ブラボー火星人2000
『ブラボー火星人2000』(原題: My Favorite Martian)は、1999年にアメリカで製作されたSFコメディ映画。日本では劇場公開されずビデオスルーになった。1960年代のアメリカの海外ドラマ『ブラボー火星人』の映画化作品。アメリカ本国および日本では、ディズニー長編実写映画としては、最後のレーザーディスク版発売作品となった。
ブラボー火星人2000 | |
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My Favorite Martian | |
監督 | ドナルド・ペトリ |
脚本 |
シェリー・ストナー ディアンナ・オリヴァー |
製作 |
ジェリー・レイダー ロバート・シャピロ マーク・トベロフ |
製作総指揮 | バリー・ベルナルディ |
出演者 |
クリストファー・ロイド ジェフ・ダニエルズ エリザベス・ハーレイ ダリル・ハンナ ウォーレス・ショーン レイ・ウォルストン |
音楽 |
ダニー・エルフマン ジョン・デブニー |
撮影 | トーマス・E・アッカーマン |
編集 | マルコム・キャンベル |
製作会社 | ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ |
配給 | ブエナ・ビスタ・ピクチャーズ |
公開 | 1999年2月12日 |
上映時間 | 95分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $65,000,000[1] |
興行収入 | $36,850,101[1] |
ストーリー
編集ある日、冴えないテレビプロデューサーのティムは、仕事の失敗から局を解雇されてしまう。落ちこむ彼だったが、その帰り道、空から何かが墜落してくるのを目撃する。彼は墜落現場に向かうも、そこには残骸などはなく、小さな宇宙船の玩具のような物しか落ちていなかった。彼は不思議に思いながらも、その玩具を持って家に帰るのだったが、彼を追ってきた何者かが家に忍び込んでくる。その何者かこそ、墜落した宇宙人本人であり、ティムが持ち帰った玩具は本物の宇宙船で、それを取り戻しにやって来たのだった。宇宙人はティムから宇宙船を取り戻すも、宇宙船は故障してしまっており、修理のために地球にしばらく留まることにするのだった。それを聞いたティムは、宇宙人に一緒に暮らさないかと提案する。宇宙人との共同生活を内緒で隠し撮りして、それをネタに局への復帰を企てたのだ。提案を承諾した宇宙人は、ティムの遠縁の伯父マーティン(マーシャンのもじり)として地球で暮らすことになるが、文化の異なる星から来た彼は行く先々で衝動を起こしてしまう。
キャスト
編集※括弧内は日本語吹替
- マーティン - クリストファー・ロイド(青野武)
- ティム・オハラ - ジェフ・ダニエルズ(堀内賢雄)
- ブレース・チャニング - エリザベス・ハーレイ(沢海陽子)
- リジー - ダリル・ハンナ(湯屋敦子)
- コーライ - ウォーレス・ショーン(緒方賢一)
- ブラウン - クリスティーン・エバーソール(一城みゆ希)
- チャニング局長 - マイケル・ラーナー(藤本譲)
- アーミタン - レイ・ウォルストン(小島敏彦)
- ズートの声 - ウェイン・ナイト(クレジットなし)(岩崎ひろし)
スタッフ
編集参考文献
編集- ^ a b “My Favorite Martian”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年2月15日閲覧。