ちびまる子ちゃん (映画)
1990年に公開された日本のアニメ映画
『ちびまる子ちゃん』は、1990年12月15日に公開された日本のアニメーション映画。配給は東宝。電話100周年を記念し制作された。漫画版と、2022年12月21日にリリースされたBlu-ray DiscおよびレンタルDVDでは[2]『大野君と杉山君』という副題が添えられている[注 1]。
ちびまる子ちゃん | |
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監督 |
須田裕美子 芝山努 |
脚本 | さくらももこ |
原作 | さくらももこ |
製作 | 本橋浩一 |
出演者 |
TARAKO 屋良有作 一龍斎貞友 水谷優子 富山敬 佐々木優子 山口勝平 真山亜子 |
音楽 | 中村暢之 |
撮影 | 森田俊昭 |
配給 | 東宝 |
公開 | 1990年12月15日 |
上映時間 | 94分 |
製作国 | 日本 |
配給収入 | 13.5億円[1] |
次作 | ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌 |
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
ある日、席替えで一緒になった大野くんと杉山くん。2人は少し暴力的だが、いつも仲がいい。そんな2人の夢は船乗りになること。
そんなある日、2人はそれぞれ運動会の隊長、副隊長をやることになるが、ひょんなことから2人は大ゲンカ。結局白組が勝つが、まる子たちはうつむいたまま。
それからしばらくたって、次はクリスマスに行われる合唱コンクールで大野くんが独唱をすることになった。だが、当日に声が出なくなってしまう。ところが、杉山くんがすぐ代役で歌ってくれ、全校で2位を受賞する。その後2人は仲直りし、元の2人に戻っていった。
そんな中、大野くんが転校することになり…。
キャスト
編集さくら家
編集- まる子(ももこ) - TARAKO
- お父さん(ひろし) - 屋良有作
- お母さん(すみれ) - 鈴木みえ(現・一龍斎貞友)
- お姉ちゃん(さきこ) - 水谷優子
- おじいちゃん(友蔵) - 富山敬
- おばあちゃん(こたけ) - 佐々木優子
フィーチャー
編集レギュラー
編集スタッフ
編集- 制作総指揮:本橋寿一
- 原作・脚本:さくらももこ
- 企画:宮永正隆、村上光一、中島順三
- 音楽:中村暢之
- キャラクターデザイン:重国勇二
- 画面設定:湯浅政明
- 美術:野村可南子
- 作画:山田みちしろ、柳田義明、後藤真砂子
- 録音:本田保則
- 撮影:森田俊昭
- 編集:小野寺桂子
- プロデューサー:佐藤昭二、田中真津美
- 監督:芝山努、須田裕美子
- 絵コンテ:須田裕美子
- 演出:佐藤竜雄
- 演出補佐:高木淳
- OPアニメ:船越英之
- 動画チェック:原鉄夫、中島裕一、平川高之
- 美術補佐:丸山美智子
- 背景:アトリエローク、ムクオスタジオ、スタジオアクア
- 仕上管理:岩切紀親
- セル検査:小山明子、久保田滝子、諸澤千恵子、森沢千代美、大平敬志、古里久代
- 色指定:横井正人
- 彩色:スタジオキリー
- 撮影:トランス・アーツ
- ネガ編集:上遠野英俊
- 編集助手:目黒広志
- 音響制作:音響映像システム、小野哲男
- 効果:松田昭彦(フィズサウンドクリエイション)
- 整音:佐藤千明
- 録音スタジオ:アバコ・クリエイティブ・スタジオ
- 演技事務:高橋卓生
- タイトル:道川昭
- 現像:東京現像所
- プロダクションマネージャー:岡村雅裕
- 制作デスク:小村統一、松山竜一郎
- 制作進行:吉田英一、根岸宏樹、東條由之
- 制作協力:亜細亜堂
- 製作:日本アニメーション株式会社、(株)NTTアド、フジテレビ
主題歌
編集書誌情報
編集- ちびまる子ちゃん : 映画原作特別描き下ろし - 1990年、ホーム社。ハードカバー。ISBN 978-4834280210
- ちびまる子ちゃん―大野君と杉山君 (ホームコミックス) - 1991年、ホーム社。 ISBN 978-4834230109
- ちびまる子ちゃん―大野君と杉山君― (りぼんマスコットコミックス) - 1997年、集英社。ISBN 978-4088560236
脚注
編集出典
編集- ^ 1991年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
- ^ “「わたしの好きな歌」の劇場公開30周年記念!ちびまる子ちゃんの長編劇場用映画2作品が遂にBlu-ray化!”. ちびまる子ちゃんオフィシャルサイト (2022年11月4日). 2022年12月24日閲覧。
注釈
編集- ^ 映画内では『ちびまる子ちゃん』のみで、VHSとDVDでは『劇場用映画 ちびまる子ちゃん』