季節の中で
松山千春の曲
「季節の中で」(きせつのなかで)は、松山千春が1978年8月21日にリリースした5枚目のシングルである。
「季節の中で」 | ||||
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松山千春 の シングル | ||||
初出アルバム『起承転結』 | ||||
B面 |
青春 | |||
リリース | ||||
ジャンル |
フォークソング ニューミュージック | |||
レーベル | キャニオン/F-LABEL | |||
作詞・作曲 | 松山千春 | |||
チャート最高順位 | ||||
松山千春 シングル 年表 | ||||
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解説
編集山口百恵・三浦友和共演のグリコアーモンドチョコレートCMソングに起用され、1979年春開催の『第51回選抜高等学校野球大会』の入場行進曲としても使用された。
B面の「青春
楽曲制作逸話
編集この楽曲は曲先行で作られた。その後、松山が音楽を担当していた倉本聰脚本のテレビドラマ『一年』[1]のワンシーンを見ていたところ、歌詞がひらめいたという[2]。
チャート成績
編集松山にとって初となるオリコンのシングルチャートで1位獲得となった。累計売上はミリオンセラーを達成[2]。
松山のオリコン売上では「長い夜」に次ぐセールスを記録した。
テレビ出演
編集当時、松山は音楽番組への出演を拒否していたが、多くのファンの出演要望に応える形で、「1度限り」という条件でTBS系『ザ・ベストテン』にコンサート会場(旭川市民文化会館)からの中継で初の生出演、「季節の中で」を熱唱した[注 1]。
この日「絶体絶命」で第7位にランクインした山口百恵が別番組の収録で到着・登場が遅れ、松山の後に歌う予定だったが、松山が歌以外にテレビを通じてファンへのトークを行い[注 2]、トークの時間が長引いたため時間が押してしまい、山口の歌唱時間がなくなってしまうハプニングもあった[3] [注 3]。
収録曲
編集全作詞・作曲: 松山千春。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「季節の中で」 | 清須邦義 | |
2. | 「青春 | 松井忠重 | |
合計時間: |
メディアでの使用
編集# | 曲名 | タイアップ |
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A-1 | 「季節の中で」 | グリコ『アーモンドチョコレート』CMソング |
カバー
編集曲名 | アーティスト | 収録作品 | 発売日 | 備考 |
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季節の中で | 石川さゆり | アルバム『春一輪』 | 1979年3月25日 | |
大橋純子 | アルバム『Terra』 | 2007年7月19日 | ||
三浦祐太朗 | シングル「旅立ち」 | 2012年8月1日 | ||
青春 |
高田みづえ | シングル「青春 |
1979年5月1日 | |
ニューロティカ | アルバム『誰がバカやねんロックンロールショウ』 | 2002年12月18日 |
脚注
編集注釈
編集脚注
編集- ^ 一年 - ドラマ詳細データ、テレビドラマデータベース。(2012/3/14閲覧)
- ^ a b 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、474-475頁。ISBN 978-4-636-82548-0。
- ^ “商業主義への反抗? 吉田拓郎、中島みゆき、松山千春・・・ 昭和のポップスターたちがテレビ拒否に至った理由”. ラジオ関西トピックス (2022年2月14日). 2024年9月15日閲覧。
- ^ “松山千春* - 季節の中で”. Discogs. 2020年3月1日閲覧。
関連項目
編集- 起承転結 (松山千春のアルバム)
- 風景 (松山千春のアルバム)
- 未来講師めぐる - 主人公吉田めぐるの唯一歌える歌という設定。最終回では20年後の彼氏が本曲を熱唱するたびに主人公が狂喜する。