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{{ActorActress
| 芸名 = 丸山 誠治
'''丸山誠治'''(まるやま せいじ、[[1912年]][[6月15日]] - [[1989年]][[11月22日]])は[[日本]]の[[映画監督]]。男性映画を得意とする一方、司葉子のデビュー作を撮った監督としても知られる。代表作に『男ありて』『太平洋奇跡の作戦 キスカ』『日本海大海戦』など。▼
| 画像ファイル = Seiji Maruyama.jpg
| 画像サイズ = 200px
| 画像コメント = <small>東宝『東宝』第26巻(1958)より</small>
| 本名 =
| 別名義 = <!-- 別芸名がある場合記載。愛称の欄ではありません。 -->
| 出生地 = [[山口県]][[山口市]]
| 死没地 =
| 国籍 = {{JPN}}
| 民族 = <!-- 民族名には信頼できる情報源が出典として必要です。 -->
| 身長 =
| 血液型 =
| 生年 = 1912
| 生月 = 6
| 生日 = 15
| 没年 = 1989
| 没月 = 11
| 没日 = 22
| 職業 = 映画監督
| ジャンル = 戦争映画など
| 活動期間 = [[1936年]] - [[1982年]]
| 活動内容 =
| 配偶者 =
| 著名な家族 =
| 所属劇団 =
| 事務所 =
| 公式サイト =
| 主な作品 = 『[[太平洋奇跡の作戦 キスカ]]』<br/>『[[日本海大海戦]]』
| アカデミー賞 =
| AFI賞 =
| 英国アカデミー賞 =
| セザール賞 =
| エミー賞 =
| ジェミニ賞 =
| ゴールデングローブ賞 =
| ゴールデンラズベリー賞 =
| ゴヤ賞 =
| グラミー賞 =
| ブルーリボン賞 =
| ローレンス・オリヴィエ賞 =
| 全米映画俳優組合賞 =
| トニー賞 =
| 日本アカデミー賞 =
| その他の賞 =
| 備考 =
}}
▲'''丸山 誠治'''(まるやま せいじ、[[1912年]]([[明治]]45年)[[6月15日]]{{R|全史540}} - [[1989年]]([[平成]]元年)[[11月22日]])は、[[日本]]の[[映画監督]]。男性映画を得意とする一方、司葉子のデビュー作を撮った監督としても知られる。代表作に『男ありて』『[[太平洋奇跡の作戦 キスカ]]』『[[日本海大海戦]]』など。77歳にて死去。
== 来歴、人物 ==
[[山口県]][[山口市]]道場門前町の出身{{R|全史540}}。[[1933年]]、[[山口高等学校 (旧制)|再興官立旧制山口高等学校]]卒業{{R|全史540}}。京都帝国大学(現・[[京都大学]])法学部在学中に同大学交響楽団の第一バイオリン・メンバーとして、アルバイトで映画音楽演奏の仕事などもこなした。
[[1936年]]、大学卒業と同時に[[PCL]]([[東宝]]の前身)に入社{{R|全史540}}。同期に[[黒澤明]]、[[関川秀雄]]らがいる。[[山本嘉次郎]]の助監督となるが{{R|全史540}}、[[1937年]]と[[1943年]]の二度にわたり応召。[[日中戦争]]に従軍したために監督昇進が遅れる。
[[1951年]]、師・山本嘉次郎脚本の映画『三太物語』で監督デビュー{{R|全史540}}。初期は[[ホームドラマ]]を量産する。
[[1954年]]、[[有馬稲子]]、[[池部良]]主演で『君死に給うことなかれ』の撮影に入るが、有馬が病気により降板。代役としてたまたま当時[[家庭よみうり]]のグラビアを飾っていた毎日放送局の社員・[[司葉子]]を起用して成功。<ref>志村三代子・弓桁あや編『映画俳優 池部良』(ワイズ出版)259p、325p。なお、本書では家庭よみうりで司を発見したのはプロデューサーとされているが、2007年に本書の出版を記念して池袋・[[新文芸坐]]で開催された上映会『二枚目スター“池部良”の魅力のすべて』のうち、3月3日『早春』終了後のトークショーにおいて、池部自身が「司葉子を家庭よみうりで発見したのは丸山誠治監督」という要旨の発言をしていることから、当項目はその発言に倣うものとする。</ref>
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これで戦争映画の力量を認められ、[[1967年]]以降東宝が年1本ペースで大作戦争映画を製作するようになると、三船敏郎を主演に迎えて『[[連合艦隊司令長官 山本五十六]]』と『[[日本海大海戦]]』を監督する。この2本は、東宝特撮とのコラボレーションであり、特に後者は[[円谷英二]]の遺作として特撮が最大の見せ場になっているが、世界レベルで舞台が移動する壮大なドラマを手際良く処理する丸山の演出も、映画の完成度をより高めることとなった。一方、[[山本五十六]]や[[東郷平八郎]]とその家族を頂点として、さまざまな登場人物の家族ドラマや青春ドラマが交錯する群像劇に、東宝の普通級作品([[プログラムピクチャー]])で数々のホームドラマや[[青春映画]]を監督してきた丸山の力量が存分に活かされた。
[[1979年]]にフリーとなり、念願だった日豪合作の戦争映画『[[南十字星
== 作品 ==
=== 監督(映画) ===
[[File:The-Screenplay-Collections-by-Japanese-Writers-Volume-4-3.jpg|thumb|250px|『男ありて』(1955年)]]
* 三太物語([[1951年]])
*
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*
* [[坊つちやん (映画)#1953年版|坊っちゃん]](1953年)
*
*
* 兄さんの愛情(1954年)
*
*
*
* 山
*
*
* 初恋物語(1957年)
*
*
* 悪魔の接吻(1959年)
* サラリーマン御意見帖 男の一大事([[1960年]]) * 姉さん女房(1960年)
* 続・姉さん女房 駄々っ子亭主(1960年)
* 慕情の人([[1961年]])
* [[B・G物語 二十才の設計]](1961年)
* 地方記者([[1962年]])
* われらサラリーマン([[1963年]])
* 現代紳士野郎([[1964年]])
* 太平洋奇跡の作戦 キスカ([[1965年]])
* 石中先生行状記([[1966年]])
* 父子草([[1967年]])
* 君に幸福を センチメンタル・ボーイ(1967年)
* [[連合艦隊司令長官 山本五十六]]([[1968年]]
* [[日本海大海戦]]([[1969年]])
* 商魂一代 天下の暴れん坊([[1970年]])
* 若い生命がここにある(1972年、[[三越]]創業三百年記念映画)
* [[大空のサムライ]]([[1976年]])<ref>[http://www.geocities.jp/gokuraku_ya/musik/populaire.htm 吉永小百合版大空のサムライ(丸山誠治1976)映画に使われた賛美歌・国歌・伝承曲・大衆楽曲]{{リンク切れ|date=2023-2}}</ref>
*南十字星 The Southern Cross([[1982年]])※ピーター・マックスウェルと共同監督▼
* 朝やけの海(1976年)
=== 監督(テレビドラマ) ===
* [[新婚さん]](1966年、[[TBSテレビ|TBS]])
** 第2回『花とラブレター』
* [[結婚ぎらい]](1969年、[[フジテレビジョン|フジテレビ]])
* [[夫よ男よ強くなれ]](1969年~1970年、[[テレビ朝日|NET]])
** 第6回『夫にビンタを』(1969年)
** 第24回『今晩おひま…?』(1970年)
* [[鬼平犯科帳 (
** 第24回
* [[マドモアゼル通り]]([[1972年]]、[[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]])
** 第11回『消えたパンタロン』
** 第12回『デザイナーへの別れ道』
** 第16回『はるかに遠い星』
** 第17回『富士に誓う』
** 第18回『あの星に挑戦!』
* [[子連れ狼 (萬屋錦之介版)|子連れ狼]]([[1973年]]~[[1976年]]、[[日本テレビ放送網|日本テレビ]])
** 第24回『なみだ糸』(1973年)
** 第25回『柳生封回状』(1973年)
* [[ライオン奥様劇場]]『愛あればこそ』(1973年、フジテレビ)
* [[幡随院長兵衛
** 第4回『大江戸暴れ馬』
** 第5回『吠えろ唐犬』
* [[長崎犯科帳]]([[1975年]]、日本テレビ)
** 第11回『真夜中の逃亡者』
** 第21回『辻斬り犯人を追え』
* [[土曜ワイド劇場]]『目撃者なし』([[1978年]]、[[テレビ朝日]])
* 土曜ワイド劇場『翔んでる女が消えた!善福寺池バラバラ殺人事件』([[1979年]]、テレビ朝日)
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|1
|refs=
<ref name="全史540">{{Harvnb|東宝特撮映画全史|1983|p=540|loc=「特撮映画スタッフ名鑑」}}</ref>
}}
== 参考文献 ==
* {{Cite book|和書|title=東宝特撮映画全史|others=監修 [[田中友幸]]|date=1983-12-10|publisher=[[東宝]]出版事業室|isbn=4-924609-00-5|ref={{SfnRef|東宝特撮映画全史|1983}}}}
*『[[山本薩夫]]演出の周辺』([[シネフロント]]社・1984年12月)
*『日本映画・テレビ監督全集』([[キネマ旬報]]社・1988年12月)
* [[川本三郎]]・[[筒井清忠]]『日本映画 隠れた名作 昭和30年代前後』([[中公選書]]2014年)pp.253-258
== 関連項目 ==
{{commonscat|Seiji Maruyama}}
* [[日本の映画監督一覧]]
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:まるやま せいし}}
▲{{DEFAULTSORT:まるやま せいし}}
[[Category:日本の映画監督]]
[[Category:特撮スタッフ]]
[[Category:日本のテレビディレクター]]
[[Category:東宝の人物]]
[[Category:京都大学出身の人物]]
[[Category:旧制山口高等学校出身の人物]]
[[Category:山口県出身の人物]]
[[Category:1912年生]]
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