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{{Infobox 島
|島名 = 島浦島
|画像 = [[ファイル:Shimanoura Island from Kitaura 01.JPG|center|320px300px]]
|画像説明 = 本土側（[[道の駅北浦]]）からの眺望
|緯度度 = 32 |緯度分 = 39 |緯度秒 = 50 |N(北緯)及びS(南緯) = N
|経度度 = 131 |経度分 = 49 |経度秒 = 18 |E(東経)及びW(西経) = E
|面積 = 2.8385
|周囲 = 15.49
|標高 = 185.5(186)
|最高峰 = 遠見場山
|海域 = [[太平洋]]（[[日向灘]]）
|国 = {{JPN}}（[[宮崎県]]）
|地図= {{Location map
|地図2 = Japan Miyazaki Prefecture#Japan▼
|Japan
|label = 島浦島
|position = right
22行目:
|caption =
|relief = 1
|float = center
}}<br>島浦島の位置
|OSMズーム = 11
▲|地図2 = Japan Miyazaki#Japan
}}
 
'''島浦島'''（しまうらとう）は、[[日向灘]]北部に位置する島である。[[離島振興法]]における離島振興対策実施地域名は'''島野浦島'''（しまのうらとう）となっている<ref name="miyazaki">{{Cite web|和書|url=https://www.pref.miyazaki.lg.jp/documents/75657/75657_20230525154902-1.pdf|title=宮崎県離島振興計画|website=宮崎県|date=|accessdate=2024-08-14}}</ref>。行政区分は[[宮崎県]][[延岡市]]'''島浦町'''（しまうら'''まち'''）。
 
== 地理 ==
延岡市中心部から北東に12kmの日向灘に位置する面積2.85km{{sup|2}}、周囲15.5km<ref name="miyazaki" />。本土からの最短距離は約4kmで宮崎県内最大の有人島である<ref name="shima05">{{Cite web|和書|author=大谷 真怜|url=https://www.nijinet.or.jp/Portals/0/pdf/publishing/shima/262/shima_262_05.pdf|title=島野浦島 関係人口を巻き込み漁業を核とした島づくりを推進|website=日本離島センター|date=|accessdate=2024-08-14}}</ref>。
[[延岡市]]北東部の浦城港から東へ約6km、延岡市[[北浦町 (宮崎県)|北浦町]]古江から約4kmに位置する有人島。宮崎県内最大の島である。集落は北西部に集中する。[[日豊海岸国定公園]]に属している。
 
標高185.5mの遠見場山を中心とした切り立った地形で、島の93%が急峻な山地となっている<ref name="miyazaki" />。一方、島の周囲は[[リアス式海岸]]となっており、島の全域が[[日豊海岸国定公園]]に属している<ref name="miyazaki" /><ref name="shima05" />。
黒潮が島の周囲に流れ、外海に面した海岸は切り立った岩壁の険しい海蝕崖をなし、海蝕洞も数多く変化に富む景観をつくっている。
 
島の西側の漁港周辺に住宅が密集しており、島の人口はピーク時の[[1955年]]（昭和30年）には2523人だった<ref name="shima05" />。しかし、人口減少により[[2020年]]（令和2年）5月1日現在の人口は826人となっている<ref name="shima05" />。
 
[[File:Shimanoura Island, Nobeoka Miyazaki Aerial photograph.2018.jpg|thumb|left|280px|島浦島の空中写真。2018年4月26日撮影の8枚を合成作成。{{国土航空写真}}。]]
{{-}}
 
== 歴史 ==
{{出典の明記|date=2024年8月|section=1}}
* 長い間、[[瀬戸内海]]～[[薩摩]]航路の中継地で『日向地誌』によると1千石未満の船なら140～150艘が係留できたという。
* 島浦港は[[江戸時代]]、[[延岡藩]]主[[内藤氏]]が[[参勤交代]]の際、最初の寄港地としていた。
* 人が定住しはじめたのは、[[元禄]]年間（17世紀末）からで、四国の[[徳島県|徳島]]からの移住者が多かったといわれる。
=== 年表 ===
* [[1556年]]（[[弘治 (日本)|弘治]]2年）: 古文書に初めて島名が見える。
* [[1596年]]([[文禄]]5年) : 京都を立った[[藤原惺窩]]が大坂から[[薩摩国]]に向かう途中「嶋ノ浦」に寄港している。（南航日記残簡）
* [[1889年]][[5月1日]] : [[町村制]]施行により[[東臼杵郡]][[南浦村]]の一部となる。
* [[1955年]][[4月1日]] : 南浦村が延岡市に編入される。
* [[1957年]] : [[離島振興法]]の指定を受ける。延岡市の町名設置に伴い島全域が「島浦町」となり、島名も島野浦島から島浦島と改称される。
* [[1974年]]（昭和49年）[[2月15日]] : [[日豊海岸国定公園]]の指定を受ける。
* [[2009年]][[4月10日]] : [[国土交通省]]都市・地域整備局が主催する「[[島の宝100景]]」に選ばれる。
 
== 交通アクセス ==
[[ファイル:Queen Nippo 2.JPG|thumb|高速船艇「クイーンにっぽう2」（浦城港）]]
* 島野浦漁港 (第三種漁港)
** 浦城港から[[日豊汽船]]でのカーフェリーで20分、高速船艇で10分で結ばれている。
** 浦城港へは[[宮崎交通]]による[[延岡駅]]からの路線バスがあるが、バスの本数が少なく延岡駅側からの日帰り訪問はできない。
 
== 脚注・参考文献 ==
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== 関連項目 ==
* [[日豊海岸]]
* [[延岡市立島野浦小学校]]
* [[延岡市立島野浦中学校]]
* [[延岡市立島野浦学園]]
* [[鼻熊 (海蝕洞)|鼻熊]]（千貫目）
* [[日本の漁港一覧]]
* [[宮崎県の灯台一覧]]
* [[ケーブルメディアワイワイ]] - 離島である島浦島もサービスエリアに含めている。
* [[カタノトモコ]] - 同島出身のイラストレーター。中学卒業まで過ごした島の生活を語った『わたし、孤島そだち。』を2012年に出版（[[アスキー・メディアワークス]]、ISBN-13: 978-4048862370）。
 
== 外部リンク ==
* [httphttps://www.city.nobeoka.miyazaki.jp/displaysoshiki/38/2650.php?cont=111004150419 観光・絆html ～島浦島～]（延岡市公式ウェブサイト内）
* [http://nobekan.jp/cms/season/summer/%E5%B3%B6%E6%B5%A6%E7%94%BA%EF%BC%88%E5%B3%B6%E9%87%8E%E6%B5%A6%E5%B3%B6%EF%BC%89%E3%83%9F%E3%83%84%E3%83%90%E3%83%84%E3%83%84%E3%82%B8/ 島浦町（島野浦島）]（延岡観光協会）
* [https://geoshape.ex.nii.ac.jp/ka/resource/45/452031370.html 宮崎県延岡市島浦町 (452031370) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット]
 
{{宮崎県の島}}
{{延岡市の町・字}}
{{日本の指定離島}}
{{Japan-geo-stub}}
{{Normdaten}}
{{DEFAULTSORT:しまうらしま}}
[[Category:宮崎県の島]]
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