削除された内容 追加された内容
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
(33人の利用者による、間の46版が非表示)
8行目:
| 脚本 = クロエ・ジャオ
| 原案 =
| 原作 = [[{{仮リンク|ジェシカ・ブルーダー]]|en|Jessica Bruder}}『[[ノマド: 漂流する高齢労働者たち]]』([[春秋社]])
| 製作 = [[フランシス・マクドーマンド]]<br>クロエ・ジャオ<br>[[ダン・ジャンヴィー]]<br>[[ピーター・スピアーズ]]<br>[[モリー・アッシャー]]<br>ダン・ジャンヴィー<br>クロエ・ジャオ
| 製作総指揮 =
| ナレーター =
| 出演者 = フランシス・マクドーマンド<br>[[デヴィッド・ストラザーン]]<br>[[リンダ・メイ]]<br>[[シャーリーン・スワンキー]]
| 音楽 = [[ルドヴィコ・エイナウディ]]
| 主題歌 =
| 撮影 = [[ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ]]
| 編集 = クロエ・ジャオ
| 製作会社 = [[ハイウェイマン・フィルムズ]]<br>[[ヒア/セイ・プロダクションズ]]<br>Cor Cordium Productions
| 配給 = {{Flagicon|USA}} [[サーチライト・ピクチャーズ]]<br>{{Flagicon|JPN}} [[ウォルト・ディズニー・ジャパン]]
| 公開 = {{Nowrap|{{flagicon|ITA}} [[2020年]][[9月11日]]<small>([[第77回ヴェネツィア国際映画祭|VIFF]])</small>}}<br />{{Flagicon|USA}} [[2021年]][[2月19日]]<br>{{Flagicon|JPN}} 2021年[[3月26日]]
| 上映時間 = 108分<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/movie/93570/|title=ノマドランド|work=映画.com|accessdate=2020-09-15}}</ref>
| 製作国 = {{USA}}
| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = $5,000,000以下<ref>{{Cite news|first=Kyle|last=Buchanan|date=2021-02-10|url=https://www.nytimes.com/2021/02/10/movies/oscars-diversity.html|title=It Could Be the Most Diverse Oscars Ever, but the Problem Isn’t Solved|newspaper=[[ニューヨーク・タイムズ|The New York Times]]|language=en|accessdate=2021-10-30}}</ref>
| 製作費 =
| 興行収入 = {{Flagicon|USA}}{{Flagicon|CAN}} $3,700,000<ref name="boxofficemojo">{{Cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/title/tt9770150/|title=Nomadland|work=[[Box Office Mojo]]|language=en|accessdate=2021-10-30}}</ref><br />{{flagicon|JPN}} 4億3022万円<ref>『[[キネマ旬報]]』 2022年3月下旬特別号 p.22</ref><br />{{Flagicon|World}} $39,244,389<ref name="boxofficemojo" />
| 興行収入 =
| 配給収入 =
| 前作 =
| 次作 =
}}
『'''ノマドランド'''』(原題: ''Nomadland'')は[[2021年の映画|2021年]]に公開予定の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ合衆国]]の[[ドラマ映画]]である監督は[[クロエ・ジャオ]]が、脚本、製作、編集、監督を担い、主演は[[フランシス・マクドーマンド]]が務めた。本作は[[{{仮リンク|ジェシカ・ブルーダー]]|en|Jessica Bruder}}が[[2017年]]に発表した[[ノンフィクション]]『[[ノマド: 漂流する高齢労働者たち]]』を原作としている。
 
2020年9月11日に[[ヴェネツィア国際映画祭]]でプレミア上映され、[[金獅子賞]]を受賞した。また、[[トロント国際映画祭]]では[[ピープルズ・チョイス・アワード]]を受賞した。2020年12月4日に1週間のストリーミング限定公開された後、[[サーチライト・ピクチャーズ]]により、2021年1月29日に米国内の一部の[[IMAX]]シアターで配給され、2021年2月19日には劇場で同時公開、[[Hulu]]でデジタルストリーミングされた。日本では[[ウォルト・ディズニー・ジャパン]]により、3月26日から劇場公開された。
本作は批評家から稀に見る高評価を受けており(後述)、特にマクドーマンドの演技はキャリアベストと絶賛されている<ref>{{Cite web|url=https://www.theguardian.com/film/2020/sep/11/nomadland-review-frances-mcdormand-chloe-zhao|title=Nomadland review – Frances McDormand delivers the performance of her career|date=2020-09-11|work=The Guardian|accessdate=2020-09-15}}</ref>。
 
本作は、監督、脚本、編集、撮影、そしてマクドーマンドを中心とした演技が評価された。[[第93回アカデミー賞]]では、計6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、マクドーマンドの主演女優賞を受賞した。ジャオは[[有色人種]]の女性として初めて監督賞を受賞し、マクドーマンドは同一作品で製作者と出演者の両方としてアカデミー賞を受賞した史上初の人物となった<ref>{{Cite web|title=The 93rd Academy Awards {{!}} 2021|url=https://www.oscars.org/oscars/ceremonies/2021|website=Oscars.org {{!}} Academy of Motion Picture Arts and Sciences|accessdate=2021-05-09|language=en}}</ref>。また、[[第78回ゴールデングローブ賞]]では映画作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞、[[第74回英国アカデミー賞]]では最優秀作品賞を含む4部門を受賞、[[第36回インディペンデント・スピリット賞]]では最優秀作品賞を含む4部門を受賞した。
== 概略 ==
[[2008年]]、[[リーマン・ブラザーズ|アメリカの大手証券会社]]の破綻に端を発する[[リーマン・ショック|未曾有の経済危機]]が全世界を襲った。その影響は現役世代だけではなく、リタイア世代にも容赦なく降りかかり、多くの高齢者が家を手放すことになった。家を失った彼/彼女らは自家用車で寝泊まりし、働く口を求めて全米各地を動き回っていた。専門職での経験があったとしても、それを活かせるような職がほとんどなく、安い時給で過酷な肉体労働に従事するほかなかった。そんな不安定な状況下でも、彼/彼女らは自尊心と互助の精神を保持し続けていた。彼/彼女らは「現代の[[ノマドワーカー|ノマド]]」とでも言うべき存在である。
 
== ストーリー ==
本作の主人公、ファーンも「現代のノマド」の1人である。ファーンは[[ネバダ州]]の[[エンパイア (ネバダ州)|エンパイア]]で臨時教員をやっていたが、工場の閉鎖で街の経済が大打撃を受け、そのあおりで彼女も家を手放す羽目になった。途方に暮れたファーンだったが、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出た。その過程で、ファーンは同じ境遇の人々と交流を深めていくのだった。
[[2008年]]、[[リーマン・ブラザーズ|アメリカの大手証券会社]]の破綻に端を発する[[リーマン・ショック|未曾有の経済危機]]が全世界を襲った。その影響は現役世代だけではなく、リタイア世代にも容赦なく降りかかり、多くの高齢者が家を手放すことになった。家を失った彼/彼女らは自家用車で寝泊まりし、働く口を求めて全米各地を動き回っていた。専門職での経験があったとしても、それを活かせるような職がほとんどなく、安い時給で過酷な肉体労働に従事するほかなかった。そんな不安定な状況下でも、彼/彼女らは自尊心と互助の精神を保持し続けていた。彼/彼女らは「現代の[[ノマド]]」とでも言うべき存在である。
 
本作の主人公、ファーンも「現代のノマド」の1人である。ファーンは[[ネバダ州]]の{{仮リンク|エンパイア (ネバダ州)|en|Empire, Nevada|label=エンパイア}}で臨時教員をやっていたが、工場の閉鎖で街の経済が大打撃を受け、そのあおりで彼女も家を手放す羽目になった。途方に暮れたファーンだったが、自家用車に最低限の家財道具を積み込み、日雇いの職を求めて全米各地を流浪する旅に出た。その過程で、ファーンは同じ境遇の人々と交流を深めていくのだった。
 
本作はそんなファーンの姿を通して、「現代のノマド」の実像を描き出していく。
 
== キャスト ==
※括弧内は日本語吹替<ref name="warnerbros20201205">{{Cite news|work=HMV&BOOKS online|title=映画『ノマドランド』Blu-ray&DVD 2021年6月23日発売決定|url=https://www.hmv.co.jp/news/article/2105201024/|date=2021-05-21|accessdate=2021-05-21}}</ref>。
* ファーン:[[フランシス・マクドーマンド]]
 
* デヴィッド:[[デヴィッド・ストラザーン]]
* ファーン: [[フランシス・マクドーマンド]]([[塩田朋子]])
* リンダ:[[リンダ・メイ]]
* デイブ: [[デヴィッド・ストラザーン]]([[原康義]])
* スワンキー:[[シャーリーン・スワンキー]]
* リンダ: リンダ・メイ([[谷育子]])
* ボブ:[[ボブ・ウェルズ]]
* スワンキー: シャーリーン・スワンキー([[宮沢きよこ]])
* ボブ: {{仮リンク|ボブ・ウェルズ|en|Bob Wells (vandweller)}}([[玉野井直樹]])
* ピーター: [[ピーター・スピアーズ]]
 
== 製作 ==
2017年、フランシス・マクドーマンドはジェシカ・ブルーダーのノンフィクション『ノマド: 漂流する高齢労働者たち』を読んで衝撃を受け、映画化権を購入するに至った。その衝撃について、マクドーマンドは「40代の頃、私は[[ジョエル・コーエン|夫]]に『65歳になったら、名前をファーンに変えたいと思う。[[ラッキーストライク]]を吸ったり、[[ワイルドターキー]]を飲んだりしてRV車で気ままに暮らしたい』などと言っておりました。あの頃の私は車上生活に自由があると思っていましたし、車上生活者にロマンを感じていました。しかし、あの本は車上生活の実像を私に教えてくれたのです。車上生活は経済的な苦境と結びついたもので、私と同じ60代の人が車上生活を余儀なくされることも珍しくないのだと。」と語っている<ref name="Ho">< /ref>。
 
同年9月、マクドーマンドは[[第42回トロント国際映画祭]]でクロエ・ジャオ監督の『[[ザ・ライダー]]』を鑑賞した。同作の出来映えに感動し、マクドーマンドは本作の監督にジャオを起用することにした<ref name="Ho">< /ref>。
 
本作の[[主要撮影]]は[[2018年]]6月に始まった。マクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いて本職プロの俳優は起用されず、実際に車上生活を送っている人々が起用された<ref name="Ho">< /ref>。また、マクドーマンドは役作りのために車上生活を送ると共に、[[Amazon.com|Amazon]]の物流拠点での梱包作業など日雇いの仕事にも従事したのだという<ref name="Ho">{{Cite webnews|first=Rebecca|last=Keegan|url=https://www.hollywoodreporter.com/features/director-chloe-zhao-arrives-with-hot-oscar-contender-nomadland-and-next-years-eternals|title=Director Chloe Zhao Arrives With Early Oscar Contender 'Nomadland' and Next Year's 'Eternals': "It's a Bit Surreal"|date=2020-09-02|worknewspaper=[[ハリウッド・リポーター|The Hollywood Reporter]]|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。[[2020年]]7月27日、ルドヴィコ・エイナウディが本作で使用される楽曲を手がけるとの報道があった<ref>{{Cite webnews|url=httphttps://filmmusicreporter.com/2020/07/27/ludovico-einaudi-scoring-chloe-zhaos-nomadland/|title=Ludovico Einaudi Scoring Chloé Zhao’s ‘Nomadland’|date=2020-07-27|worknewspaper=Film Music Reporter|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。
 
== 公開・マーケティング ==
[[2019年]]2月12日、[[サーチライト・ピクチャーズ|フォックス・サーチライト・ピクチャーズ]]が本作の全米配給権を獲得したと報じられた。その際、本作の劇中写真も初めて公開された<ref>{{Cite webnews|first=Amanda|last=N'Duka|url=https://deadline.com/2019/02/chloe-zhao-nomadland-frances-mcdormand-fox-searchlight-acquisition-1202555791/|title=Chloé Zhao’s ‘Nomadland’ Starring Frances McDormand Lands At Fox Searchlight|date=2019-02-12|worknewspaper=[[Deadline.com]]|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。2020年9月8日、本作のティーザー・トレイラーが公開された<ref>{{Cite webnews|first=Hoai-Tran|last=Bui|url=https://www.slashfilm.com/nomadland-trailer/|title=‘Nomadland’ Trailer: Frances McDormand Heads West in Chloé Zhao’s New Film|date=2020-09-08|worknewspaper=/Film|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。11日、本作は[[第77回ヴェネツィア国際映画祭]]でプレミア上映され<ref>{{Cite webnews|first=Manori|last=Ravindran|url=https://variety.com/2020/film/global/chloe-zhao-nomadland-playing-venice-toronto-new-york-1234717009/|title=Chloe Zhao’s ‘Nomadland’ to Play Venice, Toronto, New York Under Fest Alliance|date=2020-07-27|worknewspaper=[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>、最高賞の[[金獅子賞]]を受賞した<ref>{{Cite webnews|first=Guy|last=Lodge|url=https://variety.com/2020/film/festivals/venice-film-festival-winners-list-1234767860/|title=Chloé Zhao’s ‘Nomadland’ Takes Golden Lion at Venice Film Festival|date=2020-09-12|worknewspaper=[[バラエティ (アメリカ合衆国の雑誌)|Variety]]|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。同日、[[第45回トロント国際映画祭]]での上映も行われ<ref>{{Cite webnews|first=Kate|last=Erbland|url=https://www.indiewire.com/2020/07/tiff-2020-film-lineup-1234576978/|title=TIFF Announces 2020 Lineup: Regina King’s Directorial Debut, ‘Nomadland,’ Herzog, and More|date=2020-07-30|worknewspaper=IndieWire|language=Indiewireen|accessdate=2020-09-14}}</ref>、最高賞の観客賞を受賞した<ref>{{Cite webnews|first=Joey|last=Nolfi|url=https://ew.com/awards/2020-tiff-peoples-choice-award-winner/|title=Nomadland storms Oscar race with TIFF People's Choice Award win|date=2020-09-20|worknewspaper=Entertainment Weekly|language=en|accessdate=2020-09-22}}</ref>。また、本作は[[ニューヨーク映画祭]]で上映されることが決定している<ref>{{Cite web|url=https://www.filmlinc.org/nyff2020/daily/chloe-zhaos-nomadland-is-the-centerpiece-selection-of-the-58th-new-york-film-festival/|title=Chloé Zhao’s Nomadland is the Centerpiece Selection of the 58th New York Film Festival|date=2020-07-27|work=New York Film Festival|language=en|accessdate=2020-09-14}}</ref>。
 
=== 中国 ===
[[中華人民共和国]]での映画配給を担う政府系の映画団体「国立映画芸術同盟(National Alliance of Arthouse Cinemas:NAAC)」は、2021年4月23日にノマドランドの大規模な公開を予定していたが、中止となった。同国[[北京市|北京]]出身のジャオが[[アジア系民族|アジア人]]初の[[アカデミー監督賞]]を受賞したにもかかわらず、上映中止になった理由について、一部の報道機関は過去にジャオが[[中華人民共和国国務院|中国政府]]を批判する発言をしていたためだと報じている<ref>{{Cite news|author=ジョン・フェン|url=https://www.newsweekjapan.jp/stories/culture/2021/04/post-96145_1.php|title=中国人監督の『ノマドランド』がアカデミー賞有力候補...なのに中国人が全然喜ばない理由|date=2021-04-23|accessdate=2021-05-02|newspaper=[[ニューズウィーク|ニューズウィーク日本版]]}}</ref><ref>{{Cite news|title=「シャン・チー」中国上映禁止の危機 主演の中国系カナダ人俳優が政権批判で|url=https://eiga.com/news/20210914/11/|newspaper=[[映画.com]]|accessdate=2021-09-23|date=2021-09-14}}</ref>。
 
== 評価 ==
本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトの[[Rotten Tomatoes]]には45件のレビューがあり、批評家支持率は100%、平均点は10点満点で9.28点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「社会から見捨てられ、虐げられた人間の姿を描いた作品だが、詩的な雰囲気をまとっている。『ノマドランド』は経済恐慌によってもたらされた不安定な生活を見事に描写している。」となっている<ref>{{Cite webrt|urltype=https://www.rottentomatoes.com/m/|id=nomadland|title=Nomadland|workpublisher_hide=Rotten Tomatoes1|language=en|accessdate=2020-09-15}}</ref>。また、[[Metacritic]]には18件のレビューがあり、加重平均値は98/100となっている<ref>{{Cite webmc|urltype=https://www.metacritic.com/movie/|id=nomadland|title=Nomadland (2020)|workpublisher_hide=Metacritic1|language=en|accessdate=2020-09-15}}</ref>。
 
== 受賞とノミネート ==
本作は[[第77回ヴェネツィア国際映画祭]]で最高賞の[[金獅子賞]]を受賞、[[第45回トロント国際映画祭]]でも最高賞の観客賞を受賞した史上初めての作品となった。また、[[第78回ゴールデングローブ賞]]では作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞、[[第93回アカデミー賞]]では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演女優賞の最多3部門を受賞した。
なお[[クロエ・ジャオ]]は非白人女性監督として初めての快挙となった<ref>{{Cite news |url=https://www.afpbb.com/articles/-/3344072 |title=中国、自国出身ジャオ監督のアカデミー賞受賞情報を遮断 |newspaper=[[フランス通信社|AFP BB News]] |date=2021-04-26 |accessdate=2021-04-26}}</ref>。
 
{| class="wikitable" style="font-size:smaller"
! 映画賞 !! 部門 !! 対象 !! 結果
66 ⟶ 77行目:
| [[ヴェネチア国際映画祭]]
|金獅子賞
|[[ノマドランド]]
|{{won}}
|-
84 ⟶ 95行目:
|-
|撮影賞
|[[ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ]]
|{{won}}
|-
154 ⟶ 165行目:
|-
|助演女優賞
|[[シャーリーン・スワンキー]]
| {{nom}}
|-
563 ⟶ 574行目:
|-
|ニューカマー賞
|[[リンダ・メイ]]
| {{won}}
|-
583 ⟶ 594行目:
| {{won}}
|-
| rowspan="4" | [[アトランタ映画批評家協会]]
|作品賞
|ノマドランド
961 ⟶ 972行目:
|{{won}}
|-
| rowspan="5" | [[フェニックス・オンラインディペンデント・スピリット映画批評家協会賞]]
|監督賞
|クロエ・ジャオ
|{{won}}
|-
|作品賞
|ノマドランド
970 ⟶ 985行目:
|{{nom}}
|-
|監督脚本
|
|クロエ・ジャオ
|{{nom}}
|-
977 ⟶ 992行目:
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{nom}}
|-
| rowspan="7" | [[オースティン映画批評家協会賞]]
|脚色賞
|
|{{won}}
|-
|撮影賞
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{won}}
|-
|編集賞
|クロエ・ジャオ
|{{nomwon}}
|-
|作品賞
| [[アメリカ音響効果監督組合賞]]
|音響効果賞 - Dialogue and ADR
|ノマドランド
|{{nom}}
|-
|監督賞
|クロエ・ジャオ
| {{nom}}
|-
|主演女優賞
|フランシス・マクドーマンド
| {{nom}}
|-
|助演男優賞
| [[デヴィッド・ストラザーン]]
| {{nom}}
|-
|[[アメリカ製作者組合賞]]
|作品賞
|ノマドランド
|{{won}}
|-
| rowspan="7" | [[英国アカデミー賞]]
|作品賞
|ノマドランド
|{{nomwon}}
|-
|監督賞
|クロエ・ジャオ
|{{nomwon}}
|-
|主演女優賞
|フランシス・マクドーマンド
|{{nomwon}}
|-
|脚色賞
|
|{{nom}}
|-
|撮影賞
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{won}}
|-
|脚色賞
|
|{{nom}}
|-
1,016 ⟶ 1,056行目:
|{{nom}}
|-
|[[アメリカ製作者組合全米監督協会賞]]
|作品監督
|クロエ・ジャオ
|ノマドランド
|{{nomwon}}
|-
| rowspan="5" | [[フェニックス・オンライン映画批評家協会ディペンデント・スピリット賞]]
|作品賞
|ノマドランド
|{{nomwon}}
|-
|監督賞
|クロエ・ジャオ
|{{nomwon}}
|-
|撮影賞
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{won}}
|-
|編集賞
|クロエ・ジャオ
|{{won}}
|-
|主演女優賞
1,034 ⟶ 1,082行目:
|{{nom}}
|-
| [[アメリカ音響効果監督組合賞]]
|脚本賞
|音響効果賞 - Dialogue and ADR
|
|ノマドランド
|{{nom}}
|-
|撮影賞
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{nom}}
|-
|[[アメリカ監督組合賞]]
|監督賞
|クロエ・ジャオ
|{{nom}}
|-
1,060 ⟶ 1,100行目:
|作品賞
|ノマドランド
|{{nomwon}}
|-
|監督賞
|クロエ・ジャオ
| {{nomwon}}
|-
|主演女優賞
|フランシス・マクドーマンド
| {{nomwon}}
|-
|編集賞
1,080 ⟶ 1,120行目:
|脚色賞
|
|{{nom}}
|-
| rowspan="7" | [[オースティン映画批評家協会賞]]
|作品賞
|ノマドランド
|{{nom}}
|-
|監督賞
|クロエ・ジャオ
| {{nom}}
|-
|主演女優賞
|フランシス・マクドーマンド
| {{nom}}
|-
|助演男優賞
| [[デヴィッド・ストラザーン]]
| {{nom}}
|-
|脚色賞
|
|{{nom}}
|-
|撮影賞
|ジョシュア・ジェームズ・リチャーズ
|{{nom}}
|-
|編集賞
|クロエ・ジャオ
|{{nom}}
|}
1,116 ⟶ 1,127行目:
 
== 外部リンク ==
* [{{Official website|https://www.searchlightpictures.com/nomadland/ Nomadland]}}{{en icon}}
* [{{Official website|https://searchlightpictureswww.20thcenturystudios.jp/moviemovies/nomadland.html ノマドランド]}}{{ja icon}}
* [https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/nomadland/g3pbMDmPZp9L ノマドランド] - [[Disney+]]{{ja icon}}
* {{Allcinema title|373857}}
* {{IMDb title|9770150|Nomadland}}
* {{Allcinema title|373857}}
* {{YouTube|p=PLi08RA1dJcL0Lmxmwm4jo3uByJrlRRdS9}}
 
{{金獅子賞}}
{{アカデミー賞作品賞}}
{{英国アカデミー賞作品賞}}
{{ゴールデングローブ賞 映画部門 作品賞 (ドラマ部門)}}
{{サテライト賞 作品賞}}
{{全米製作者組合賞 劇場映画賞}}
{{オンライン映画批評家協会賞 作品賞}}
{{クリティクス・チョイス・ムービー・アワード 作品賞}}
{{全米映画批評家協会賞 作品賞}}
{{シアトル映画批評家協会賞 作品賞}}
{{トロント国際映画祭 観客賞}}
{{毎日映画コンクール外国映画ベストワン賞}}
 
{{DEFAULTSORT:のまとらんと}}
1,130 ⟶ 1,151行目:
[[Category:アメリカ合衆国のドラマ映画]]
[[Category:ノンフィクションを原作とする映画作品]]
[[Category:配偶者と死別した人物に関する映画作品]]
[[Category:ネバダ州を舞台とした映画作品]]
[[Category:21世紀を舞台とした映画作品]]
[[Category:金融危機を題材とした映画作品]]
[[Category:サーチライト・ピクチャーズの作品]]
[[Category:金獅子賞受賞作]]
[[Category:アカデミー賞作品賞受賞作]]
[[Category:英国アカデミー賞受賞作]]
[[Category:アメリカ合衆国のインディペンデント映画]]