新潟地方気象台
日本の新潟県新潟市にある地方気象台
新潟地方気象台(にいがたちほうきしょうだい)は、新潟県新潟市中央区にある地方気象台。東京管区気象台の管轄であり、新潟県を含む北陸地方を統括する予報中枢官署である。
新潟地方気象台 | |
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新潟地方気象台が所在する新潟美咲合同庁舎2号館 | |
種別 | 地方気象台 地方予報中枢官署 |
管轄区域 | 新潟県 (富山県、石川県、福井県) |
所在地 | 新潟県新潟市中央区美咲町一丁目2番1号 新潟美咲合同庁舎2号館 9・10階 |
座標 | 北緯37度53分43.4秒 東経139度1分5.7秒 / 北緯37.895389度 東経139.018250度座標: 北緯37度53分43.4秒 東経139度1分5.7秒 / 北緯37.895389度 東経139.018250度 |
リンク | 公式サイト |
概要
編集新潟県の地上気象・生物季節の観測・地震の震度観測などを行い、天気予報・週間天気予報、気象注意報・警報・情報、地震情報・緊急地震速報、噴火警報・噴火予報の発表を行うほか、地方予報中枢として北陸地方(新潟県・富山県・石川県・福井県)と山形県・秋田県の海上の気象状況の監視も行っている。
沿革
編集- 1881年(明治14年)4月1日 - 現在の新潟市中央区学校町通に、内務省地理局新潟測候所設置[1]。
- 1891年(明治24年)1月1日 - 中央区旭町通へ移転[1]。
- 1928年(昭和3年)1月1日 - 中央区西船見町へ移転[1]。
- 1938年(昭和13年)7月30日 - 中蒲原郡鳥屋野村字下所島(編入合併、住居表示を経て現在の中央区幸西四丁目4番1号)へ移転[1]。
- 1949年(昭和24年)11月1日 - 新潟地方気象台に改称[1]。
- 1964年(昭和39年)6月16日 - 新潟地震により液状化現象による地盤沈降、さらに信濃川を遡上した津波によって浸水するなど庁舎内の施設に被害が出る[1]。
- 1965年(昭和40年)- 同地で庁舎建て替え[1]。
- 2012年(平成24年)6月28日 - 中央区美咲町一丁目の新潟美咲合同庁舎2号館[1]9階・10階へ移転。
- 2021年(令和3年)4月1日 - 地域防災官を新設[2]。
天気予報区分
編集- 新潟県上越
- 新潟県中越
- 三条地域 - 三条市、加茂市及び南蒲原郡田上町
- 長岡地域 - 長岡市、小千谷市、見附市及び三島郡出雲崎町
- 魚沼市
- 南魚沼地域 - 南魚沼市及び南魚沼郡湯沢町
- 十日町地域 - 十日町市及び中魚沼郡津南町
- 柏崎地域 - 柏崎市及び刈羽郡刈羽村
- 新潟県下越
- 新潟県佐渡
※出典:[3]
交通機関
編集→詳細は「新潟美咲合同庁舎 § 交通アクセス」を参照
地方予報区管内気象台
編集脚注
編集- ^ a b c d e f g h “新潟地方気象台の歴史”. 新潟地方気象台. 2019年7月21日閲覧。
- ^ 新潟地方気象台「地域防災官」新設 新潟日報、2021年3月30日閲覧。
- ^ “気象警報・注意報や天気予報の発表区域”. 気象庁. 2019年7月21日閲覧。