舞台は、少子化の影響で女子高から共学となった私立桜才学園高等部。その男女比は28:524.圧倒的な女子高生天国の中、津田タカトシはひょんなことから生徒会副会長に就任する。彼は作中登場キャラの中でも、ゴクゴク普通な一般・常識人。
堅いイメージの生徒会。だがそこは、想像を遥かに絶するメンバーがいた…
■キャスト
津田タカトシ/浅沼晋太郎
天草シノ/日笠陽子
七条アリア/佐藤聡美
萩村スズ/矢作紗友里
津田コトミ/下田麻美
横島ナルコ/小林ゆう
三葉ムツミ/小見川千明
畑ランコ/新井里美
五十嵐カエデ/加藤英美里
出島/田村睦心
■スタッフ
原作:氏家ト全(講談社 週刊少年マガジン連載)
監督:金澤洪充
シリーズ構成:中村誠
キャラクターデザイン・総作画監督:古田 誠
美術監督:野村正信(美峰)
色彩設定:小松さくら
音響監督:髙橋秀雄
音響制作:ドリームフォース
音楽:森悠也
音楽制作:スターチャイルドレコード
アニメーション制作:GoHands/製作 桜才学園生徒会室
【桜の木の下で】
私立桜才学園1年の津田タカトシは、校門前で服装検査していた生徒会長の天草シノに制服を着崩していたことをとがめられる。その後生徒会書記の七条アリア、会計の萩村スズも加わって、すったもんだしているうちにタカトシは遅刻。するとシノはお詫びと称してタカトシを強引に生徒会副会長に任命するのだった。
【毎回続くのこの感じ!?】
入学したてで校内に不案内なタカトシは、生徒会の会議に遅刻してしまう。そんなタカトシのためにシノたちは校内の案内を買って出るのだが、保健室や女子更衣室、体育倉庫などを、男子がトキメキそうな場所として紹介。さらには女子トイレの詳しい用途を教える。
【とりあえず脱いでみようか】
不慣れながらも、副会長として生徒会活動に精を出すタカトシ。あるとき生徒会に、新聞部の畑ランコから取材のオファーが届く。すると何故かアリアはタカトシにインタビュー指導を依頼する。その理由は「AVに良くあるから」というものだった。
【時に君はSかMか?】
圧倒的に女子の多い桜才学園の特異な環境に少し慣れ始めたタカトシは、クラスメイトの三葉ムツミから柔道部を作りたいと相談を受ける。さっそくムツミとともに生徒会へと相談に向かったタカトシだが、シノやアリアの下ネタボケについ振り回されてしまう。
【ならば君のその力を試させてもらおう】
行事が重なり、昼休みも会議をしなければならない生徒会一同。お嬢様であるアリアの弁当に格差を感じつつ仕事をこなすタカトシは、生徒会顧問の横島ナルコと出会う。ドラマの影響で教師になったという横島だが、タカトシを見て舌なめずり。「親睦を深めようぜ」と近づく。
【きらきらと輝くこいつはお主のなんだ?】
2階の空き教室を整理する生徒会一同に、横島から差し入れが届いた。ひと息入れるタカトシだったが、女性陣の次元を超えたボケにツッコミを入れることは忘れない。一方、2年生が明日から修学旅行のため、シノは生徒会をタカトシとスズに任せると言い渡す。
【我ながら見事な包み具合だ】
修学旅行で楽しみにしていた京都に着いたシノとアリア。ツッコミ役のタカトシがいないため、いつもの下ネタボケが果てしなく続く。一方、取材に余念がない畑は、どこへでもカメラを持ち込みシノやアリアのスクープを狙う。
【会長!もっと裾を広げちゃってください!】
修学旅行といえば、夜の枕投げ。いつもは校則に厳しいシノだったが、この一大イベントだけはノリノリで参加。だがここにも、乱れる浴衣の裾やポロリを狙って別のクラスの畑が潜入。テンションもマックスでシャッターを切り続ける。
【もう満腹なのか!?】
シノたちの留守中、生徒会の仕事をまったく片づけることができず、スズの家で仕事をすることになったタカトシ。ボケる人がいないことに違和感を覚えつつ仕事を続ける二人。スズの私服姿をつい見てしまうタカトシに、スズは自分の服が決して子供服ではなく、全てオーダーメイドと主張する
【だから見えないところで着崩している】
修学旅行から帰ったシノが、タカトシとスズにおみやげを持ってきた。男性にものを贈るのは初めてというシノがタカトシにあげたおみやげは、非常にいかがわしいモノだった。その一方で、生徒会室からシノのメロンパンが紛失する事件が起きる。頭脳明晰なシノは内部犯行と断定し、ある人物を犯人と見抜く。
【おめでたー】
服装検査や、解禁となる携帯持ち込みの対策のため、ちょっとお疲れ気味のシノ。そんな彼女の誕生日が近いことを知ったタカトシは、誕生日パーティーを開くことを提案する。生徒会役員のメンバーからのプレゼントはそれぞれ個性的で…。
【だから私はここまででいい】
シノの誕生パーティは楽しく終わったが、外はあいにくの雨。そこで、ちょうど置き傘をしていたタカトシがシノと相合傘で一緒に帰ることに
【お尻、大変でしょ?】
風邪をひき、熱を出してしまったタカトシ。タカトシの傘を借り、濡れてしまったことが原因と、シノは責任を感じて放課後、生徒会を代表して津田家へお見舞いに向かう。だがタカトシの妹のコトミは、訪問したシノを出張○○の女性と勘違いしてしまう。
【欲求不満なだけだ!】
「スタイルに自信がないので水着は苦手だ」と言いつつも、プール開きを明日に控えワクワクしているシノ。明日の降水確率が40%と聞いて不安になり、テルテル坊主を吊していた。ところがランコから明日の水泳で水着の撮影すると言われ、雨を降らせようとテルテル坊主を逆さにしてしまう。
【私もパンをくわえて登校しなきゃ!】
生徒会長として生徒の悩み事を聞いているシノは、アリアから気になる相手がいると相談を受ける。シノは頭ごなしに恋愛禁止と注意しようとするが、タカトシのアドバイスで親友として接しようと態度を改める。だがアリアの気になる相手は意外なものだった。
【津田くんは読まないわ!使うのよ!】
夏の定番、怪談話が流行っている桜才学園。そんな時、生徒会に、三階の廊下で不気味な笑い声が響くからなんとかして欲しいと投書が届いた。早速、調査に向かおうとするシノだったが、スズは気乗りしない様子。その理由とは・・・。
【受けがあるなら攻めがあるだろー!】
放課後、タカトシとともに柔道部の活動を見学するシノ。柔道部の練習を見ていかがわしい妄想をしていたシノは、寝技の練習に飛び入りで参加し新たな攻撃方法を考案する。その時、女子同士が絡み合う姿を、畑ランコのレンズが狙っていた。
【いや、服は着て来い】
終業式のスピーチ前に、シノのしゃっくりが止まらなくなってしまう。このままでは格好が付かないとあの手この手で何とかしゃっくり止めようとする。無事スピーチを終えたシノは、夏休み恒例の海水浴イベントの準備をするため、アリアと一緒にデパートへ水着を買いに出かける。
【だんだん大きくなってくわ】
親睦を深める恒例の日帰り海水浴に出かけた生徒会一同は、赤いビキニに大きなイルカ型の浮き袋と気合の入ったシノを中心に、それぞれの方法で海を満喫していた。ところが、引率でドライバーの横島先生が、誘惑に負けてビールを飲んで眠り込んでしまう。
【津田君はボーイズラブ】
横島先生の失態で、一泊するハメになった生徒会一同。姉弟という設定で宿を取り、家族への連絡でも偽装工作に余念のないシノたちであったが、なんと新聞部の合宿で宿泊中の畑ランコと遭遇。真夏のスキャンダル暴露の予感に、生徒会一同に緊張が走る。
【あ!?お前は朝のイチゴパンツ!】
来月に行なわれる体育祭に備え、競技の内容などの打ち合わせに忙しい生徒会一同。今回は共学化初の体育祭となるので、男子のタカトシにさまざまな意見が求められる。タカトシはシノとアリアの下ネタにツッコミを入れつつ、体育祭のために知恵をしぼる。
【筆おろしが流行るかもしれん】
ある日、2年生で風紀委員長の五十嵐カエデが生徒会室を訪れた。なんと海水浴での外泊がバレてしまったのだ。誤解を解こうとする生徒会一同に対して、じっと相手の目を見て事の真偽を確かめようとするカエデ。だがなぜか、タカトシの目だけは見つめられなかった。
【みんなの分まで私が戦う!】
他校と初めて練習試合をする柔道部を応援しようと、試合会場に駆けつける生徒会一同。だが不幸にも練習中、部員の一人が怪我をしてしまう。このままでは欠員が出てしまい桜才学園が圧倒的に不利。この危機を打開すべく、シノが柔道着に着替えて代役を買って出るのだが……。
【いくらで買います?】
生徒会の活動やイベントなどを知らせるため、新聞を作ろうとするシノ。新聞部の協力を得て制作は進められたが、案の定ランコやアリアがボケるせいで作業は脱線しっぱなし。だがここで、タカトシが意外な才能を発揮し、全桜才学園女子を涙の海に沈めてしまう。
【なるほど!関係ないな!俺たち!】
シノが楽しみにしていた体育祭が、明日に迫った。準備やリハーサルを済ませて、生徒会一同は思い思いの夜を過ごす。結局、シノはワクワクしすぎて一睡もできずに体育祭に突入。タカトシは借り物競走で引っ張りだことなる。
【ベネズエラ】
体育祭も後半戦に入り、白熱した順位争いが続く。最終競技となるサークル対抗リレーでは、シノたちも生徒会チームとしてエントリーする。『学園の種馬』とコールされたタカトシから、シノ、アリアと手渡されたバトンは、最終走者のスズに託される。
【メイドは見た!お嬢様の淫らな(略) 】
体育祭が終わったある日、シノたちはアリアの自宅に招かれた。想像以上に広大なお屋敷や、七条家に仕えるメイド・出島サヤカの存在にシノたちは驚かされる。だが出島は最近屋敷に来たばかりで、以前は「開発関係」の仕事に従事いたという…。
【俺にそんなキャラ設定はない】
IQ180の天才だが、身長がコンプレックスのスズ、風紀委員長だが男性恐怖症のカエデ、スクープのためならどんな犠牲でも払うランコ。シノやアリアと同様それぞれクセのある3人だが、人知れず苦労を抱えていた。果たして、3人の悩みとはどんなものだろうか。
【私でよければ付き合うが】
体育祭に引き続き、桜才学園では文化祭が開催された。またもやワクワクしすぎて眠れなかったシノだったが、童心に返って文化祭を満喫する。アリアやスズもそれぞれの方法で文化祭を楽しむが、タカトシは疲れすぎてつい、裏庭のベンチで眠り込んでしまう。
【それは津田君の使用済みティッシュ】
受験生のコトミは、兄のタカトシが通う桜才学園を狙っていた。人目がないと勉強がはかどらないコトミに付き合っていたタカトシは、桜才学園に面接試験があることを思い出す。そこでタカトシはコトミの練習相手になるが、その答えは妙なものばかりであった。
【下着もつけたほうがいい?】
年末に恒例の大掃除を始める生徒会一同。タカトシは自分が強烈なエロネタに順応していることに戦慄する一方、貴重な男手として活躍していた。ところがスズに『将来、尻に敷かれるタイプ』と言われたことで、タカトシはシノかアリアのどちらも選べばいいのか困ってしまう。
【サンタさんの性癖】
クリスマスにタカトシは、シノやスズとともにアリアの別荘に招待された。同行したコトミがシノと一緒にはしゃぐ中、サヤカによってパーティーの準備が着々と進む。そしてパーティーでは、シノが感謝の気持ちとして、タカトシに個人的なプレゼントを渡す。
【一般的な恥じらいです】
新年早々、シノたちの初日の出ドライブに連れ出されたタカトシは、続いて初詣にも付き合わされる。人ごみのなか、はぐれないようスズのツインテールを手首に結んでいたタカトシだったが、シノたちの姿を見失ってしまう。
【制服は半脱ぎが相場だよ】
桜才学園がバレンタインを迎えていたころ、コトミはスズに臨時家庭教師をお願いして、受験の追いこみをしていた。そして試験当日、偶然コトミの面接を担当した横島先生は、その天然かつエロネタを織り交ぜた受け答えに、大きな可能性を感じ始める。
【君なりの露出プレイじゃなかったのか?】
試験を無事に終えたものの、不合格の夢を見てため息が絶えないコトミ。だが合格発表当日、コトミは掲示板に自分の受験番号を発見する。うれしさのあまり思わずガッツポーズを決めたコトミは、夢かどうかを確かめるため、シノにある場所をつねってもらう。
【生徒会役員共!乙!】
放課後に校内の見回りをしている途中、今更ながらロボット研究会の存在に気づいたシノとタカトシ。そこには、スズの友人である轟ネネが所属していた。ネネは、最近まであまり機械に興味がなかったが、ある物をさらにパワーアップするがため、ロボット研究会に入部していたのだ。