MICS

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MICS全国キャッシュサービスMulti Integrated Cash Service)は、民間金融機関の各業態別オンライン提携ネットワークを、中継センターを介して接続するCD/ATMネットワークの名称。1990年2月にBANCSである都市銀行13行(当時)と、ACSである地方銀行64行が提携し、以後業態別に提携を拡大していった。

現在[いつ?]都市銀行(みずほコーポレート銀行、新生銀行、あおぞら銀行を除く)、地方銀行信託銀行、かつての長期信用銀行(新生銀行、あおぞら銀行)・商工組合中央金庫第二地方銀行信用金庫信用組合労働金庫、系統農協・信漁連(農林中央金庫農業協同組合JAバンク)、漁業協同組合(JFマリンバンク)等)の9業態、約1,700の金融機関(平成15年3月末)が加盟している。ただし、これら全ての業態が相互接続しているわけではないので注意が必要である。なお、これら金融機関以外のセブン銀行はBANCSと相互接続し、シティバンク銀行BANCSACSと相互接続している。[要出典]

ただし、接続状況に関わらず、法人キャッシュカードは使用できない。[要出典]

なお、2004年1月4日から、MICSはNTTデータの提供する「統合ATMスイッチングサービス」を利用している。[要出典]

利用可能時間帯及び手数料

利用できる時間帯は平日は8:00~21:00、土・日・祝は9:00~17:00となる。これとは別に、12月31日は曜日に関係なく土・日・祝の時間帯となり、1月1日1月3日及び5月3日5月5日は休止となり利用できない。ただし後者に限り、日曜日と重なっている日は土・日・祝の時間帯で利用可能。[要出典]

手数料は多くの銀行が平日8:45~18:00が105円、それ以外は210円に設定しているが、銀行によっては例外もある。

MICS接続ネットワーク

業態間の接続状況は2005年5月6日現在。[要出典]

◎:接続(現金出金・残高照会・キャッシュカードによる振込みが利用可)
○:接続(現金出金・残高照会が利用可)
×:非接続(利用不可)
使用キャッシュカードの金融機関の
所属業態ネットワーク
利用するATMの金融機関の
所属業態ネットワーク
(A)



(B)



(C)



(D)



(E)



(F)



(G)



(H)



(I)



(A) 都市銀行 - BANCS
(B) 地方銀行 - ACS ×
(C) 信託銀行 - SOCS
(D) 新生あおぞら商工中金 - LONGS × × × × × ×
(E) 第二地方銀行 - SCS ×
(F) 信用金庫 - しんきんネットキャッシュサービス ×
(G) 信用組合 - SANCS ×
(H) 労働金庫 - ROCS ×
(I) JAバンクJFマリンバンク - 全国農協貯金ネットサービス ×

この他にも、口座への入金など一部金融機関相互間で個別に提携している事例もある[要出典]。また、MICSに接続されていても一部金融機関間で個別に接続を取りやめる事例もある[要出典](三菱東京UFJ銀行と東京スター銀行で東京スター銀行ATMでの三菱東京UFJ銀行キャッシュカード取扱中止など)。

関連項目