前川右京
前川 右京(まえがわ うきょう、2003年5月18日 - )は、三重県津市出身のプロ野球選手(外野手)。左投左打。阪神タイガース所属。
阪神タイガース #58 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 三重県津市 |
生年月日 | 2003年5月18日(21歳) |
身長 体重 |
177 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト4位 |
年俸 | 500万円(2022年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
この表について
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経歴
津市立白塚小学校1年生の時にソフトボールを始め、津市立一身田中学校では硬式野球のクラブチームである津ボーイズでプレーした。
その後智辯学園高等学校に進学。入部当初は投手として高い評価を受けており、小坂将商監督からも「エースになってくれよ。」と期待の言葉を掛けられたが、「投手はやりません。野手一本で行きます。」と宣言した[2]。1年春から左翼手のレギュラーに定着し、同年夏から4番に座った。第101回全国高等学校野球選手権大会に出場し、八戸学院光星との初戦(2回戦)で2安打3打点を記録したが、チームは敗れた[3][4]。同年秋の近畿大会でベスト4に進出し、2年春の第92回選抜高等学校野球大会への出場が決定していたが、新型コロナウイルスの影響で同大会ならびに同年夏の第102回全国高等学校野球選手権大会が中止となった。その後2020年甲子園高校野球交流試合に出場し、中京大中京と対戦。髙橋宏斗から1安打を放ったが、チームはサヨナラ負けを喫した[5]。2年秋からは3番に座り、近畿大会で優勝[6]。3年春の第93回選抜高等学校野球大会に出場してベスト8に進出したが、明豊との準々決勝では無安打に終わった[7]。同年夏の第103回全国高等学校野球選手権大会にも出場し、6試合で打率.455を記録して準優勝に貢献。横浜との2回戦、日本航空との3回戦でそれぞれ本塁打を放った[8][9]。大会後にプロ志望を明言し、2021年9月13日にプロ志望届を提出した。
2021年度ドラフト会議で、阪神タイガースから4位で指名を受けた[10]。11月13日、契約金4000万円、年俸500万円で入団に合意した(金額は推定)[1]。背番号は58[11]。
2022年、3月13日の読売ジャイアンツとのオープン戦で7番・レフトで一軍デビューし、2安打。しかし、3月下旬からは上半身のコンディション不良で戦列を離れ、6月7日に実戦復帰するも、6月12日の二軍戦で一回の左翼の守備でフェンスに衝突し負傷交代、再び戦列を離れた。9月13日に実戦復帰するも1軍出場は0に終わり、1年目の二軍公式戦は21試合で打率2割5分、3本塁打、7打点となった[12]。
選手としての特徴
家族
2歳年上の兄・夏輝も野球選手であり、津田学園3年時には兄弟揃っての甲子園出場を果たした[14]。現在はJR西日本でプレーしている[15]。
詳細情報
背番号
- 58(2022年 - )
登場曲
脚注
- ^ a b “【阪神】高校通算37発のドラ4・前川右京が仮契約「クリーンアップを打てるように」”. スポーツ報知 (2021年11月13日). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “「僕は投手はやりません」 智弁学園・小坂監督も驚いた前川の宣言 3年前の誓いを実現してみせた”. スポニチ Sponichi Annex (2021年8月22日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “智弁学園1年生4番前川、聖地で兄との対戦ならず”. 日刊スポーツ (2019年8月12日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “八戸学院光星3回戦進出、6点差逆転許すも競り勝ち”. 日刊スポーツ (2019年8月12日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “ドラ候補の智弁学園・前川3の1「春夏帰ってくる」”. 日刊スポーツ (2020年8月12日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “智弁学園が大阪桐蔭破り9年ぶり2回目の優勝 高校野球秋季近畿大会”. 毎日新聞 (2020年11月1日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “智弁学園敗戦、プロ注目前川は無安打&併殺に唇かむ”. 日刊スポーツ (2021年3月29日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “【甲子園】智弁学園勝利、前川右京が聖地初本塁打「やっと打てたと安心」”. 日刊スポーツ (2021年8月21日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “【甲子園】智弁学園・前川2戦連発!仲間に感謝ダメ押し37号”. 日刊スポーツ (2021年8月26日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “智弁学園・前川右京、日本航空・エドポロら新たに13人がプロ志望届提出”. 日刊スポーツ (2021年9月13日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “阪神ドラ1森木大智は背番号「20」/新入団選手の背番号一覧”. 日刊スポーツ (2021年12月13日). 2021年12月13日閲覧。
- ^ “【鳴尾浜通信】復帰後絶好調の阪神・前川右京がV2のカギを握る”. サンケイスポーツ (2022年9月29日). 2022年9月29日閲覧。
- ^ “高校通算37発ドラフト候補 智弁学園の前川は巨人・岡本和が目標 プロ志望届提出を明言【甲子園】”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ (2021年8月29日). 2021年9月13日閲覧。
- ^ “智弁学園4番前川右京、津田学園4番の兄と対決目標”. 日刊スポーツ (2019年8月2日). 2021年9月14日閲覧。
- ^ “甲子園出場の津田学園高 3年生の進路決まる ほぼ全員、野球継続”. 伊勢新聞 (2020年1月21日). 2021年9月13日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 前川右京 - NPB.jp 日本野球機構
- 前川右京 (@maegawa777) - Instagram