電線から出火した火が燃え移り、十数日にわたって一帯が燃え続けた[65][66]。その後、周辺住民の反対運動により油槽所は鶴見区安善町に移転したため空き地となり、西口は材木・石炭・砂利などの資材置場として使用され、追いはぎが出るとまで言われる荒れ地となっていた。

鉄道省は横浜駅を現在の場所に移転するため、1927年昭和2年)5月に横浜駅の新駅舎建設に着工。翌1928年(昭和3年)10月15日、3代目横浜駅舎が開設された[注 24]。2代目横浜駅が関東大震災で大きな被害を受けたことや、当地は埋立地で軟弱地盤であることから、地盤改良のために長さ18m、元口直径35∼40cmのベイマツが、75cm間隔で2226本打ち込まれた[67]

 
1930年頃の横浜駅東口(3代目駅舎)

東口では省線の駅移転に続き、横浜市電(旧横浜電気鉄道)の横浜駅前停留所が国道1号線上に設置され、1930年(昭和5年)には京浜電気鉄道(現 京浜急行電鉄)の駅が開設された。また西口では、1933年(昭和8年)12月に神中鉄道(現在の相模鉄道相鉄本線に該当)が横浜駅まで延伸して駅を設置した。

これにより横浜駅は、省線と横浜市電に加え、京浜電気鉄道・神中鉄道・東京横浜電鉄(現在の東急東横線)の私鉄3社が接続するターミナル駅となった。しかし当時の横浜市街の中心は、初代横浜駅があった桜木町や、その隣駅で横浜港に近い関内周辺であったことから、駅舎がある東口周辺には依然として空き地が広がっていた。

太平洋戦争中は、西口の土地は接収されて大日本帝国海軍の資材置き場になった。1945年(昭和20年)の横浜大空襲では、駅ホームの上屋・小荷物扱い所・構内線路が全焼したものの、東口は駅舎の内装が全焼した程度で大きな被害はまぬがれた。しかし西口には工場があったため焼夷弾が落とされ、西口一帯が全焼した。

戦後 - 1950年代

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明治・大正期にスタンダード・オイルが油槽所として使用していた西口の土地は、戦時中の1943年昭和18年)に相模鉄道が砂利輸送・厚木海軍航空隊へのガソリン輸送のための資材置き場として145,000円で購入していた[68]。その土地は戦後に終戦処理事務所が相模鉄道から買い戻し、横浜駅に置かれた連合国軍最高司令官総司令部 (GHQ) 鉄道輸送事務所の資材置き場として使用されていたが、1951年(昭和26年)にスタンダード・ヴァキューム・オイル・カムパニー(旧スタンダード・オイル)に返還された。

相模鉄道はこの土地を再度買い取ることを希望し、スタンダード・ヴァキューム・オイル・カムパニーからは相模鉄道が同社の代理店となること、横浜市からは西口の整備事業に協力することを条件として売却が許可され、1952年(昭和27年)11月に相模鉄道が、スタンダード・ヴァキューム・オイル・カムパニーから西口の土地(24,688m2)を取得。これにより、横浜駅西口の開発が始まることとなった[68][69][70]

 
1952年頃の横浜駅西口全景

西口では資材置き場として使わていた広い土地が接収解除され、相模鉄道が用地買収したことを契機に、1950年代から相鉄主導による積極的な開発が開始された[71]。実際の開発は相鉄グループ相鉄不動産(初代、1962年9月1日付で相模鉄道へ吸収合併)が担当した[71]。こうして戦後の横浜駅周辺の開発は、元々の駅表口であった東口に先駆け、相模鉄道の主導による西口開発が先行することとなる。

神奈川国体開催を控えた1954年(昭和29年)には横浜市により西口広場・道路の整備が完了し、翌1955年(昭和30年)10月には横浜駅西口(北幸一丁目・南幸一丁目)の区画整理事業が完了した。

 
西口に開業した横浜駅名品街(1956年

相鉄は1955年(昭和30年)5月に横浜駅西口の開発計画を決定[71]、同年8月22日に横浜駅名品街の建設工事を着工[71]。翌9月よりテナント誘致を開始し、同年12月に高島屋と契約を締結した[71]。翌1956年(昭和31年)4月2日、アーケード商店街の横浜駅名品街(第1次区画)・高島屋ストア(のちの横浜高島屋[71]を開業。1957年には相鉄文化会館[71]1959年には相鉄会館(のち横浜高島屋の増床部分)[71]を開業した。

1960年代

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1960年代に入っても相鉄による西口開発は続き、1961年(昭和36年)12月には相鉄ビル(相模鉄道旧本社ビル、現在は横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ[71]が完成した。また翌1962年11月23日には、相模鉄道・鉄道弘済会崎陽軒東京急行電鉄の4社共同出資により、国鉄横浜駅西口駅舎「横浜ステーションビル」(のちの横浜シァル)が開業[71]。さらに1964年(昭和39年)12月1日にはダイヤモンド地下街・横浜駅西口地下駐車場が開業した[71]。相鉄による開発ではないが1961年5月には西口屈指の歓楽街となる五番街が、1962年2月28日には横浜東急ホテルが、1968年11月3日横浜岡田屋が開業した[72]

一方、戦後の東口は出島地区(現在、横浜新都市ビル横浜スカイビルがある場所。横浜駅東口総合開発計画における名称で、かつて出島があったことに由来する)に、神奈川県匡済会の独身者向けアパート 横浜新興倶楽部(1932年に労働者向け宿泊所の横浜社会館を改装)、東神倉庫(1946年竣工、のちの菱光倉庫)、横浜市警察本部(1949年 - 1955年6月)、横浜市交通局のバスプール(のちの横浜市営バス西営業所)、簡易屋台や学校暖房用の貯炭場などがある程度であった[73]。東口駅前に1955年(昭和30年)9月、展望台ネオンサインを設けた崎陽軒「シウマイショップ」(現在の崎陽軒本店の場所にあった)[74] ができるまでは、依然として寂しい場所であった。1950年代から相模鉄道の主導により西口の開発が進み、1960年代にはかつて横浜の商業の中心であった伊勢佐木町を脅かすほどの一大繁華街として発展したため、東口は横浜駅の表玄関でありながら見劣りするようになっていた。

1965年には横浜市により戦後復興のための「横浜市総合開発計画」が発表され、その中に横浜駅東口の開発も盛り込まれた。ただし当時の横浜市はGHQによる接収が解除された関内・伊勢佐木町・本牧など横浜中心部の復興に注力しており、また財政難もあいまって市が単独で事業を進めることは困難であった。さらに東口には権利関係が複雑な土地や公有地も多いことも問題を複雑化させていた。

そこで民間企業の共同出資により、横浜駅前振興株式会社(現:株式会社横浜スカイビル)を設立し、駅東口の出島地区および東口地下街の開発を開始することとした。1967年(昭和42年)7月には、横浜市営バス西営業所跡地に温水プール「スカイプール」[注 25]を建設、翌1968年(昭和43年)3月には最上階に回転展望台とレストランを設けた11階建ての初代横浜スカイビルの開業にこぎつけたものの、業績は伸び悩んだ。当初は横浜市警察本部跡地と、横浜市営バス西営業所跡地の土地を借り受けてビルを建設する予定であったが払い下げに変更されたり、横浜市会の権力争いに巻き込まれたため払い下げ価格が予想以上に嵩んで支払い遅延が発生したり、市長が革新派飛鳥田一雄に交代したことにより再三にわたる設計見直し要求が行われるなどの影響もあり[75]、出島地区の北側・東口地下街の開発は困難となった[76]

一方、西口は繁華街として急成長したことから、相模鉄道は1967年10月30日に新相鉄ビル(相鉄ジョイナス)の建設を中心とした「横浜駅西口再開発計画」を発表した[77]。これは横浜駅名品街・相鉄文化会館を取り壊し、相鉄会館(高島屋)と相模鉄道の駅舎を取り込んだ駅ビル「新相鉄ビル」を作るという計画であった[77]。こうして1970年代には相鉄による西口再開発事業が進むこととなる。

1970年代

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相鉄は「横浜駅西口再開発計画」に基づき、1971年(昭和46年)には相鉄ムービル(初代)と、新相鉄ビルの一部(高島屋が入居する相鉄会館・相模鉄道横浜駅部分)を完成[77]1973年(昭和48年)10月には新相鉄ビル第1期工事の大部分が完了し、11月20日に「相鉄ジョイナス」が開業した[77]。1976年には増築を伴う相鉄ジョイナス第2期工事も完了し、現在の相鉄ジョイナスが完成した[77]。 また1973年2月19日には横浜天理教館(天理ビル)が、1978年10月にはニチイ横浜ショッピングデパート(現:横浜ビブレ)が開業[72]

東口においては、横浜市全員協議会が1971年(昭和46年)6月に「横浜駅東口総合計画」を策定し、横浜市の主導により東口の開発を行うこととした。国道下の利用は公共企業体に限るという建設省の方針により、10月には第三セクターの財団法人横浜駅東口開発公社(資本金1億円)を設立し、公社が東口駅前広場と周辺道路、横浜ポルタと横浜駅東口地下駐車場、出島地区、横浜駅東口バスターミナルの建設・運営を行うことになった。

1973年12月に着工したものの、財団法人という制約から資本金1億円では資金が不足し、また第三セクターという形態による出資者の当事者意識の不足、首都高速神奈川1号横羽線の建設決定による設計変更、第1次オイルショック狂乱物価による建設費の高騰などの影響で総事業費が膨らみ、出島地区の開発が難しくなってしまった。また市長が元横浜駅東口開発公社理事長の細郷道一に変わったこともあり、1978年(昭和53年)8月25日の横浜市全員協議会により「横浜駅東口総合計画」が変更され、出島地区の開発は民間に委ねられることとなった。

1980 - 1990年代

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1980年(昭和55年)11月7日には、東口地下街横浜ポルタ・横浜駅東口地下駐車場が開業した[新聞 4]。同時に横浜市の事業で、横浜駅東口と西口をつなぐ東西自由通路(現:中央通路)[注 26] を開設[新聞 4]。4代目駅舎[注 27]横浜ターミナルビル[78][79](キーテナントはルミネ横浜店[新聞 4])も同時に開業[80]した。

出島地区の開発を行うための組織として、1980年(昭和55年)12月20日第三セクター横浜新都市センター株式会社(資本金30億円)が設立され、同社が横浜新都心ビル・横浜駅東口バスターミナルの建設・運営を行うことになった。また翌1981年(昭和56年)7月には横浜市が「横浜市臨海部総合整備計画(みなとみらい21計画)」を発表し、出島地区が「みなとみらい21 横浜駅東口地区(68街区)」として組み込まれることになった。

横浜新興倶楽部の立ち退き交渉が難航し裁判に発展したが和解し、横浜スカイビルが所有していたスカイプール[注 28] の土地売却交渉も難航したが、横浜スカイビルが横浜新都市ビルの建設・運営に参加することを条件に、横浜スカイビルから土地を借りることで和解した[81]

1983年(昭和58年)10月8日には横浜新都市ビルの起工式が行われ、翌11月にはみなとみらい21の起工式も開催された。そして1985年(昭和60年)9月26日にビルが竣工し、同年9月30日には横浜新都市ビルと核テナントの横浜そごうが開業した。

財団法人横浜駅東口開発公社は、横浜新都市センター株式会社に事業を譲渡し、1988年(昭和63年)3月31日に解散。同年7月には横浜市からヨコハマポートサイド地区横浜ベイクォーターなどがある地区)の都市計画(第二種市街地再開発事業)が発表され、開発が始まった。

1989年平成元年)3月からは、みなとみらい21地区で横浜博覧会 (YES'89) が開催され、会期中は横浜新都市ビル2階のペデストリアンデッキ「風の広場」から、コスモワールド子供共和国の北側(現在の39街区と40街区、現「M.M.TOWERS」と「M.M. TOWERS FORESIS」)にあったゴンドラゲートまでの768mを繋ぐゴンドラリフトが設置され、株式会社横浜博スカイウェイにより運行されていた[82][83]

1996年9月には、東口に2代目スカイビルが開業し、核テナントとして丸井(マルイシティ横浜)が入居。スカイビル1階には横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)が開業した。また崎陽軒本店ビルも竣工した[84]

2000年代以降

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みなとみらい21地区では2000年代以降も、東口地区と人道橋(ペデストリアンデッキ)のはまみらいウォークで接続する日産自動車グローバル本社(2009年4月)が竣工。ポートサイド地区では、歩道橋の栄町グリーンウォーク(2001年竣工)・ベイクォーターウォーク(横浜駅ポートサイド人道橋、2009年12月供用開始)や、ヨコハマポートサイドビル(1994年竣工)・そごうパーキング館(2005年11月30日竣工)・横浜ベイクォーター(2006年8月24日開業)・横浜イーストスクエアビル(2008年3月)・横浜ダイヤビルディング(2009年12月竣工)などが建設され、横浜駅東口周辺の再開発は継続している。

西口の駅ビルであった横浜ステーションビルに入居していた「横浜CIAL(旧称:シァル)」は、西口再開発計画により2011年(平成23年)3月27日をもって全館閉店した。閉館後、同じく再開発事業地に所在し「横浜CIAL」に隣接していた横浜エクセルホテル東急2012年(平成24年)、横浜ステーションビル(横浜CIAL)は2013年(平成25年)に解体された。

横浜エクセルホテル東急跡地では、開発が本格化するまでの空きスペースを利用して、2013年から期間限定の屋台村・仮設飲食店などが営業されていた[85]。CIAL跡地でも商業施設の着工が遅れていたため2014年2月から2015年5月まで、空きスペースを利用して商業・飲食店舗などが入る「西口ルミネ」を期間限定でオープンしていた[86][新聞 7]

横浜市による横浜駅周辺再開発事業「エキサイトよこはま22」の中心的プロジェクトとして、これらの跡地を一体的に再開発して新たな横浜駅西口駅ビル「JR横浜タワー」を建設し、2020年令和2年)6月18日に開業。核テナントの一つとして「CIAL横浜」が入居し、横浜駅西口駅ビルに「CIAL」の名称が復活した。

JR横浜タワーの竣工により、相鉄ビル(横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ)を抜いて、西口で最も高いビルとなった。なお相鉄ビル竣工以前は、天理教の関連企業東京天理教館が所有するオフィスビル「横浜天理教館」(天理ビル)が長らく西口で最も高いビルであった。

バス路線

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路線バス

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150 m
8
7
6
5
4
3
2
1
横浜駅周辺のバスのりば
1
横浜駅西口バスターミナル 第1バスのりば(横浜駅西口の駅前)
2
横浜駅西口バスターミナル 第2バスのりば(横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの西側)
3
横浜駅西口バスターミナル 第3バスのりば(天理ビル前)
4
横浜駅東口バスターミナル(そごう横浜店1階)
5
YCATのりば(横浜シティ・エア・ターミナル、スカイビル1階)
6
横浜駅東口スカイビル(YCAT)前 停留所(スカイビルの外周道路)
7
横浜駅改札口前 停留所(横浜駅東口交番付近、降車専用)
8
相鉄高速バスセンター(廃止)

西口・東口それぞれにバスターミナルが設けられ、付近の一大ターミナルとなっている。一般の路線バスのほか、深夜バス高速バスも多数発着する。

東口の高速バスの乗り場は、横浜新都市ビルそごう横浜店)1階の横浜駅東口バスターミナル、隣接するスカイビル1階の横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)、さらにスカイビルの外周道路にあるバス停「横浜駅東口スカイビル(YCAT)前」の3箇所に分散しているため、高速バス利用者は混同しないよう注意を要する。

かつては横浜駅きた西口鶴屋地区に相鉄高速バスセンターもあったが、相模鉄道の高速バス路線撤退に伴い2008年9月に廃止されている[87]

西口バスターミナル

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西口は「横浜駅西口」バス停があり、横浜市営バス神奈川中央交通(一部は神奈川中央交通東)、相鉄バスの3社局の路線バスが乗り入れている。バスのりばは3つに分散しており、西口駅舎前の地下街(旧称:ザ・ダイヤモンド)上に第1バスのりば(のりば番号:1から10番台)、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの西側に第2バスのりば(のりば番号は20番台)、ヨドバシカメラ向かいの天理ビル前に第3バスのりば(のりば番号は30番台)がある。

第1バスのりばは地下街からの階段、エレベーターとしか繋がっておらず、利用する際は地下街から入る。

第3バスのりばは、第2バスのりばが2017年7月24日から貸し切りバス専用乗降場に変更されたため、その代替として同日より運用を開始した[新聞 8]

第1バスのりば
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西口の駅舎前にある。

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
1 横浜市営バス
  • 36:緑車庫前 / 西菅田団地
  • 82:八反橋
  • 「36」は途中「西菅田団地」止まりまたは経由するが相鉄バスも同名停留所があるが別位置にある
  • 「82」神大寺入口は1日1本のみ(休日のみ2本)
2
  • 「39」は平日最終便のみ中山駅前行き
  • 「59」は最終便のみ大豆戸交差点止まり
3
  • 3550:(循環)横浜駅西口
  • 50:神大寺入口
 
4 25保土ケ谷駅西口  
5 31大口駅 平日1本のみ白幡東町止まり
6 3487209:(循環)横浜駅西口 「209」は平日のみ
7 相鉄バス
  • 浜44:(循環)横浜駅西口 / 横浜車庫
  • 浜83:上菅田東部公園
「浜44」は午前は天屋先回り・午後は東泉寺前先回り。また、一部は途中の横浜車庫止まり
8
「浜1」小机駅は平日のみ「西菅田団地」は横浜市営バスも同名停留所があるが別位置にある
9 浜11:上星川駅 / 釜台住宅第3 平日「釜台住宅第3」最終便のみ深夜バス
10 浜5浜10:(循環)横浜駅西口
  • 「浜5」は、土曜休日のみ第2ターミナル着。また、一部は途中の洪福寺止まり
  • 「浜10」は、平日のみ。また、一部は途中の横浜新道止まり
11 横浜市営バス
  • 202208:(循環)横浜駅西口
  • 204:浅間町車庫前
  • 207:保土ケ谷車庫前
  • 「202」は最終便のみ岡沢下止まり
  • 「208」は平日のみ
12 神奈川中央交通 62(急行):千丸台団地 / 千丸台集会所  
13  
神奈川中央交通東 横04鶴間駅東口 平日1本のみ
14 横浜市営バス
  • 92(急行):笹山団地中央
  • 201:(循環)横浜駅西口
  • 329:(循環・急行)横浜駅西口 /(急行)国大西
  • 「201」は平日のみ国大西循環で土休日は和田町循環
  • 「329」急行は平日朝のみ
15 (降車専用)
臨時路線 横浜市営バス 37:(直行)三ツ沢グランド前 ニッパツ三ツ沢球技場で試合がある時のみ運行
  • 150A:(直行)横浜国立大学正門前
  • 150B:(直行)国大西
横浜国立大学のオープンキャンパスや入学試験がある時のみ運行
相鉄バス 臨浜7:横浜車庫 ニッパツ三ツ沢球技場で試合がある時のみ臨時便を増発
臨浜10:(直行)横浜国立大学正門前 横浜国立大学のオープンキャンパスや入学試験がある時のみ運行
第2バスのりば
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横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの西側にある。

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
21 神奈川中央交通 「横46」は平日1本のみ
22
相鉄バス 「三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド直行便」は土日祝のみで4往復
  • 「レイクライナー」は富士山五合目夏季の登山シーズンの特定日に1往復延長運転
  • 「さがみ湖イルミリオン線」は季節運行
横浜 - 軽井沢・草津温泉線草津温泉  
フライングライナー号フライングスニーカー号大阪阿部野橋駅  
ハローブリッジ号丸亀駅  
オレンジライナーえひめ号八幡浜駅  但し、現在松山室町営業所~八幡浜間は運休中のうえ、特定日運行
23 (降車専用)
第3バスのりば
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ヨドバシカメラと横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの間の、天理ビル前にある。

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
31 横浜市営バス
  • 53:平和台折返場
  • 68:滝頭
 
相鉄バス
32 横浜市営バス 291:大口駅  
相鉄バス
 

東口バスターミナル

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横浜駅東口(現 横浜駅東口駅前広場)から、1974年12月8日にスカイプールの前(現在の東口バスターミナルの国道1号側)に移転[88]1981年11月に、現在地である横浜新都市ビル1階の横浜駅東口第二広場[注 30]に移転。横浜新都市ビル(そごう)1階に横浜駅前(横浜駅・横浜駅東口)ターミナルがあり、主に沿岸部へ向かう路線が発着する。A島の南隣(横浜スカイビル1階)には、空港リムジンバス・高速バス専用のYCATのりばが設置されている。定期観光バスベイサイドライン」はこのターミナルを発着していた。

のりば入口は、地下1階および2階からA〜Cそれぞれの島につながる階段がある他、1階からはそごうの南エレベータとA島、店内からC島に入れる。地上の一般歩道から直接入るのは不可。ターミナル内で平面移動できる通路も設置されていない。

のりば 運行事業者 系統・行先 備考
1 横浜市営バス
  • 「26」本牧車庫は平日1本のみ
  • 「123」急行は平日のみ
2
「280」急行は土休日のみ
3 105106:本牧車庫  
4  
5
  • 9102:滝頭
  • 循環102:横浜駅前
 
6 (降車専用)
7 103:根岸台 / 本牧車庫 / 根岸駅  
8 京浜急行バス 110:杉田平和町  
9 神奈川中央交通 横43横44戸塚駅東口  
10 港61港南台駅  
11 77芹が谷  
12・13 (降車専用)
14 横浜市営バス
「109(特急)」はキャッシュレス決済のみで平日朝のみ
15
 

横浜駅改札口前停留所

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東口地下街ポルタ入口そばにある。

  • BAYSIDE BLUE:当停留所止まり
  • 桜木町駅戸部駅方面から東口バスターミナル行の全路線:降車専用

高速バス

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西口・東口およびYCATから各地への高速バスが発着する。

西口バスターミナル

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運行時間 発着ターミナル 運行事業者 系統・行先 備考
昼行便 第2ターミナル
  • 「レイクライナー」は夏季の登山シーズンの特定日に1往復を富士山五合目まで延長運転
  • さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト行は季節運行
夜行便 第2ターミナル フライングライナー号フライングスニーカー号:京都駅・大阪駅・大阪阿部野橋駅方面  
ハローブリッジ号高松駅丸亀駅方面  
オレンジライナーえひめ号松山市駅八幡浜駅方面  現在松山室町営業所~八幡浜間は運休中・東京~松山間は特定日運行

YCATのりば

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スカイビル1階に所在する。

東口バスターミナル

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横浜新都市ビルそごう横浜店)1階に所在する。

運行時間 運行事業者 系統・行先 備考
昼行便 浮島・小島地区(浮島町五番地・江川一丁目)方面  
東京ディズニーリゾート  
木更津金田バスターミナル袖ケ浦バスターミナル木更津駅 / かずさアーク  
  • 小湊鉄道
三井アウトレットパーク 木更津 / 市原駐車場五井駅蘇我駅 / 市原鶴舞バスターミナル長南駐車場茂原駅  
  • 京浜急行バス
  • 日東交通
君津バスターミナル館山駅  
御殿場駅箱根桃源台  
伊那バス ベイブリッジ号伊那市駒ヶ根市飯田市方面  
西日本ジェイアールバス 横浜グラン昼特急大阪号京都深草大阪駅方面  現在運休中
勝沼・一宮・石和・山梨学院大学・甲府駅竜王  
夜行便 弘南バス ニューノクターン号弘前バスターミナル五所川原駅方面  
岩手県北自動車 MEX盛岡・宮古号盛岡駅宮古駅道の駅やまだ方面  
ジェイアールバス東北 仙台 - 首都圏線(仙台・東京横浜号)長町駅仙台駅方面  
三重交通 いが号上野市駅名張市役所方面  現在運休中
西日本ジェイアールバス  現在、両路線とも運休中
千葉・TDR・東京・横浜 - 大阪・神戸線大阪梅田神戸三宮方面  
中国バス メイプルハーバー岡山倉敷福山広島方面  現在運休中
グレース観光バス グレースライナー:名古屋方面 / 京都・大阪方面  
平成エンタープライズ VIPライナー:京都・大阪方面  
サンシャインエクスプレス サンシャインエクスプレス:京都・大阪方面  
KBライナー:南草津・京都・大阪方面 / 岡山倉敷方面  
桜交通 キラキラ号長岡燕三条新潟方面  

横浜駅東口スカイビル(YCAT)前

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スカイビルの外周道路に所在する(北緯35度27分50.8秒 東経139度37分29.8秒 / 北緯35.464111度 東経139.624944度 / 35.464111; 139.624944 (横浜駅東口スカイビル(YCAT)前 バス停留所))。待機場所が狭いため、YCATの真上(スカイビル2階の屋外)が集合場所に指定されていることが多いので、注意が必要。

運行事業者 系統・行先 備考
武井観光 アミー号:名古屋方面  
桜交通 キラキラ号仙台石巻方面/京都・大阪方面  
千葉みらい観光バス KBライナー:大阪・姫路方面  
ジャムジャムエクスプレス JAMJAMライナー:神戸三宮・姫路方面 / なんば・和歌山方面  
杉崎観光バス 杉崎高速バス名古屋姫路・岡山方面  

タクシー乗り場

編集

西口

編集

西口バスターミナル(横浜駅西口駅前広場[注 31])の、高島屋側に設置されている。

横浜駅東口タクシープラザ

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正式名称は横浜駅東口駅前第2交通広場。横浜駅きた東口から横浜新都市ビルの間、国道1号線の地下にあるタクシー乗り場。 横浜市が設置・管理する交通広場であり、横浜新都市ビルの施設ではない。乗降場所は横浜ポルタ側にある。

 
タクシープラザで待機するタクシー(右側が横浜ポルタ、奥が横浜新都市ビル

水上交通・航路

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シーバス 横浜駅東口のりば

エキサイトよこはま22(横浜駅周辺大改造計画)

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横浜駅周辺において、国際化や都市間競争への対応・環境問題・駅としての魅力向上・災害時の安全性確保などの課題を解消し、「国際都市の玄関口としてふさわしいまちづくり」を進めるための指針となる計画で、大規模ターミナル駅周辺の再生モデルとして、行政と民間が共有・協働して実現していくことを基本としている。開発プロジェクト名については2009年に一般公募され、2380件の名称案の中から「エキサイトよこはま22」に決まった[89]。計画対象エリアの「横浜駅周辺地区」は、都心部の機能強化を目的として2014年度に策定された「横浜市都心臨海部再生マスタープラン」においてその対象となる都心臨海部五地区のうちの一つとなっている[90]

計画の概要など

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横浜駅周辺では西口(幸栄)地区、西口五番街地区、きた西口鶴屋地区、東口地区などが、「横浜都心・臨海地域」として特定都市再生緊急整備地域に指定されており[56][57][91][92]、今後再開発を行う計画となっている[92][93]。これらの地域において老朽化した建物を解体し、高層ビルなどによる横浜駅や駅周辺の一体再開発を目指す。当プロジェクトでは新たな枠組みとして再開発地区を5つのエリアに分けており、横浜駅を中心に西口周辺(五番街含む)および東口周辺の地区を合わせて「センターゾーン」とし、その周囲にある4つのエリアをそれぞれ「南幸地区」、「北幸地区」、「鶴屋町地区」、「平沼地区」としている[93][注 32]

建物の建て替えのみならず、現在は地下で結ばれている西口と東口方面を駅ホーム上空の2階部分で直線に結び(新たなペデストリアンデッキの整備)、駅前広場や待ち合わせ場所(ターミナルコア)の整備、中央通路と西口地下街(旧称:ザ・ダイヤモンド)の地下階層による接続(横浜駅西口改札跡地[94] にある、通称"馬の背"の解消[95])、駅周辺の遊歩道整備(東横線廃線跡〈横浜駅〜桜木町駅間〉の遊歩道整備を含む)、東口地区とみなとみらい地区の更なる接続強化(東口地区開発「ステーションオアシス」からのデッキレベルでの接続計画出島地区における再開発を含む)、首都高速道路壁面緑化、河川の有効活用や河川沿岸の整備(河川は治水対策をし、水上バスの運行やボードデッキを整備する)などを行い歩行者空間や交通の充実を図るというもので、横浜港開港150周年である2009年に計画がとりまとめられた。開発の期間を二期に分け、全体の完成は計画策定から20年後を目処にしている。

2010年1月に、「エキサイトよこはま22」の横浜市案による20年後の横浜駅周辺を表したイメージ映像が横浜市都市整備局のサイトなどで公開された。この映像は今後の計画検討の際などに利用される予定である。

関連する個別の開発計画

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センターゾーン

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西口周辺の再開発計画
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横浜駅西口開発ビル計画[92][96](駅前棟・鶴屋町棟)〈都市再生特別地区/駅前街区〉
 
JR横浜タワー(2020年6月)
 
建設中のJR横浜タワー(2018年11月)
2010年8月にJR東日本東急による共同開発計画が発表された。いずれも2011年3月末閉館したCIAL(初代横浜駅西口駅舎 横浜ステーションビル)と横浜エクセルホテル東急を取り壊して高層駅ビルへの建て替えを行うもので、メインとなる駅前棟の上層部はオフィス、下層部は商業施設などが入る。また、鶴屋町地区には駐車場保育所(当初計画)に加え、商業施設、ホテルスポーツ施設(2017年10月の計画変更により追加)からなる鶴屋町棟が建設される[JR東 14]。当初はJR線路の上部に8階部までの商業施設棟を建設するとしていたが、2014年3月に発表された計画で中止となった[97]
駅前棟は当初の計画では地上33階建て、高さ約195mの予定であったが、後に高さを少し抑えて約180mに変更すると発表。その後、東日本大震災を受けて安全性を重視するため更に規模縮小となる可能性が示唆され[新聞 9]、2014年3月に発表された計画では、駅前棟は地上26階地下3階・高さ約135m(最終的に高さ約132m)、延床面積約94,000m2、鶴屋町棟は地上9階・高さ約31m、延床面積約24,000m2(2017年10月の計画変更に伴い約31,500m2に増床[JR東 14])となっている[97][JR東 15]
一方、開発時期についても当初の発表では2011年に着工して2019年の完成を目指すとしていたが、JR東日本は「東日本大震災を受けて建設計画を見直す」として計画の遅れが示唆され、2014年3月に発表された計画では、駅前棟と鶴屋町棟共に当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指すとしていた[JR東 15][新聞 10]。なお、実際に本着工したのは2016年4月1日起工式2015年10月19日[新聞 11])のことであり、着工が遅れることとなったCIALおよびエクセルホテル東急跡地では期間限定施設として、それぞれ商業施設の「西口ルミネ」や屋台村・仮設飲食店などが運営され、継続的に賑わいの創出が行われた[新聞 7]
2013年12月末には開発事業敷地内の東急所有地[注 33] をJR東日本に売却[注 34] し、開発主体を一元化すると発表(開発を加速するためのもので、東急は事業から完全撤退せずに「今後も様々な形で協力する」としている)。JR東日本を主体として鶴屋町棟から駅前棟に繋がる歩行者デッキなどを整備し、隣接する「横浜駅きた西口鶴屋地区再開発事業(仮称)」(後節参照)の再開発区域とも一体的に開発を進めていく[新聞 12][新聞 13]
2018年11月には横浜駅西口開発ビルの名称について駅前棟は「JR横浜タワー」、鶴屋町棟は「JR横浜鶴屋町ビル」にそれぞれ決定したとJR東日本が発表[JR東 16]。2020年1月には開業日について「JR横浜タワー」が同年5月30日、「JR横浜鶴屋町ビル」が同年6月5日と発表された(オフィスや保育所、駐車場など施設の一部は同年4月より順次稼働)[JR東 4]。さらに、同年3月には諸外国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い、家具の製作や納品遅延等の影響が出ているとして、ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」の開業日を同年6月27日に変更すると発表した[JR東 17]。その後、同年5月13日にはCOVID-19感染拡大に伴う国の緊急事態宣言の発令を受けて、「JR横浜タワー」と「JR横浜鶴屋町ビル」の開業を延期することを発表[JR東 5]。なお、「JR東日本ホテルメッツ 横浜」については予定通り同年6月27日に開業するとしている[JR東 5]
2020年6月には、JR横浜タワーでは商業施設「NEWoMan横浜」を同年6月18日、商業施設「CIAL横浜」、エンタテインメント・コンプレックスT・ジョイ横浜」を同年6月24日にそれぞれ開業することを発表[JR東 3]。また、JR横浜鶴屋町ビルでは商業施設「CIAL横浜 ANNEX」、ホテル「JR東日本ホテルメッツ 横浜」を同年6月27日(※CIAL横浜 ANNEX内の文化堂のみ同年6月18日開店)、スポーツ施設 「ジェクサー・フィットネス&スパ横浜」を同年8月7日にそれぞれ開業することを発表した[JR東 3][98]
両棟は以下の施設で構成される[JR東 16]。また、歩行者デッキ「はまレールウォーク」で接続している。
その他の再開発計画
西口周辺は、西口五番街地区や西口(幸栄)地区でも再開発が検討されている[99]。西口五番街地区は「横浜駅西口五番街地区第一種市街地再開発事業(仮称)」(敷地面積:0.8ha/1987年再開発準備組合設立)として、西口(幸栄)地区は「横浜駅西口地区第一種市街地再開発事業(仮称)」(敷地面積:1.1ha/1992年再開発準備組合設立)としてそれぞれ今後動き出す見込みで、いずれの再開発事業でも都市再生特別地区を想定している[92]
また、相鉄グループでは2023年度中に西口再開発の具体的計画を策定(ロードマップを作成)する方針を示していた[相鉄 7]が、2024年夏頃に「横浜駅西口大改造構想」を公表予定である[相鉄 8]
東口周辺の再開発計画
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アソビル (AsoBuild)(2019年3月)

横浜中央郵便局などがあるみなみ東口の一帯は、「ステーションオアシス地区」として再開発(横浜駅みなみ東口地区市街地再開発事業〈仮称〉、地下より地上部・デッキレベルまで移動できるターミナルコアの整備も含む)が検討されている[64][92][99]。事業主体は日本郵政、JR東日本、京浜急行電鉄、横浜市の4者で[97]1996年に横浜駅東口地区開発(ステーションオアシス)推進協議会を設立している[92]。同市では2014年3月中に同地区の再開発(対象となるビルや駅前広場、歩行者デッキ、市道)に関する大まかな概要などを盛り込んだ基本構想をまとめる方針を示し、さらに都市再生特別措置法の申請期限が2017年3月31日までとなっているため、それまでに都市計画を制定する方針を示していた[97]が、2017年度に歩行者ネットワークなどに関する「エキサイトよこはま22横浜駅みなみ東口地区」の地区計画が決定された[64][100]。その後、2024年6月には計画策定に着手し市街地再開発事業を実現するため、「横浜駅みなみ東口地区市街地再開発準備組合」(理事長:崎陽軒/事業協力者:日本郵政不動産・JR東日本・京浜急行電鉄)が設立された[101][102][注 35]

また、この再開発に関連して高島二丁目地区方面ともデッキレベルでの接続[注 36]が計画されている[64][104]。なお、東口周辺の再開発が本格化するまでの暫定施設として、横浜中央郵便局別館(2015年3月まで集配業務を行っていた)の建物をリノベーション活用した、アカツキライブエンターテインメントによる複合型体験エンターテインメント施設「アソビル」が2019年3月に開業している[105][106]

一方、前述のようにみなとみらい地区との接続を強化するため、東口の帷子川沿岸部(出島地区)からみなとみらい大橋に接続する道路「栄本町線支線1号」の整備およびその周辺部に位置する「出島地区」(横浜駅東口臨海地区)における再開発も検討されている[99][107](「栄本町線#整備計画」も参照)。

鶴屋町地区

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当地区(きた西口周辺)では、前述の「横浜駅西口開発ビル計画」における鶴屋町棟の計画の他にも、鶴屋橋の架替事業(2010年度〜2017年度実施予定)[58][59] や以下の再開発事業が行われている。

横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地再開発事業[92](敷地面積:0.8ha)〈都市再生特別地区/全国初の国家戦略住宅整備事業〉
「横浜駅きた西口鶴屋地区市街地再開発組合」(相鉄不動産東京急行電鉄JV)による地上43階(高さ約178m)の複合ビルをメインとした再開発事業である。1〜4階(低層棟、高さ約40m)は複合施設(商業施設や子育て支援施設、クリニックなど)およびアトリウム、4階および6〜12階は宿泊施設(ホテル・サービスアパートメント)、5階および13〜41階は住宅施設(分譲住宅)、最上階の42階は複合施設・ラウンジ「Vlag yokohama」を配置しており、2019年10月の着工後、2024年3月末に竣工を迎えた(商業施設や宿泊施設は一部フロアを除き同年6月開業)。施設全体の名称は「THE YOKOHAMA FRONT(ザ ヨコハマ フロント)」で、住宅施設(タワーマンション)の名称は「THE YOKOHAMA FRONT TOWER(ザ ヨコハマ フロント タワー)」となる[108]
「横浜駅西口開発ビル計画」(前節参照)の鶴屋町棟と一体的に整備する方針で、同計画の駅前棟および鶴屋町棟と歩行者デッキ「はまレールウォーク」で接続し、さらに当ビルの西側と北側に交通広場や道路も整備する計画となっている[新聞 14][109]

モニュメント・パブリックアート

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この他に、横浜市営地下鉄のハマリンロード(地下1階通路)の階段や、みなとみらい線の改札内にもパブリックアートがある。

舞台となった作品

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映画
書籍

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  東海道線
川崎駅 (JT 04) - 横浜駅 (JT 05) - 戸塚駅 (JT 06)
  横須賀線
新川崎駅 (JO 14) - 横浜駅 (JO 13) - 保土ケ谷駅 (JO 12)
  湘南新宿ライン
  • 特急「踊り子」「サフィール踊り子」停車駅
特別快速・快速(高崎線 - 横須賀線 - 東海道線直通)
武蔵小杉駅 (JS 15) - 横浜駅 (JS 13) - 戸塚駅 (JS 10)
普通(宇都宮線 - 横須賀線直通)
新川崎駅 (JS 14) - 横浜駅 (JS 13) - 保土ケ谷駅 (JS 12)
  京浜東北・根岸線
快速・各駅停車
東神奈川駅(京浜東北線・JK 13) - 横浜駅 (JK 12) - 桜木町駅(根岸線・JK 11)
  横浜線(桜木町駅 - 当駅間は根岸線、当駅 - 東神奈川駅間は東海道本線(京浜東北線))
快速・各駅停車
桜木町駅(JK 11) - 横浜駅 (JK 12) - 東神奈川駅 (JH 13)
東急電鉄・横浜高速鉄道
  東横線・  みなとみらい線
特急・通勤特急・急行
菊名駅(東横線・TY16) - 横浜駅 (TY21/MM01) - みなとみらい駅 (みなとみらい線・MM03)
各駅停車
反町駅(東横線・TY20) - 横浜駅 (TY21/MM01) - 新高島駅 (みなとみらい線・MM02)
1950年までは反町駅との間に神奈川駅が設置されていた。
京浜急行電鉄(京急)
  本線
モーニング・ウィング号」・イブニング・ウィング号
通過(イブニング・ウィング14号・16号は運転停車)
快特
京急川崎駅 (KK20) - 横浜駅 (KK37) - 上大岡駅 (KK44)
特急
神奈川新町駅 (KK34) - 横浜駅 (KK37) - 上大岡駅 (KK44)
急行
京急東神奈川駅 (KK35) - 横浜駅 (KK37) - 日ノ出町駅 (KK39)
普通
神奈川駅 (KK36) - 横浜駅 (KK37) - 戸部駅 (KK38)
1944年までは戸部駅との間に平沼駅が設置されていた。
相模鉄道(相鉄)
  相鉄本線
特急・通勤急行(到着列車のみ)
横浜駅 (SO01) - 西谷駅 (SO08)
快速
横浜駅 (SO01) - 星川駅 (SO05)
各駅停車
横浜駅 (SO01) - 平沼橋駅 (SO02)
横浜市営地下鉄(横浜市交通局)
  ブルーライン(3号線)
快速
桜木町駅 (B18) - 横浜駅 (B20) - 新横浜駅 (B25)
普通
高島町駅 (B19) - 横浜駅 (B20) - 三ツ沢下町駅 (B21)

かつて存在した路線

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東京急行電鉄(東急)
東横線
特急・通勤特急・急行
(菊名駅 - )横浜駅 - 桜木町駅
各駅停車
(反町駅 - )横浜駅 - 高島町駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 自社側の横浜駅とは異なり、相鉄側の横浜駅では、定期列車では自社側の駅に基本的に入線しない東急目黒線の車両も入線する。
  2. ^ なお、2代目横浜駅は、現在も高島町交差点前のマンション敷地内に遺構の一部が残っている。
  3. ^ a b 当初は2020年5月30日の開業が予定されていた[JR東 4] が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う国の緊急事態宣言が発令されたことを受けて、同施設の開業が延期された。ただし同ビルのオフィスフロアについては4月に先行開業している[JR東 5][JR東 3]
  4. ^ a b このうち、ワークスペース「STATION SWITCH」は、2020年7月1日より、一部の座席を「STATION WORK」として利用できるようになった[JR東 7]
  5. ^ 当初は2020年6月5日の開業が予定されていた[JR東 4]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う国の緊急事態宣言が発令されたことを受けて、同施設の開業が延期された[JR東 5][JR東 3]
  6. ^ 当初は2020年6月17日の開業が予定されていた[JR東 4]が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に伴う国の緊急事態宣言が発令されたことを受けて、同施設の開業が延期された[JR東 5][JR東 3]
  7. ^ 2021年(令和3年)3月改正時点では1826E(6時51分発)から1846E(9時09分発)までの列車が交互発着となる[25]
  8. ^ 2004年10月16日に湘南新宿ラインが増発される以前は夕刻ラッシュ時に当駅始発の下り列車が設定されており、上りホームの7番線から発車していた。2021年3月13日より5番線を使用する営業列車は日中時間帯および夕ラッシュ以降(平日のみ)に平日16本・土休日7本、8番線を使用する営業列車は平日が朝ラッシュ時の交互発着および14時52分発普通宇都宮行き(1880E)の合計17本、土休日は先述の1580Eの1本となっている。(下り列車については、特急「踊り子」「サフィール踊り子」および特急「湘南」の先を走っている普通列車の多くが当駅5番線にて待避を行う。また上り方面については、朝に4本設定されている旅客線経由の特急「湘南」の待避を当駅にて行う(平日のみ)。2020年ダイヤ改正以前は日中時間帯に上り「踊り子」「スーパービュー踊り子」の待避を当駅にて行っていたが、2021年現在は前述の1880Eが臨時「踊り子54号」(繁忙期のみ運行)の待避を行うのみとなっている。)
  9. ^ 2004年1月30日までは北側の跨線橋上に京急と、中央北改札内に東急との連絡改札があった。東急との連絡改札は最後まで有人改札だったため、Suica導入後は簡易改札機が設置された。南改札は当初、京浜東北・根岸線と東海道下り線の間付近に設置されていたが、2009年12月20日から東海道上り線と横須賀線の間付近に移設された。
  10. ^ かつては土曜休日(一部を除く)に横浜線と中央本線を経由して当駅始発・終着で松本駅を結ぶ臨時特急「はまかいじ」号が運転されていたが、ホームドア設置に伴い2019年1月をもって廃止(運行休止)された。そのホームドアは同年11月に稼働した
  11. ^ 2021年以前は特急「湘南」の前身である「湘南ライナー」および夜間の下り通勤快速が通過していたほか、1961年10月1日当時、下り準急「おくいず」と準急「はつしま」が当駅を通過し、東京駅 - 小田原駅間ノンストップで運転されていた。なお、上りの「おくいず」「はつしま」は当駅に停車した。
  12. ^ この点、1964年の東海道新幹線開業時点は「ひかり」が全列車通過し、2008年に全列車停車駅となるまで「のぞみ」「ひかり」の通過列車が存在していた新横浜駅とは対照的である。
  13. ^ 2004年1月30日の営業終了までは中央自由通路に通じる改札と渋谷側にあったCIAL直結の改札口および桜木町方にあった相鉄線方面の改札口(地下化工事の最中に設置)があり、JRとの有人連絡改札も設置されていた。その前(国鉄東海道線と横須賀線の分離運転前)は島式1面2線の高架駅であり、のりば番号は国鉄線に続いて9・10番線となっていた。
  14. ^ 相鉄の横浜駅には、目黒線用の8両編成である3000系・3020系・5080系も乗り入れる。
  15. ^ 1930年の開業当初は島式1面2線、その後1944年2月に現在と同じ2面2線となったものの、1974年5月に再度島式ホーム1面2線となった。しかし、利用客の増加が続いたため、混雑緩和のために2006年7月に東口側に下り専用ホームが設置された。
  16. ^ 新しい下りホームなどの設置は国土交通省の鉄道駅総合改善事業費補助制度によるもので、この制度では第三セクターに対し国や自治体から補助金が拠出されることから、資本関係にある第三セクターの横浜高速鉄道が関係施設を保有して事業主体となり京急が受託する形で工事が行われた。工事以前は極めて小さいながら独立した駅舎を持っていたが、この下りホーム設置により撤去された。跡地は下りホームと直結する地下1階・地上8階建ての駅ビルが2008年に開業し、同社のオフィスをはじめ、飲食店やコンビニエンスストアが入居している。
  17. ^ 2004年1月までは北側の跨線橋上にも連絡改札があった。1987年から2006年3月17日にかけては相鉄口改札(乗り換え改札ではない)が設置されていたが、みなみ通路に連絡する南改札開設に伴い閉鎖された。
  18. ^ かつては一部の下り普通が途中駅無停車の下りハイキング特急を待避していた。まず下り線で客扱いをした普通は、一旦品川寄りの渡り線を通って上り線に転線、その後ハイキング特急を待避して、再び下り線に転線していた。途中駅無停車は下りのみで、上りは途中駅無停車の列車はなかった。この渡り線は現在も残されており、大晦日から元日にかけて泉岳寺駅 - 当駅間で終夜運転を行う際にも毎年使用されているほか、早朝に神奈川新町駅から回送され、当駅始発上り電車となる際の転線に使用される。
  19. ^ 1番線は関根正明、2番線は大原さやかが担当している。
  20. ^ 契約期間は2027年3月31日まで
  21. ^ 2004年(平成16年)2月1日開業。
  22. ^ 1987年(昭和62年)4月1日より民営化。
  23. ^ 2004年(平成16年)2月1日より営業開始。
  24. ^ 総工費200万円。鉄筋コンクリート造り、2階建て(一部地階あり)。
  25. ^ 横浜新興倶楽部の裏側、現在の横浜新都市ビルの中心付近。
  26. ^ もともとは駅の構内通路で、自由通路化に伴い12.5mに拡幅され、改札口も現在地に移転した。1981年(昭和55年)11月20日には、通路を36mまで拡幅した。
  27. ^ 初代横浜駅の駅舎から通算すると4代目である。
  28. ^ 1982年(昭和57年)10月に「YSCスポーツクラブ横浜」として平沼地区へ移転。
  29. ^ 2023年10月現在運休中
  30. ^ なお第一広場は、横浜駅前バス停周辺。
  31. ^ 旧 横浜駅西口駅前第二交通広場。なお第一交通広場は、現在のみなみ西口(現在は相鉄ジョイナス・幸栄地区の一部)にあった。
  32. ^ 横浜駅周辺は西区であるが、鶴屋町地区のみ神奈川区となっている。
  33. ^ エクセルホテル東急跡地ときた西口鶴屋地区の旧東横線使用地。
  34. ^ 2015年9月に引き渡された。
  35. ^ 2030年代の実現を目指す[102]
  36. ^ さらにその先のみなとみらい地区58街区「横濱ゲートタワー」の2階に整備された「テラスモール」デッキまで接続[103]

出典

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  • 『横浜新都市センター30年史』 横浜新都市センター、2010年12月
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 編集部「横浜の鉄道 : その歴史」『調査季報』第121巻、横浜市、1994年12月20日、44-52頁、NDLJP:10306151 
  2. ^ 二代目横浜駅基礎等遺構(郷土文化財コレクション〔関東の文化財建造物と史跡〕)
  3. ^ 第二代横浜駅(横浜 近代遺跡地図情報)
  4. ^ “初代横浜駅はどこにあった?”. はまれぽ.com. (2011年4月21日). http://hamarepo.com/story.php?story_id=168 2018年1月27日閲覧。 
  5. ^ サンケイリビング新聞社、横浜市市民局広報課「ハマのギモン?聞いてみた! 横浜駅って、いつまで工事しているの?」『ハマジン』第17号、サンケイリビング新聞社横浜本部、神奈川、2010年7月、29頁、2010年11月24日閲覧 
  6. ^ 相鉄と東急が3月18日改正後のダイヤを発表 東急車の相鉄横浜駅入線も - 朝日インタラクティブ鉄道コム」 2023年2月19日発信、同年同月21日閲覧。
  7. ^ a b c 『JR時刻表』2010年8月号(交通新聞社刊)
  8. ^ 横浜駅の物語「初代横浜駅データ」 建設産業図書館
  9. ^ 【9/1関東大震災】【公式】日テレNEWS
  10. ^ 松信大助「昭和調査 番地入横浜市全図 訂正第48版」1928年5月、有隣堂本店
  11. ^ 松信太郎「昭和実測 大横浜市全図 改正番地入」 1929年6月、有隣堂本店
  12. ^ 「鉄道省告示第12号」『官報』1930年1月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  13. ^ 社史編集委員会編『20年のあゆみ』 横浜ステーションビル、1981年、18ページ
  14. ^ 相鉄不動産七年史編纂員『相鉄不動産七年史』 相鉄不動産、1962年、15ページ
  15. ^ 相鉄不動産七年史編纂員『相鉄不動産七年史』 相鉄不動産、1962年、年表4ページ
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  18. ^ シェアオフィス事業の拡大で働き方改革を加速します 〜「STATION WORK」の1,000カ所展開を目指すとともに、ワーケーションの推進を行います〜』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年9月3日。オリジナルの2020年9月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200905155129/https://www.jreast.co.jp/press/2020/20200903_ho04.pdf2020年9月6日閲覧 
京急
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相鉄
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  6. ^ 4月1日(日)から全駅に運行情報ディスプレイを設置” (PDF). 相模鉄道 (2012年3月1日). 2015年6月11日閲覧。
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  8. ^ 2024年3月期 決算説明会資料 (PDF) (相鉄ホールディングス株式会社 2024年5月17日/p.34参照)
東急

新聞記事

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  2. ^ 藤亮平 (2010年11月21日). “かながわ駅めぐり 横浜駅(横浜市西区) 工事は続くよ どこまでも”. 読売新聞 (株式会社読売新聞東京本社): p. 31 地域面 横浜版. オリジナルの2014年1月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140109044702/https://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/feature/yokohama1280766292480_02/news/20101205-OYT8T00186.htm 2010年11月24日閲覧。 
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  6. ^ “京急線横浜駅に新規7店舗-「エキナカ」充実で集客狙う”. ヨコハマ経済新聞. http://www.hamakei.com/headline/3021/ 2013年10月2日閲覧。 
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  14. ^ “横浜駅きた西口鶴屋地区再開発/44階建て複合ビル、18年度着工へ/準備組合”. 日刊建設工業新聞. (2015年7月6日). http://www.decn.co.jp/?p=41945 2018年1月21日閲覧。 

利用状況に関する資料

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JR・私鉄・地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日閲覧。
  3. ^ 相鉄グループ要覧2023-2024 (PDF) (Report). p. 69. 2023年10月22日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年10月22日閲覧
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
東急電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c d 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
相模鉄道の1日平均利用客数
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
横浜高速鉄道の1日平均利用客数
  1. ^ a b c d 2023年度決算について” (pdf). 横浜高速鉄道 (2024年6月10日). 2024年7月3日閲覧。
横浜市営地下鉄の1日平均利用客数
JR・私鉄・地下鉄の統計データ
  1. ^ a b c d e 横浜市統計書 - 横浜市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
神奈川県県勢要覧
横浜市統計書 9運輸 -鉄道、軌道駅別利用人員

関連項目

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外部リンク

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