ビルとテッドの地獄旅行
『ビルとテッドの地獄旅行』（ビルとテッドのじごくりょこう、Bill & Ted's Bogus Journey）は、1991年のアメリカ合衆国のSFコメディ映画。監督はピート・ヒューイット、出演はキアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターなど。1989年の映画『ビルとテッドの大冒険』の続編。2020年には29年ぶりとなる続編『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』が公開された。
| ビルとテッドの地獄旅行 | |
|---|---|
| Bill & Ted's Bogus Journey | |
| 監督 | ピート・ヒューイット |
| 脚本 |
クリス・マシソン エド・ソロモン |
| 製作 | スコット・クルーフ |
| 製作総指揮 |
テッド・フィールド ロバート・W・コート バリー・スパイキングス リック・フィンケルスタイン スティーヴン・ドイッチ |
| 出演者 |
キアヌ・リーブス アレックス・ウィンター ウィリアム・サドラー |
| 音楽 | デヴィッド・ニューマン |
| 撮影 | オリヴァー・ウッド |
| 編集 | デヴィッド・フィンファー |
| 製作会社 |
ネルソン・エンターテインメント インタースコープ・コミュニケーションズ |
| 配給 |
 オライオン・ピクチャーズ コロンビア・トライスター映画 |
| 公開 |
1991年7月19日 1991年9月21日 |
| 上映時間 | 93分 |
| 製作国 |
アメリカ合衆国 |
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $20,000,000[1] |
| 興行収入 |
 $38,037,513[2] |
| 前作 | ビルとテッドの大冒険 |
| 次作 | ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え! |
ストーリー
ビルとテッドはロックで全世界を救済し英雄となる夢を抱いていたが、それを快く思わない未来の悪の権化デ・ノモロスは2人そっくりのロボットを送り込み、2人を殺してしまう。
地獄に行ったビルとテッドは“死神”グリム・リーパーをボードゲームで打ち負かし、天国に行って火星人の協力を得てから生き返り、自分たちもロボットを造り、反撃を開始する。
キャスト
| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
|---|---|---|---|
| ソフト版 | テレビ東京版 | ||
| セオドア "テッド"・ローガン | キアヌ・リーブス | 井上和彦 | 高木渉 |
| ビル・プレストン | アレックス・ウィンター | 島田敏 | 真殿光昭 |
| "死神" グリム・リーパー | ウィリアム・サドラー | 大木民夫 | 大塚明夫 |
| デ・ノモロス | ジョス・アクランド | 内海賢二 | 村松康雄 |
| ワードロー | パム・グリア | 一城みゆ希 | 深水由美 |
| ルーファス | ジョージ・カーリン | 藤本譲 | 辻親八 |
| ミッシー | エイミー・ストック＝ポイントン | 滝沢久美子 | 堀越真己 |
| テッドの父 | ハル・ランドン・Jr | 朝戸鉄也 | 塚田正昭 |
| エリザベス | アネット・アスクイ | 松本梨香 | 渡辺美佐 |
| ジョアンナ | サラ・トリガー | 安達忍 | 栗山微笑子 |
| オーツ大佐 | チェルシー・ロス | 麦人 | 秋元羊介 |
| サタン、ステーション、 イースターバニーの声 |
フランク・ウェルカー （クレジットなし） |
||
| その他 | 安西正弘 西川幾雄 大山高男 荒川太郎 宮本充 金野恵子 西宏子 要田禎子 |
広瀬正志 丸山真奈実 岡野浩介 | |
| 演出 | 田島荘三 | 春日一伸 | |
| 翻訳 | 新村一成 | 上妻冬子 | |
| 制作 | コスモプロモーション | テレビ東京 ムービーテレビジョン | |
| 初回放送 | 1994年12月2日 『シネマタウン』 | ||
- テレビ東京版はHDニューマスター版に収録された。
備考
デ・ノモロスを演じたジョス・アクランドは後に2001年のBBCのインタビューで、本作への出演を後悔していると語った[3]。
作品の評価
Rotten Tomatoesによれば、54件の評論のうち高評価は56%にあたる30件で、平均点は10点満点中6点、批評家の一致した見解は「『ビルとテッドの地獄旅行』は、前作と同じスターと、そして陽気で風変わりなユーモアのセンスを揃えているが、2回目ともなると、この組み合わせははるかに効果的でないことがわかる。」となっている[4]。 Metacriticによれば、10件の評論のうち、高評価は5件、賛否混在は4件、低評価は1件で、平均点は100点満点中60点となっている[5]。
出典
- ^ “Bill & Ted's Bogus Journey” (英語). The Numbers. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “Bill and Ted's Bogus Journey” (英語). Box Office Mojo. 2012年7月24日閲覧。
- ^ “Joss Ackland admits 'awful' films” (英語). BBC News. (2001年8月6日) 2022年3月26日閲覧。
- ^ "Bill & Ted's Bogus Journey". Rotten Tomatoes (英語). 2022年4月1日閲覧。
- ^ "Bill & Ted's Bogus Journey" (英語). Metacritic. 2022年4月1日閲覧。
外部リンク
- Bill & Ted's Most Excellent Collection - Blu-ray | Shout! Factory
- Bill & Ted's Bogus Journey [Limited Edition Steelbook - Blu-ray/DVD | Shout! Factory]
- ビルとテッドの地獄旅行 <ＨＤマスター・スペシャルエディション> - Titles - 是空（ぜくう） | 映画・映像作品のプロデュース、パッケージソフト発売会社 | Zeque Productions, LLC.
- ビルとテッドの地獄旅行 ＜HDマスター・スペシャルエディション＞ Blu－ray | ポニーキャニオン
- ビルとテッドの地獄旅行 - allcinema
- ビルとテッドの地獄旅行 - KINENOTE
- Bill & Ted's Bogus Journey - オールムービー
- Bill & Ted's Bogus Journey - IMDb