抱いてHOLD ON ME!

モーニング娘。のシングル (1998)

抱いてHOLD ON ME!』(だいてホールド オン ミー!)は、モーニング娘。3枚目のシングル1998年9月9日に発売された。

「抱いてHOLD ON ME!」
モーニング娘。シングル
初出アルバム『セカンドモーニング
A面 抱いてHOLD ON ME!
B面 例えば
リリース
規格 CD
ジャンル J-POP
時間
レーベル zetima
作詞・作曲 つんく
プロデュース つんく
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1998年度年間52位 (オリコン)
  • モーニング娘。 シングル 年表
    サマーナイトタウン
    (1998年)
    抱いてHOLD ON ME!
    (1998年)
    Memory 青春の光
    (1999年)
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    概要

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    モーニング娘。として初のオリコンシングルチャート1位獲得[2]

    ASAYAN』出身アーティストとして初のオリコンシングルチャート1位となる[3]

    オリコンカラオケチャートで8週連続1位を記録。

    本作で『第49回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たした[4]

    作詞・作曲を担当したつんく♂はこの曲について「完璧に作れた」と話している。

    1998年8月26日、全国6か所のマルチビジョンを使って行われた[5]初披露イベントは、合計約13500人を動員した[6]。この時まで本楽曲の音源が事前にラジオ等で流されることは無かった。実質、本楽曲がテレビで解禁されたのは、初披露イベントを放送した同月8月30日放送の『ASAYAN』が最初であった。

    メインは安倍なつみ飯田圭織福田明日香[注釈 1]が担当。

    初めて2期生にソロパートが当てられた(市井紗耶香除く)。

    本作のプロモーションを兼ねたイベント映画モーニング刑事。抱いてHOLD ON ME!』が8月18日より公開[7]、同作エンディングテーマ[注釈 2]に使用。サウンドトラック盤には『モーニング刑事。抱いてHOLD ON ME! 』に「抱いて HOLD ON ME! (Sexy Long Version)」という別アレンジで収録された。

    大サビは飯田圭織による「ねえ、笑って」というセリフが入っている。この部分について後に「つんく♂さんの強いこだわりで、海に向かって何時間も練習させられた」と語っている[8]。プロモーションで出演したTBSの音楽番組『うたばん』において、MVでのこのセリフの部分で全然笑っていなかったことで、MCの石橋貴明とんねるず)にいじられた[9]

    別バージョンの音源を加えた12cm盤が2004年12月15日発売『モーニング娘。EARLY SINGLE BOX』に収録。2005年3月2日には同じものがシングルとして発売された。

    日本テレビの『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』内コーナー「ランキングキャラクターライブ」では当時の男性レギュラー全員によるコント「モーニング息子。」のネタとして歌われた。また、「ランキングキャラクターライブ」の後々作「ウリナリライブ 2001(2002)」によるコント「新モーニング息子。」でも歌われていたが、後に11枚目のシングルである「恋愛レボリューション21」を歌う事になった。

    なお、この時は堀部圭亮よゐこの2人はレギュラーを卒業しており、代わりに大竹一樹さまぁ〜ず)・ゴルゴ松本TIM)・坂本ちゃんの3人が新メンバーとして登場した。

    収録曲

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    全作詞・作曲:つんく

    8cm盤
    1. 抱いてHOLD ON ME!
      編曲:前嶋康明
    2. 例えば
      編曲:須藤豪&LH Project
    3. 抱いてHOLD ON ME! (Instrumental)
    12cm盤
    1. 抱いてHOLD ON ME!
    2. 例えば
    3. 抱いてHOLD ON ME! (Instrumental)
    4. 抱いてHOLD ON ME!(「モーニング刑事」Version)

    参加メンバー

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    参加ミュージシャン

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    カバー

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    脚注

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    注釈

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    1. ^ 福田卒業後は、保田圭が担当した。
    2. ^ 実際に使用されたのは「抱いてHOLD ON ME!(「モーニング刑事」Version)」という別アレンジのもの。

    出典

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    1. ^ 日本レコード協会 認定作品 1998年9月度認定作品を閲覧。 2019年1月3日閲覧。
    2. ^ “新規参入はもはや困難、終焉も近い? 平成「アイドルグループブーム」の今後”. リアルライブ. (2019年5月5日). https://npn.co.jp/article/detail/93355841 2021年9月16日閲覧。 
    3. ^ 9/9いよいよ3rdシングル発売、ASAYAN.COM、1998年9月20日放送。
    4. ^ NHK紅白歌合戦ヒストリー . 2019年6月23日閲覧
    5. ^ 9/9いよいよ3rdシングル発売、ASAYAN.COM、1998年8月30日放送。
    6. ^ 9/9いよいよ3rdシングル発売、ASAYAN.COM、1998年8月30日放送。
    7. ^ “アイドル映画やドラマ出演から「演劇女子部」ミュージカルまで、モーニング娘。の演技の歴史は意外と長い!”. music.jpニュース (エムティーアイ). (2017年10月8日). https://music-book.jp/music/news/news/161473 2019年6月23日閲覧。 
    8. ^ “モーニング娘。:「1周回って知らない話」にOG集結 全盛期の恐怖体験語る「1回家の中に人がいました」”. MANTANWEB. (2018年6月20日). https://mantan-web.jp/article/20180620dog00m200024000c.html 2019年6月23日閲覧。 
    9. ^ 松庭直 (2017年1月19日). “いっくん、モー娘。……数々の名物キャラクターを輩出した『うたばん』”. エキサイトニュース. https://www.excite.co.jp/news/article/E1484188222761/ 2021年9月16日閲覧。 

    外部リンク

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