小河内駅
かつて日本の広島県広島市安佐北区にあった西日本旅客鉄道の駅
小河内駅(おがうちえき)は広島市安佐北区安佐町小河内に存在した西日本旅客鉄道(JR西日本)可部線の駅(廃駅)である。
小河内駅 | |
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小河内駅(2003年10月12日) | |
おがうち Ogauchi | |
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所在地 | 広島県広島市佐伯区小河内 |
所属事業者 | ■西日本旅客鉄道 |
所属路線 | 可部線 |
キロ程 | 29.6 km(横川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線→1面1線 |
開業年月日 | 1954年(昭和29年)3月30日 |
廃止年月日 | 2003年(平成15年)12月1日 |
備考 | 路線廃止にともなう廃駅。 |
可部線非電化区間(可部 - 三段峡間)の廃線に伴い2003年(平成15年)12月1日に廃止された。また、小河内駅はJR可部線としては1973年(昭和48年)に導入された「広島市内の駅」最後の駅でもあった。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅であったが、晩年は南側(下り線)が撤去され、単式ホームとなっていた。ホームの南側にコンクリート造り・平屋建ての駅舎があったが無人駅であった。駅舎とホームは下り線を渡る通路で結ばれ、ホームの南側に繋がっていた。
利用状況
年度 | 1日平均 乗車人員 |
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1999年 | 26 |
2000年 | 27 |
2001年 | 25 |
2002年 | 22 |
2003年 | 20 |
駅周辺
駅前には広場があった。駅のすぐ南側を国道191号が通り、国道191号の南側を太田川が流れている。
駅の少し東側にある野冠橋(広島市道)で対岸の広島市安佐北区安佐町久地に渡ることができた。その辺りには宇賀ダムや宇賀峡がある。駅と野冠橋の間に国道191号と山県郡豊平町(現:北広島町)に通じる広島県道38号広島豊平線の分岐点がある。
- 広島電鉄 小浜バス停
歴史
- 1954年(昭和29年)3月30日 - 国鉄可部線 布 - 加計間開通時に開業。一般駅。
- 当時の所在地表示は広島県安佐郡小河内村であった。
- 1955年(昭和30年)3月31日 - 安佐町成立に伴い、所在地表示が広島県安佐郡安佐町小河内に変更。
- 1960年(昭和35年)4月1日 - 貨物の取扱を廃止(旅客駅となる)。
- 1971年(昭和46年)5月20日 - 安佐町が広島市に編入され、所在地表示が広島市安佐町小河内に変更。
- 1980年(昭和55年)4月1日 - 安佐北区成立に伴い、所在地表示が広島市安佐北区安佐町小河内に変更。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物の取扱を廃止。
- 1985年(昭和60年)2月1日 - 無人駅化(簡易委託駅化)
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR西日本が継承。
- 2003年(平成15年)12月1日 - 廃止。
駅名の由来
駅のある地域の村の名前(広島県安佐郡小河内村)から。
現状
駅舎・ホーム・線路は撤去されて その跡に、コンビニエンスストアが建っている。
隣の駅
関連項目
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