「サツマイモ」の版間の差分
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もともとは[[南アメリカ大陸]]、[[ペルー]]熱帯地方から[[東南アジア]]に導入され、そこから[[中国]]を経て[[沖縄諸島|沖縄]]、[[九州]]、[[本州]]と伝わった[[外来]]植物で、このため[[中国]](唐)から伝来した[[沖縄諸島|沖縄]]や[[九州]]では'''唐芋'''([[奄美群島]]では例外的に薩摩芋)、沖縄(琉球)から伝来した北部[[九州]]では'''琉球藷'''、九州から伝来した本州では薩摩芋と呼ぶ。[[沖縄諸島|沖縄]]ではウム、ンム、伝来当時は蕃薯(はんす)。[[対馬]]地方では'''孝行芋'''(飢饉から救う孝行物の芋という意味)とも呼ばれる。和食においては、'''丸十'''と呼ばれる。これは、[[薩摩藩]][[島津氏]]の家紋が丸に十字であることが由来と言われる。
朝鮮へは、1764年、第11回[[朝鮮通信使]]の[[趙曮]]が、対馬から持ち帰った。朝鮮語でサツマイモを意味する「コグマ({{lang|ko|고구마}})」は、「孝行芋」の
英語の[[スイートポテト]] (sweet potato) でも知られるが、日本では単にスイートポテトと言うとサツマイモ料理の一つを指すことも多い。[[北米]]では「ヤム」 (yam) とも呼ばれるが、これは、[[黒人]][[奴隷]]が、故郷の[[アフリカ]]で栽培されていた[[ヤムイモ]]と同じ名で呼んだからである。
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