1話約4分のショートスタイルに
ゆる~い笑いを詰めこんでお届けします♪
TVアニメの第1シリーズ。戦いには弱いが、陽気で憎めない「イタリア」と、厳格できまじめな「ドイツ」を中心に「日本」「イギリス」「アメリカ」「フランス」などの人物が、ためになる世界史のエピソードや国民性にちなんだやりとりをコミカルにくり広げる!!
■キャスト
イタリア:浪川大輔
ドイツ:安元洋貴
日本:高橋広樹
アメリカ:小西克幸
イギリス:杉山紀彰
フランス:小野坂昌也
ロシア:高戸靖広
中国:甲斐田ゆき
■スタッフ
原作:日丸屋秀和「ヘタリア Axis Powers」
発行:幻冬舎
監督:ボブ白旗
キャラクターデザイン:河南正昭
シリーズ構成:平光琢也
アニメーションプロデューサー:松田桂一
音楽:コーニッシュ
アニメーション制作:スタジオディーン
世界中の問題を、各国で協力して解決するための“世界会議”。その席上で、若くエネルギッシュなアメリカがリーダーシップをとる。しかしあまりに個性的なアメリカの提案策をうけ、出席者たちはそれぞれに意見を出しあい、会議は混乱におちいっていく。
WWI時に、ドイツはイタリアへ向かい進んでいた。彼は、イタリアがかつて地中海の覇者であったローマ帝国の子孫であるため、警戒しながら境界を越える。その道中、明らかに怪しげなトマトの箱を見つけてしまった。
ドイツに捕らわれたイタリアは、もち前の能天気な性格から、捕らわれの身である自分の世話をしてくれる彼にすっかりなつき、WWI後も何かとドイツを頼りつづけていた。やがてWWIIが始まり、イタリアは友達になろうとドイツを誘う。
趣味は空気を読んで、発言を控えることであるという日本。そんな日本はドイツからに、仲間となるイタリアを紹介されることに。文化・歴史など色々な意味で尊敬すべき相手と聞き及んでいるだけに、日本はまだ見ぬイタリアとの初対面に心を躍らせる。
青い空、白い雲、輝く海。ひょんなことから美しい南の島でくつろぐこととなったイタリア、ドイツ、日本の三人。波打ち際を走り回りはしゃぐイタリア、黙々と作業をするドイツ、果物ややしの実を見つけて微笑む日本。それぞれがのんびりとした時間を過ごす浜辺には、大きくSOSの文字が書かれていた。
南の島で遭難してしまい、焚き火を囲むイタリア、ドイツ、日本の三人。静かな夜の浜辺に、穏やかな時間が流れる。そんな三人を見つめる連合の五人。騒々しく監視を開始した彼らは、やがて三人に対抗し、アメリカの発案でキャンプファイアーを始める。
ドイツに兄のロマーノを紹介するイタリア=ヴェネチアーノ。ヴェネチアーノとは反対に、怒りっぽく口の悪いところがあるロマーノにどう接すればよいか、ドイツは悩む。一方ヴェネチアーノは、ロマーノにドイツを好きになってもらおうと、ドイツのよいところを次々と並べていく。
イタリアがつかまった! つかまえたアメリカ、イギリス、フランスの三人は嬉々としてドイツに連絡をする。しかしイタリアは捕らわれの身にも関わらず持ち前のヘタレっぷりを発揮。ドイツも三人も、イタリアの思いもよらない行動の数々に呆れたり凹んだり、ショックをうけたり……。
各国の役割分担を決めるため、連合会議が始まった。リーダーシップをとるアメリカが、颯爽とみんなの役目を読み上げる。しかし相変わらず個性的すぎるアメリカの提案にイギリスが反対したのをきっかけに、それぞれが自分の意見を主張しはじめ、会議はあらぬ方向へ進んでいく。
連合の二次会議に一人だけ呼んでもらえなかったフランス。フランスはくやしさのあまり泣き崩れるものの、少し納得しそうになってしまい、慌てて過去の栄光の記憶を振り返る。かつてフランスで活躍した数々の英雄を思い出し、自信を取り戻そうとするが、常に邪魔をする人物の姿があった。
長年の夢だったイタリアと一つ屋根の下に住むこととなった神聖ローマ。しかし次第に家の周りは不穏な雰囲気に。ある日の朝、ちびたりあとハンガリーが起きると、家には彼らとオーストリアの三人しか居なかった。訳の分からないまま、いつも通り掃除をするちびたりあに、神聖ローマは話しかける。
「イギリス、お前に伝えたいことがある」どんよりと落ち込み、やつれたフランスが、重々しく切り出した。そのあまりの内容にイギリスは絶句する。性質の悪い冗談かと笑い飛ばせば、フランスは至って真剣だ。ビビるイギリスに、フランスは思い詰めた様子であるものを差し出した。
ドイツに破れ、地面に倒れ伏すイギリス。悔しさにリベンジを誓うイギリスは、他の国に知られていない最強の武器を使うことにした。魔法陣にドイツ人形をくくりつけ、黒マントに身を包み、全力でドイツを呪うべく、イギリスは自信満々に号令を掛けた。果たしてイギリスの魔術は成功するのか!?
あなたはドイツとなって、スーパーで買い物をしています。あなたは運良くソーセージをしこたま入手することが出来ました。しかしそこからが問題だったのです! ドイツの視点で日々の暮らしを描いた日常シミュレーション「ドイツジンシミュレーター」、続きは見てのお楽しみ!!
イタリア、ドイツと同盟を組み、新たに彼らの文化に接することとなった日本。見知らぬ文化に驚き、ときに理解に苦しみつつも、二人との交流を通し徐々に馴染んでいく。イタリアと共にドイツから特訓を受ける日本。しかし日本の必死の努力も、イタリアのヘタレな言動で可笑しなことになっていく。
ある日、体のあちこちの痛みに耐えつつ歩く中国が出会った、見慣れない子供。日本と名乗ったその子供を中国は一目で気に入り、なにくれとなく世話を焼き始める。日本は中国の教える様々なことを覚え、順調に大きくなっていく。中国は日本の目覚しい成長を、鼻を高くして見守っていた。
よく晴れた日に、アメリカは倉庫掃除をしようと思い立つ。リトアニアが手伝いを申し出るのも断り、一人暗い部屋に入っていく。そこは百年以上も掃除をしていない、年代物でいっぱいの物置きだった。何度掃除しようとしても出来なかったその部屋を、今日こそは綺麗にしてやるとアメリカは意気込む。
浜辺でのんびりと焚き火を囲むイタリア、ドイツ、日本の三人。しかし不穏な気配を察し、ドイツと日本が身構えながら立ち上がると、連合の五人が崖の上から彼らを見下ろしていた! アメリカの号令で飛び出した中国の猛攻に、為す術も無い三人。イタリアが白旗を振って泣きじゃくる最中、大きな地鳴りが響き始めた。
アメリカが連合会議を始めようとすると、中国がひとり遅れて会議室に入ってきた。遅刻したもののマイペースを貫く中国は、イギリスに迷惑がられるのも気にせず会議室に仲間を呼び込み、何かを作り始める。連合会議が続けられる中、室内には工事音が鳴り響く。そして彼らの背後に出来上がったのはなんと!?
倉庫掃除を始めたアメリカは、古いマスケット銃を見つけた。銃身についた傷に、深く眠っていた記憶がよみがえる。土砂降りの雨の中、震える手でマスケット銃を構える青年の頃のアメリカ。その銃口の先には、苦悶の表情を浮かべたイギリスがいた。まさにその時、アメリカは自由を選ぼうとしていたのだった……。
世界一小さい身体ながら、心も目標も大きなシーランド。世界会議へ出かけ、みんなと仲良くしようとスイスやロマーノに挨拶するのだが、なぜか返事をしてくれない。不思議に思いつつ、更に日本に挨拶しても、遠くから会釈を返すだけ。愛想のないみんなの態度に拗ねつつも、シーランドはふと気付いたことがあった。
オーストリアの家を出ることを決めたものの、ずっと言い出せずにいた神聖ローマだったが、とうとうイタリアに別れを告げた。突然の別れに驚いたイタリアは、立ち去ろうとする神聖ローマを泣きながら呼び止めた。神聖ローマが振り返ると、イタリアは自分の代わりに持っていて欲しいとあるものを手渡す。
スイスを兄のように慕う少女・リヒテンシュタインは、ある日、長い髪をばっさり切ってしまう。リヒテンシュタインの髪に気が付いたスイスは驚き、強い調子で問い詰めるが、彼女が自分のマネをしていると聞き、思わず納得してしまう。だが、そこには一つ落とし穴があった。
スイスとリヒテンシュタインがスーパーに出かけると、オーストリアと出会う。オーストリアはふたりを昼食に誘ってきた。気まずい雰囲気でテーブルを囲む三人。そんな中、食べこぼしたリヒテンシュタインの口元をスイスが拭った。そのスイスの仕草にオーストリアが幼少時代を思い出した時、突然プロイセンが乱入してきた!
アメリカを訪ねて田舎道を歩く若き日のイギリス。ヨーロッパでフランスに邪険な扱いをされ荒んでいたが、幼いアメリカの大歓迎をうける。上機嫌になったイギリスは、得意の手料理をふるまうのだが……。
バズビーズチェア。それはイギリスの持つ呪いの椅子。その椅子に座った者は短期間で亡くなってしまうとの噂だ。イギリスはアメリカを呪ってやろうと連合会議の椅子をバズビーズチェアにすり替え、アメリカを待っていた。しかしそこに、やって来たのはロシアだった!