アサヒフードアンドヘルスケア
アサヒフードアンドヘルスケア株式会社(英語:ASAHI FOOD & HEALTHCARE, LTD)は、かつて存在した健康食品・医薬品等を製造していた企業。東京都墨田区に本店をおいていた。主に、大衆薬、サプリメント等の製造・販売を手がけたが、酵母エキス等の業務用商品の製造も行っていた。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南2丁目4番1号 |
本店所在地 |
〒130-8602 東京都墨田区吾妻橋1丁目23番1号 |
設立 | 1994年3月14日 |
業種 | 医薬品 |
法人番号 | 2010601022407 |
事業内容 | ヘルスケア等 |
代表者 | 尚山勝男(代表取締役社長) |
資本金 | 32億円 |
従業員数 | 約300名 |
主要株主 | アサヒグループ食品株式会社 100% |
2016年1月にアサヒグループホールディングス内における食品事業の再編に伴い、アサヒグループ食品傘下の製造子会社となった。
2017年7月にアサヒグループ食品へ吸収合併され解散した。
概要
編集- 1992年3月 - アサヒビール株式会社(旧法人)の食品事業部を分社化、「アサヒビール食品株式会社」設立。
- 1994年3月14日 - アサヒビールの医薬品事業部を分社化、「アサヒビール薬品株式会社」設立。
- 1995年1月 - アサヒビール薬品がアサヒビール漢方製薬株式会社[注 1]と順興薬品工業株式会社(アサヒビールの子会社)を吸収合併。
- 2002年
- 2003年1月1日 - ポーラフーズを吸収合併し、ポーラフーズ全商品の権利を直接保有。
- 2008年9月 - 株式会社サンウェルを吸収合併。
- 2010年1月、アサヒビールグループの統一コーポレートスローガン「その感動を、わかちあう。」を制定。アサヒビール・アサヒ飲料・当社の3社でこのスローガンを使用する。
- 2011年7月 - 親会社のアサヒビール株式会社(旧法人)の持株会社移行により「アサヒグループホールディングス株式会社」に商号を変更。アサヒフードアンドヘルスケアは同社の事業子会社となる。
- 2015年7月 - グループ内の食品事業再編に際し、グループ会社の和光堂株式会社及び天野実業株式会社との共同株式移転により、アサヒグループホールディングスが同社の完全子会社として「アサヒグループ食品株式会社」を設立。
- 2016年1月 - グループ内の食品事業再編に伴い、営業・マーケティング・研究開発・SCM・管理などの各部門を吸収分割によりアサヒグループ食品株式会社に移管し、同社傘下の製造部門における子会社となる。
- 2017年7月1日 - 和光堂株式会社及び天野実業株式会社とともにアサヒグループ食品株式会社に吸収合併[1]。
なお、一時期アサヒビールの出資子会社だった鳥居薬品とは、製品や販売・流通上の関係は一切無かった。
各部門について
編集→詳細は「アサヒグループ食品 § エビオス錠」を参照
- 整腸剤「ラクトーンA【指定医薬部外品】」
かつて販売していた商品
食品部門
編集- サプリメント(栄養補助食品)として「ディア・ナチュラ」「アクティオ」や「スーパービール酵母」の各シリーズ
- 「シーズケース」「バランスアップ(「クリーム玄米ブラン」など)」「ミンティア」「1本満足バー」などの食品(菓子類)
- 「三ツ矢サイダー」「バヤリースオレンジ」「WONDA」などアサヒ飲料が発売するソフトドリンクフレーバーのキャンディ
- カルピスキャンディ - カルピス社がアサヒグループ入りしたのに伴い、製造・販売権をカンロから移管。
- 「スープごはん」「おどろき野菜」「スープカフェ」などのスープ類
などの製造・販売を行っていた。
園芸資材
編集ダイレクトマーケティング部門
編集- 通販専用のサプリメント
- 特定保健用食品
- 食品
などを通信販売していた。
CM出演経験者
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 株式会社千葉実母散の営業権を継承し設立された「株式会社千葉漢方医薬研究所」が起源。
出典
編集- ^ 『アサヒグループ食品 製造3社 吸収合併のお知らせ』(プレスリリース)2017年4月3日 。2017年5月27日閲覧。