オスティア
イタリア中部の町
オスティア(Ostia)は、イタリア ラツィオ州 ローマの第10区(ムニチーピオ)にある町。リド・ディ・オスティア(Lido di Ostia)やリド・ディ・ローマ(Lido di Roma)と表記されることもある。テヴェレ川河口部のティレニア海沿いにあり、かつて古代ローマ時代に栄えた港町を起源とする。
オスティア (ローマの分離集落) Ostia | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | ラツィオ |
県/大都市 | ローマ |
CAP(郵便番号) | 00121, 00122 |
市外局番 | 06 |
分離集落 | |
隣接コムーネ | |
人口 | |
人口 | 91,342 人 (2022年) |
人口密度 | 5 946.63 人/km2 |
文化 | |
地理 | |
座標 | 北緯41度43分59.68秒 東経12度16分44.18秒 / 北緯41.7332444度 東経12.2789389度座標: 北緯41度43分59.68秒 東経12度16分44.18秒 / 北緯41.7332444度 東経12.2789389度 |
標高 | 5 m |
面積 | 15.36 km2 |
ポータル イタリア |
ローマ市の分離集落(フラツィオーネ)であり、イタリア国内でヴェネツィアのメストレと同じく、その人口が多いことで有名である。夏場はローマ市民が大勢訪れるビーチとして賑わっており、人口は約85,000人である。
オスティア・アンティカ
編集→詳細は「オスティア・アンティカ」を参照
町の北部に古代ローマ遺跡のオスティア・アンティカがあり、多くの観光客が訪れている。このかつての海港都市遺跡は、テヴェレ川による土砂の堆積により海岸線から離れ内陸となり、現在では港町の面影はない。紀元1世紀にはクラウディウス帝がテヴェレ川の対岸にオスティア港を造営するなど、この地域はローマの外港として栄えていた。
関連項目
編集交通機関
編集新市街の中心には近郊鉄道ローマ=リード線のリド・チェントロ駅 (Lido di Ostia Centro)があり、ローマ市中心部の始発駅ローマ・ポルタ・サン・パオロからの所要時間は30分である。列車は平日昼間は4本/時間、日曜昼間は2本/時間の運行頻度であり、切符はローマ市内の地下鉄・近郊鉄道のものが通用する。
フィウミチーノ空港との間はCOTRAL社のバスが運行されていて、昼間は2本/時間の運行頻度である。