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ぶらどらぶ  第1話 「吸血娘の血が騒ぐ」

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ぶらどらぶ
ぶらどらぶ (配信数12話)

重度の献血マニアの女子高生・絆播 貢(ばんば みつぐ)。彼女は、ふとしたきっかけで出会った美少女・マイを自宅に連れ帰る。しかし彼女には秘密があった。彼女はなんと名門吸血鬼一族の末裔だったのだ! さらに気弱な彼女は、人に噛みついて血を吸えない吸血鬼だったのだ。貢はマイを「生かす」ための血を入手するため、自身が通う学校の保健医や友人達を巻き込みながら日々奮闘する。

■キャスト

絆播 貢:佐倉綾音
マイ・ブラド・トランシルヴァニア:日高里菜[5]
血祭 血比呂:朴璐美
雲天 那美:小林ゆう
渡部 マキ:早見沙織
紺野 カオル:高槻かなこ
墨田 仁子:日笠陽子
勝野 真澄:三宅健太
岡田:石川界人
神原:綿貫竜之介
堀田:木内太郎
マイのパパ:岩崎ひろし
貢のとーちゃん:中田譲治


■スタッフ


総監督:押井守
監督:西村純二
脚本:押井守
   山邑圭
キャラクターデザイン:新垣一成
音楽:川井憲次
製作会社:いちごアニメーション

(C)2020 押井守/いちごアニメーション

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  • 第1話 「吸血娘の血が騒ぐ」
    第1話 「吸血娘の血が騒ぐ」

    重度の献血マニアの女子高生・絆播 貢(ばんば みつぐ)は、ある日、行きつけの献血車で大暴れする美少女に出会う。その正体は家出中の吸血鬼マイ・ヴラド・トランシルヴァニアであった。人間を従属させることを嫌悪するにマイは、人を襲うこともできず、空腹を抱えたままホームレスと化していた。美少女ヴァンパイアとの鮮血に彩られた危険で甘い同棲生活を目論む貢は、マイの食糧確保のため一計を案じる。

  • 第2話 「愛の夜間飛行」
    第2話 「愛の夜間飛行」

    マイの食糧である血液を集めるため、貢は血液学者でもあるモラルなき学校の保健医・血比呂の助力を得て、献血部を設立することに。生徒たちの欲望を焚きつけるアピールの甲斐もあり、個性あふれる入部希望者たちが保健室に殺到する。その夜、集めた血を次々とマイに与えていた貢は、飲む血液によってマイの性格が豹変することを知る。その時、マイが貢の家に保管されていた禁断の血液を飲んでしまい……。

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    十字架もニンニクも、マイの弱点ではないことがわかった貢。ただ自分の持つ吸血鬼のイメージが、マイの特性とかけ離れていることに不安を覚えた貢は、マイを連れ立って調査を行うことにする。そんな中出くわしたコスプレ部部長・カオルは、マイのコスプレセンスを見初め、強引にコスプレハロウィンパーティへと誘うのだった。カオルはマイの正体を知らぬまま、ヴァンパイアのコスプレをさせてしまうが!?

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    ハロウィンパーティで鮮烈なデビューを果たしてしまったマイは、聖十文字学園の生徒たちの注目を一身に浴びていた。彼女の不可解な振る舞いの秘密を暴こうとする面々。そしてその追及の矛先は、マイの保護者たる貢に向く。夜逃げ同然に血祭研究所へと逃げ込むふたり。しかし次々と乱入してくる魔手に、次第に混沌の様相を呈することとなる。一方のマイは騒ぎをよそに、またも禁断の血液に手を伸ばし……。

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    第5話 「父ちゃんが来た」

    マイの正体がヴァンパイアであることが公然の秘密となった。マイを継続して保護するため、血比呂の暗躍で聖十文字学園に夜学部を設立、マイを入学させ関係者も転入する運びとなった。そんな中、マイの父・ジルド・礼が突如、貢の家を訪ねてくる。再会を喜ぶマイ。そこに時を同じくして貢の父が帰国してきた。貢は自分の父とジルド・礼が、数十年来の宿命のライバルであったことを知らされる。

  • 第6話 「悪魔の城ドラキュラ」
    第6話 「悪魔の城ドラキュラ」

    遂に開校された聖十文字学園・夜学部。輝かしき一期生として、初の学園祭に挑む貢たちは、名作と名高い『悪魔の城ドラキュラ』の演劇を出し物として選ぶ。しかし妥協知らずで几帳面、完璧主義のA型風紀委員・仁子が鬼の演出家と化したため、マイの心は次第に追い詰められていく。そして迎えた学園祭当日、マイは緊張のあまり貧血で倒れてしまう。血比呂の判断で、仁子の血がマイに与えられるが!?

  • 第7話 「Day for Night」
    第7話 「Day for Night」

    献血キャンペーンPVを制作する! 映画研究会会長・マキがぶち上げたこの企画により、怒涛の突貫制作スケジュールが立てられた。しかし蓋を開けると、構想も脚本も監督・マキの頭の中にしか存在しない。撮影が進むにつれ雲行きが怪しくなる中、マキは周囲の不満を、時にトランジスタメガホンの一声で斬り捨て、時にマニアック映画トークで煙に巻き、なんとかクランクアップにこぎつける。

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    『Memories』、そうラベリングされた1本の採血瓶の中には、正体不明の古い血液が保存されていた。担任教師であり、献血部顧問でもある血比呂が大切にしているその血液が何なのか?、生徒たちは気になって仕方がない。血比呂は語り始める。そこには若き彼女と共に壮絶な青春を駆け抜けた、とある男性の存在があった。血祭血比呂……比類なき天才血液学者の魂を揺さぶる長き物語が、今、紐解かれる。

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    ポタポタポタ……と、貢の左腕からは血が流れ続けていた。海水浴に来ていた貢は、クラゲに噛まれたことで左腕に傷を負ったのだ。マイに飲ませるための、自らの貴重な血が流れ出すのを一刻も早く止めようと、貢は医者を求めひたすらさまよう。朦朧とする意識のせいか、いつもと違って見える景色や仲間たち。これは夢なのか現実なのか? ようやく見つけた医者先生は、もちろんあの人で……。

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