チルド
食品・飲料のチルド
編集食品・飲料のチルドは、凍結寸前の温度まで冷却して保存すること。
凍結状態の冷凍、半凍結・微凍結状態のパーシャルとは区別される。チルドは低温での冷蔵であるが、冷蔵と区別することもある。
冷蔵庫のチルド室は、英語圏ではそのような言い方はあまりしない。冷蔵室 (refrigerator)、冷凍室 (freezer) に対し、肉室 (meats) と言うのが普通である。
鮮度の低下は温度が低いほど少なくなるが、冷凍してしまっては解凍時に品質が落ちるため、チルドが鮮度を保つのに最も適した温度だと言われる。
温度の定義にはいくつかあるが、
と定められている。
日本郵便や多くの宅配便会社は、チルド便の温度を0 ℃ - 5 ℃としている。
多くのチルド製品(チルド飲料、チルド食品)メーカーは、チルド製品を、製造から販売まで0 ℃ - 10 ℃の温度で管理されている製品としている[1]。また、保存が低温であるだけでなく、加熱殺菌をしなかったり、しても低温殺菌であることが多い。
冷凍冷蔵設備
編集その他のチルド
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “冷凍食品とチルド食品との違いは何ですか?”. 冷食ONLINE. 日本冷凍食品協会. 2024年4月11日閲覧。