上総亀山駅
千葉県君津市藤林にある東日本旅客鉄道の駅
上総亀山駅(かずさかめやまえき)は、千葉県君津市藤林にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)久留里線の駅で、同線の終着駅である。
上総亀山駅 | |
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駅舎(2006年10月) | |
かずさかめやま Kazusa-Kameyama | |
◄上総松丘 (3.9 km) | |
所在地 | 千葉県君津市藤林98 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■久留里線 |
キロ程 | 32.2 km(木更津起点) |
電報略号 | メヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
90人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1936年(昭和11年)3月25日[1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
歴史
編集- 1936年(昭和11年)3月25日:鉄道省久留里線の終着駅として開設[1]。
- 1944年(昭和19年)12月16日:休止[1]。
- 1947年(昭和22年)4月1日:営業再開[1]。
- 1974年(昭和49年)10月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[2]。
- 1997年(平成9年)2月18日:当駅に設置されていた腕木式信号機が色灯式信号機に転換される[3]。
- 2009年(平成21年)3月14日:東京近郊区間に編入される[4]。
- 2012年(平成24年)3月17日:久留里線の特殊自動閉塞化に伴い、終日無人駅化[5][6]。配線を1面1線に変更。旧1番線と留置線が廃止され、旧2番線が1番線となる[7]。
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棒線化前のホーム(2009年9月)
駅構造
編集単式ホーム1面1線を有する地上駅。かつては1面2線で、構内の行止まり付近には引上線を1本有していたが、現在は分岐器が撤去され棒線化している。木造駅舎を有する。
2012年3月17日より当駅は久留里駅管理の無人駅となり、乗車駅証明書発行機が設置された。トイレは駅舎の外に設置されており、男女別の水洗式で、バリアフリー対応トイレもある。
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駅舎と化粧室(2015年7月)
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改札口(2022年1月)
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■久留里線 | 上り | 木更津方面[8] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 夜間滞泊が1本設定されている。22時に到着した列車が翌朝6時の始発列車となる。かつては3本滞泊していたが、棒線化に伴い2本は久留里駅での滞泊に変更された。
- ホームは2両編成まで対応する。このため3両編成以上の列車は、進行方向前寄り2両のみ扉扱いし3両目以降はドアカットされる。
- 当初は、木原線(現・いすみ鉄道いすみ線)と繋げて、房総東線(現:外房線)の大原駅までを結ぶ計画があったが実現せず、当駅が久留里線の終着駅となっている。
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構内踏切(2022年1月)
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駅ホーム(2022年1月)
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終端部と引き上げ線、3両目以降はドアカット(2009年4月)
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車止め(2022年1月)
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駅名標(2016年9月)
利用状況
編集2010年(平成22年)度の1日平均乗車人員は90人である。
JR東日本及び千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
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1990年(平成 | 2年)260 | [* 1] |
1991年(平成 | 3年)261 | [* 2] |
1992年(平成 | 4年)237 | [* 3] |
1993年(平成 | 5年)253 | [* 4] |
1994年(平成 | 6年)255 | [* 5] |
1995年(平成 | 7年)236 | [* 6] |
1996年(平成 | 8年)216 | [* 7] |
1997年(平成 | 9年)186 | [* 8] |
1998年(平成10年) | 178 | [* 9] |
1999年(平成11年) | 174 | [* 10] |
2000年(平成12年) | [JR 1]175 | [* 11] |
2001年(平成13年) | [JR 2]168 | [* 12] |
2002年(平成14年) | [JR 3]149 | [* 13] |
2003年(平成15年) | [JR 4]139 | [* 14] |
2004年(平成16年) | [JR 5]133 | [* 15] |
2005年(平成17年) | [JR 6]127 | [* 16] |
2006年(平成18年) | [JR 7]129 | [* 17] |
2007年(平成19年) | [JR 8]126 | [* 18] |
2008年(平成20年) | [JR 9]118 | [* 19] |
2009年(平成21年) | [JR 10]102 | [* 20] |
2010年(平成22年) | [JR 11]90 | [* 21] |
駅周辺
編集亀山湖を中心とした行楽地(紅葉等)となっており、中小商店、宿泊施設(亀山温泉)、キャンプ場、レンタルボート店等が点在する。
バス路線およびデマンドタクシー
編集隣の駅
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■久留里線
- 上総松丘駅 - 上総亀山駅
脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 31号 内房線・外房線・久留里線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年2月21日、26頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、629頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 大曽根達「久留里線から腕木式信号機、消える」『鉄道ファン』第37巻第7号(通巻435号)、交友社、1997年7月1日、171頁。
- ^ 『Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月25日時点におけるアーカイブ 。2020年5月25日閲覧。
- ^ 『久留里線「上総亀山駅」の窓口業務終了(無人化)について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道千葉支社、2012年3月7日。オリジナルの2012年12月24日時点におけるアーカイブ 。2020年1月28日閲覧。
- ^ “上総亀山駅を無人化 「タブレット式」廃止に伴い JR久留里線”. 千葉日報. (2012年3月9日). オリジナルの2020年7月20日時点におけるアーカイブ。 2020年7月20日閲覧。
- ^ 日刊動労千葉 2011年12月28日 第7245号
- ^ “時刻表 上総亀山駅”. 東日本旅客鉄道. 2019年8月18日閲覧。
- ^ “上総亀山駅(君津市) ダムのある小終着駅”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 8. (1994年3月25日)
- ^ “千葉~鴨川線”. 千葉中央バス. 2019年7月15日閲覧。
利用状況
編集JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(上総亀山駅):JR東日本